2015年11月07日
eBay UKで購入したドライブシャフト左右を計6本分解し、点検。
ドライブシャフト左(2001年前期)
ドライブシャフト左(2002年前期)
ドライブシャフト左(2002年後期)
ドライブシャフト右(2002年前期)
ドライブシャフト右(2002年後期)
ドライブシャフト右(2006年後期)
腐食により外(ハブ)側ジョイントのアウタ外観は悪いが、他は整備車輌から取外したものより良好。
1本のみ外(ハブ)側ジョイントのアウタ内ベアリング面の鋼球が接触しない箇所に巣穴あり。
前期用を使用し、後期用を予備として保管する予定。
ジョイント用ブーツは、目視で外観に損傷がないので、洗浄し、再使用する予定。
内側ジョイントのベアリングは、Cリングをシャフトから外す手で抜けるものとプーラでないと抜けないものがある。
内側ジョイントのベアリング(スパイダ)は、最低3種類あり、コストダウンにより①②③の順番に変更したと思われる。
①スパイダのベアリング嵌合部の先端、スパイダのベアリング間中心に穴あり
②スパイダのベアリング嵌合部の先端に穴あり
③穴無し
内側ジョイントのアウタは、最低2種類あり。
アウタ内部にFORD、製造年と部品番号の印があるものと、アルファベットの印があるものがある。
Posted at 2015/11/12 00:55:35 | |
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整備作業 | 日記
2015年10月14日
フロントウィッシュボーン、フロントウィッシュボーン&スタビライザ用ブラケット、スタビライザ、リアアクスル用ブラケットを取付け。
後日アライメント調整が必要な為、仮付けとする。
Posted at 2015/10/19 03:13:34 | |
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整備作業 | 日記
2015年10月14日
オイル漏れはないが序なので、ミッションからドライブシャフト部のオイルシール左右を取外し。
何故かオイルシール奥のベアリング内輪に複数の打痕があり、オイルストーンで修正。
オイルシールは、サイズが外径55mm、内径40mm、厚さ8mm、ダストシール付(ダブルリップ)、eBayで調べると材質はNBR。
NOK株式会社の型式は、TC40558。
武蔵オイルシール工業株式会社の型式は、UE40558。
Posted at 2015/10/19 03:01:26 | |
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整備作業 | 日記
2015年10月13日
点検の為、ナックル左右からハブ、ベアリング、ABSセンサーリング、サークリップ、スタッドボルトを取外し。
ハブシャフトとベアリング内輪の嵌合がマイナス公差なのか(寸法未計測)?、腐食進行による打痕あり、交換が必要。
他は異常なく、ベアリングも良好。
ABSセンサーリングは、スタッドボルトを均等に押せば、見た目は変形せずに外れる。
再使用可否は不明だが、通常不可と思われる。
交換するので試しにハブをモノタロウのタンクサビ取りクリーナーに5日間漬けた結果、ベアリング内輪との嵌合部、スプライン部が溶けた。
一緒にFIESTA(GH-WFOFYJ)、アクセラ(BKEP)を漬けたが、FIESTAは同一、アクセラはスプライン部のみ溶けた。
手持ちのデミオのハブとブレーキを流用すれば出費はないが、最初は純正相当を運転したいので、今更ながら購入が必要。
KAとFIESTA(GH-WFOFYJ)では、ハブの形状がコストダウンの関係か若干異なる。
KAは、ハブ外(ホイール)側のスタッドボルト部に座繰り加工有。
FIESTA(GH-WFOFYJ)は、ハブ外(ホイール)側のスタッドボルト部に座繰り加工なし。
またロットによりハブの面取り部の加工が異なる。
アクセラ(BKEP)のナックルは、ハブのスプライン径が異なるので流用出来ない。
ナックルからハブを取外す為、ハブ用スライドハンマを購入。
今までホイールをスライドハンマ代わりに使用していたが、専用品は短時間で楽に外せる。
尚、結構首に衝撃を受けるので、頚椎椎間板ヘルニア等の方は、作業しないことを推奨する。
Posted at 2015/10/19 02:39:07 | |
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整備作業 | 日記
2015年10月07日
ミッション固定台を製作し、ミッションからドライブシャフト内側ジョイントを左側は900mmのバール、右側は1,200mmの金テコで取外し。
点検結果
内側ジョイントのアウタは、左右共に内部に摩耗有。
内側ジョイントのベアリングは、左右共に動きが悪く、回転させると引掛り有。
外(ハブ)側ジョイントは、左右共に手で押しても可動部は狭く、シャフトをベアリング内輪に差しても動きが悪く、方向によってはかなり引掛り有。
外(ハブ)側ジョイントのアウタは、左右共に内部に摩耗有。
尚、動きの悪い外(ハブ)側ジョイントだが、試しに60℃位に暖めると動きが良くなる。
程度が悪いので、試しに以前外した内側ジョイントのベアリングと外(ハブ)側ジョイントをモノタロウのタンクサビ取りクリーナーに漬けてみた。
内側ジョイントのベアリングは、3日間の漬置きで変色し、少し動きが良くなったが、交換が必要。
外(ハブ)側ジョイントは、1週間の漬置きでアウタ、ベアリングの内輪、リテーナ、ボールの浸炭部が溶け、使用不可になり、交換が必要。
FORDへの供給メーカ不明の為、純正か社外かどちらを購入するか検討中。
純正は、高価と思われる新品は却下、中古を複数購入、分解し、程度の良い物を組合せ使用予定。
社外であれば、何種類もあり、安価な製品もあるが、信頼の置けるベアリングメーカSKF社の左側:VJKC5810、右側VJKC5811を購入予定。
エヌケーエヌ株式会社へ新規製作可能か問合せする予定。
ネット検索の結果、内側ジョイントの販売はなく、SKF社のみがベアリングとCリングのセット品:VKLA8949を販売。
ドライブシャフト流用検討結果
FIESTA(GH-WFOFYJ)は、互換性なし。
但し、外(ハブ)側ジョイントは、FORD KAのシャフトスプライン部にリング溝を加工すれば、強化品として使用可能。
外(ハブ)側ジョイントのアウタ径は、KAが約73mm、FIESTA(GH-WFOFYJ)が約75mm。
デミオ(DW)は、見た目で互換性なし。
デミオ(DY3W)は、互換性ないが、外(ハブ)側ジョイントのアウタの外形は同一。
デミオ(DE3FS)は、互換性ないが、外(ハブ)側ジョイントのアウタの外形は同一。
デミオ(DJ)は、中古の流通価格が高い為、未確認。
2015年10月19日追記
FORD KAとデミオの外(ハブ)側ジョイントのアウタの外形について、2002年までのFORD KAは、ドライブシャフト用ナットを締付け後、ナット先端を叩き込む窪みがある。以降は同一。
Posted at 2015/10/10 14:44:40 | |
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整備作業 | 日記