
北海道遠征も4日目。
86S 2日目はいよいよお待ちかねのサーキット走行コンテンツが行われます。
前日配られて案内書に朝食はバスでの移動中に軽食を配ると有ったので、それでは足らないだろうと朝からRed Bullを飲んで気合いを入れていたら、
大きめのおにぎりが2個入った、結構しっかりしたお弁当でした。(^_^;)
サーキット到着後は前日の脅しの通りに全員、呼気アルコール度チェック。見事全員クリアされたようです。
結構飲んでおられた方もいらっしゃったのに、みなさんさすがに飲み慣れていらっしゃる。
まずは当日のコンテンツについて、全体ブリーフィング。
2日目も快晴で、気持ちの良い天候でした。
特にサーキット走行コンテンツについての注意等が行われた後、メインストレートに移動して前日並べた各自の86の横に立って、2回目の記念撮影。

(こちらも実際の記念写真は公式ホームページで~)
クルマをパドックに戻して、いよいよメインコンテンツ開始。
全体を4つのグループに分けて、4つのコンテンツを順繰りに回ります。
自分のグループの一つ目は多田CE始め86開発担当の方々とのミーティング。
最初の内はあまり突っ込んだ質問は無かったのですが、S○Vについて「結構馬鹿に出来ない」という発言には少々驚きました。(付けてみたことが有るんだなーと)
後、オープンモデルについては現在の世界的な経済状況(特に欧州)では出しにくい状況だとのこと。トヨタのオープンモデルは歴代赤字続きだそうで、僅かでも利益だ出せる状況にならないとダメなそうな。とにかくユーザー側から声を上げて欲しいとのことだったので、オープンを心待ちにしている方はトヨタにラブコールを送り続けるしか無いようです。
ただ、「どのモデルでオープンを出すのがいいかも考えている」との発言もあり、ここでも他のスポーツモデルが出ることを暗に表明されており、富士重工との問題もあって86では出ないかもしれませんね~。
お次はイーストパドックでテールスライド同乗走行。
MEGA WEBの86 ACADEMYで行われているコントロールテクニックプログラムのアクセルターン、サイドターンを体験するコンテンツです。
一人当たりの時間は1分ぐらいだったかな?
ピストン西沢さんがドライバーの時はノリノリの為、若干長めでお得だったように思います。(^_^;)
走行の合間にタイヤとラジエーターに水を掛けながらでしたが、
新品の「RE-11A」がボロボロ…。写真撮影されていたスタッフの方もボソッと言われていましたが、「勿体ない!」の一言。何セットダメになったことやら。
自分の番が終わると、後は見ているしか無いので最後の方はちょっと退屈。グループの中には「俺に運転させろ。もっとうまく操ってやる!」という猛者が数名。いずれも結構なお年のはずですが、ああいう風に歳を取りたいものです。
ただ、「その場で円を描くように回転させるアクセルターンやサイドターンを学び、日々のドライブの安全運転に活かしてもらう」という趣旨ですが、「日々のドライブでこんな技術が必要な走り方したらイカンだろ!」と思うのですが…。
ドリフトもそうですが、これらは競技や特定のサーキットでのみ可能であって、一般道では使うことが無い(使っちゃいけない)と思うのですがねえ。
それか、トヨタがもっとそういう走りが出来る環境を全国に整備してくれば良いのですが。(^_^;)
これで、午前の部は終了。昼食はメインストレートで食事です。
これぞ軽食?まあ、午後からも走行が有るのであまり満腹でも拙いのですが。
今回の86にちなんだメニューは長辺86㎝のチーズケーキ。この後一口サイズが各自に配られましたが、こいつが結構満腹感を与えてくれました。
午後はまずジュニアコースに移動。
やっと本格的に86の運転になります。
ここではi PHONEに組み込んだアプリを使ったグラビティ コントロール。
ジュニアコースにパイロンを立ててスラロームやレーンチェンジ走行部分を作り、要はGを掛け続ければ高得点が取れるということらしいです。
なぜか86ではなく、アクアG'sの先導で1周慣熟走行した後、1本目。

(走行中は写真撮影できないため待機中の写真です)
前の組でパイロン接触が有ったとの注意があり、慎重になりすぎて平均点の半分。
2本目は許容最高速度も80㎞/hに上がり、平均点まであと少し。
最後の3本目は何とか平均点はと気合いを入れ、インストラクターの方からも「コーナーでは良い具合にGが掛かってますよ」と言ってもらったのですが…、結果は平均点には届かず。(T_T)
「何が悪かったんでしょう」と聞いたら「運転が丁寧すぎましたね」と一般道でならうれしいお言葉。
加速が大人しかったとの指摘でしたが、急加速で最高速度にするより加速を継続した方が良いとの事前アドバイス通り、ブレーキングポイント手前で最高速になるよう運転したんですけどね~。難しかったです。(100㎞/h位出せばよかった)
最後は一番期待していたレーサートレースラン。
waku-dokiサーキットでもよく行われている、先導車の後ろに各自順繰りに付いてサーキットを周回するコンテンツ。
さすがに時間に対して台数が多いためか、最後を除いてストレートの通過は無し。ちょっと残念。
自分は2番手からのスタート。前の方は年上ですが、「サーキット走行の為に働いている」と言われる方で、クルマもそのようにカスタマイズされています。
とにかく下手に離されると先導車のペースが落とされてしまうので、マニュアルモードで回転数を落とさないように注意。ただ、前のクルマとブレーキの性能が違いすぎるので、ブレーキングポイントだけは惑わされないように気を付けました。
富士と違い本当にフラットなコースなので走りやすく感じましたが、同じようなレイアウトのコーナーが2回続くので、ペースが上がってくると1つ目と2つ目を混同しそうに。
出来れば午前と午後に1回ずつ走りたかったですね~。
これでグループに分かれてのコンテンツは終了し、最後の走行コンテンツであるパレードランへ。
スロー走行だったので、3本指でカメラ、2本指でハンドル握ってちょっと走行シーンを撮影。
(決して一般道では真似しないで下さい~)(^_^;)
でも1周で終わるとは思わなかったな~。ここもちょっと残念。
チェッカーが出てこれでコンテンツは全て終了。
閉会式はピットの屋上で。何でかなーと思っていたら最後にまたサプライズ。
テールスライド同乗走行のドライバーによって、ブラックマークで「86S」の3文字。
十勝スピードウェイもよく許可しましたね~。しばらく消えませんよ、これ。(それが狙いか?)
閉会式終了と同時に陽も沈み、
楽しかった2日間が終了しました。
駄目元で申し込んだ86S J005 TOKACHIでしたが、新しいお知り合いも出来、参加出来て本当に良かったイベントでした。
今後86を購入したとしても雨天走行厳禁にするので参加申し込みも出来ないし、これが最初で最後のトヨタ主催の86S参加になるんでしょうね。オーナー主催のJFナンバーの方には機会があれば参加したいですが。