
この記事は「宇宙関連施設紹介」の記録保存用記事です。
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市内宇宙関連施設紹介 Space-related facility introduction
佐久市は標高が高く、澄んだ空気、抜群の晴天率など天体観測に好条件が揃っている場所で、宇宙関連施設が市内に点在しています。この機会に市内の宇宙関連施設に是非足を運んでみてください。
JAXA臼田宇宙空間観測所 JAXA Usuda Deep Space Center
臼田宇宙空間観測所は1984(昭和59)年10月に国内最大の64mアンテナとともにハレー彗星の探査機(「さきがけ」、「すいせい」)の支援のために設立されました。64m、10m、および美笹54mの3つのアンテナを保有しています。64mアンテナは、その後「ひてん」、「GEOTAIL」、「のぞみ」、「はやぶさ」、「かぐや」、「あかつき」、「IKAROS」、「プロキオン」、「はやぶさ2」を支援してきました。また、「はるか」プロジェクトとしては電波望遠鏡としても使われました。「はやぶさ2」の運用は2021年4月から主に美笹54mアンテナに移行しています。口に64mアンテナは、次の小型月ミッションであるSLIMの支部援も行います。見学等の情報はこちらをご参照ください。
うすだスタードーム Usuda star dome
1996年11月に開館した公開天文台。世界に3つしかないアイリッド(まぶた)型のドームに収められた、口径60センチメートルの大型反射望遠鏡を中心とする本格的な天体観測を、どなたでも気軽に体験できます。街灯りの少ない山間地に建てられており、肉眼で天の川や四季の星座を眺めることはもちろん都会では観ることができない多彩な天体を、大迫力でご覧いただくことができます。
【望遠鏡の種類】・60cm反射望遠鏡1台・20cm屈折望遠鏡2台・15cm屈折望遠鏡1台ほか
sakumo 佐久市 子ども未来館 Saku children's science dome for the future
「佐久市子ども未来館」(愛称sakumo(サクモ))は、体験・コミュニケーションを通して、子ども達の「未来をつくる力(自ら課題を見つけ、それらを解決する方法を考え、創造する力)」を育むチルドレンズミュージアム(体験型子ども博物館)です。2018年にプラネタリウムを、2020年に常設展示をリニューアルし、2021年3月21日には開館20周年を迎えました。スタッフが考案したワークショップや、月の重力を体験出来るムーンウォーカー、迫力のあるプラネタリウムなど様々な体験をする事が出来ます。美笹深宇宙探査用地上局のパネル実物を見て触れる展示もあります。皆様、ぜひお越しください!
稲荷山公園 Inariyama Park
稲荷山公園は、臼田城山にある広さ4haの眺望が素晴らしい公園です。高さ35mの宇宙ロケット型展望台「コスモタワー」の周辺には、銀河鉄道や月面クレーター、全長約63mのローラースラーダーをメインとする複合型遊具「宇宙衛星スライダー(spacesatelliteslider)」や花木園などがあり、全国でも珍しい「宇宙公園」として整備されています。信州サンセットポイント100選にも選ばれているこのタワーからの眺望は絶景ですので、天気の良い休日には、ご家族やご友人と一緒に稲荷山公園に出かけてみてはいかがでしょうか。

美笹深宇宙探査用地上局の目的と概要 Overview of Misasa Deep Space Station
美笹深宇宙探査用地上局は、惑星及びそれらの衛星、小惑星、彗星や月などの観測や探査を行う宇宙探査機に向けて指令電波を送信し、かつ、探査機からの状態データや観測データを受信します。宇宙探査機は地球から遠く離れた場所にあるため、地球に送られてくる信号は微弱となります。その微弱な信号を受信するため、雨量が少なく、都市雑音などの影響を受けないこの場所が選ばれています。大型パラボラアンテナの主反射鏡は直径54mで、アンテナ全体の総重量は約2200トンあります。このような宇宙探査機の追跡管制を目的とした大型アンテナは、JAXA(国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構)のほか、アメリカのNASA(アメリカ航空宇宙局)やヨーロッパのESA(欧州宇宙機関)をはじめ世界の数機関が保有しています。
The Misasa Deep Space Station has the capability of transmitting commands to deep space probes and receiving observation data and status data from them as they fly closer to satellites such as the moon, planets and comets. To receive faint and subtle signals from deep space, the station needs to be located in the area which is low-rainfall and unaffected by town noises, and Misasa was chosen as the best place. The primary mirror's diameter of the large parabolic antenna is 54 meters, and the antenna weights about 2,200 tons in total. X-band and Ka-band radio waves are used for communicating with deep space probes. Other international organizations such as NASA (USA) and ESA (Europe) also possess this type of large antenna which is for tracking and controlling deep space probes.
最後は、画像だけです。

記録は終わり。
Posted at 2021/10/14 18:59:35 | |
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中部北陸ツーリング(NC700X) | 日記