キャブレターオーバーホール　その４ ～ブローバイガス対策～

これまで、キャブセッティング中の仮仕様として
ブローバイガスを大気開放していた。

臭いが強く、気分が悪くなる。
環境にも悪そうなので至急対策を行う。

オイルキャッチタンク＋キャブレターへのフィードバックパスの構築を目指す。

近くのホームセンターで購入してきた、構成部品を並べる。
・K&N　エアーフィルタ
・ダイドーブレンド　コーヒー　BLACK+Espresso　※
・ジョイント　片口ナット付（J-214CZ)　　※２
・ジョイント　片口めねじ用（J-１14CZ)　※２
・水道ホース用ジョイント　外径12mm 　※３
・ゴム製パッキン

※　　2012年ワールドバリスタチャンピオン監修
※２　ホース口外径7mm エアツール用のジョイント
※３　本部品は使用せず、　外径12mmの熱帯魚用のジョイントを使った。

K&N　エアーフィルタに　穴を開けて　ジョイントを差し込む。
ジョイントよりも　穴が大きくならないように、確かめながら穴を広げる。

エアフィルターのこのスペースに取り付けたかったため、ジョイントのサイズは外形7mmとした。
ジョイントのナットは外し、抜けないように裏からワッシャーをかましてある。

今回、オイルキャッチタンクを入手する時間がないのと、
効果を確認するために、ボトルコーヒーの空き缶で試作した。

ダイドーブレンド　コーヒー　BLACK+Espresso　の空き缶に穴を開け　ジョイントを取り付ける。
コーヒー缶は、薄く（ぺらぺら）加工しやすいため、試作用に適している。
軽くて、密閉性も良い。

ブローバイガス　キャッチ＆フィードバックパス。
接続＆動作イメージ（妄想）。

エアフィルターが内側から汚れてしまう懸念あり。

早速取り付けてみる。
ブローバイガス　キャッチ＆フィードバックパス。
接続＆動作イメージ（妄想）。

エアフィルターが内側から汚れてしまう懸念あり。

装着完了。
・・・。
・・・。
・・・。
・・・・とりあえずエンジンを始動して、試走。

結果、臭いが収まった！大気への開放は無事止まったと判断。

どこまでブローバイガスが、フィードバックできているかは不明だが、
そこそこ上手く機能している感触。
今後、仮仕様のアルミコーヒー缶から、もう少ししっかりしたものに置き換える予定。

キャブレターセッティングは　続く。