V37が来て、早2か月弱が過ぎました
この間、静岡→千葉→静岡 を4回は往復し、残りは普段の通勤で
計3,000kmほど走り込みました。
平日は毎日、読んでいた機構のマニュアルもだいたい頭に入ったのと
目標にしていた、ナビ関係のLEXUS化(全く同じにはなりませんが、使い勝手
を中心にG-Linkの便利さをV37でも実現できるか?をLEXUS化と称しました)
もほぼ終わったので、LEXUS RXの記憶がまだあるうちに比較レポートをしたため
たいと思います。
【ナビ&使い勝手&プレミアム度など編】
2017年の3月頃から、車の乗り換えを検討しはじめ
(RXが5年走行9万キロに迫ったため)
候補を、LEXUS IS 200t OR 350 Fスポ、 RC 200t OR 350 Fスポ
スカイラインハイブリッド Type SP に絞って検討してきたのですが
そのとき、動力性能はもちろん、内装、ナビの使いかって、セキュリティ、
ディーラー対応 etc etc わがままですから、どの要素も捨てがたく
悩みまくっていました。
みんから内でのいろいろなレビューを読むと、ナビやブレーキのソフトウエア系に
問題があるといような発言が多く、動力性能を取るか? ソフトの問題を重視するか?
悩みまくりましたが、乗ってみなくてはわからないので、 車は走りが良ければ、他に
問題があっても、我慢できるだろう? と 自分を言い聞かせ、スカイラインV37に
決めました。
走りに関しては、前ブログに書きましたので、ソフト面の比較をしたいと思います。
①ナビについて
LEXUSで気に入っていたのは、あの、マウス状のスティックで画面上のアイコンを操作でき
画面タッチ等をしなくても、目的地の設定、コンビになどの画面表示のON/OFF、G-Linkで
交通情報やハードディスクに入れたミュージックの選択ができることでした。
最近のLEXUSはRCとISではインターフェースが変わっていますが、考え方の基本は同じかと
思います。
これに対してV37は、 2画面のタッチスクリーンに、「マルチファンクションスイッチ」という
ダイヤル式のスイッチを配しています。
気が付けば、このマルチファンクションスイッチで、上の画面の地図上のアイコンは上下左右に
移動させることができるではありませんか! LEXUSほど自由自在に動きませんがね・・・・
そして、画面の拡大縮小(詳細~俯瞰)は、ダイヤルを回すことで自由にできます。
ちょっと違いますけどね(汗)
RXの場合は、目的地などの「文字」入力も、「マウス」矢印で一文字づつ選んでいかなくてはならない
ので、それはそれで疲れるので、その面では、 V37のほうが、直接タッチスクリーンをタッチ
して入力できるというメリットはあります。
V37に乗るまでは、このタッチスクリーンへのタッチが億劫な気がしましたが、下側の画面への
タッチは、シフトレバーに手を乗せたままでも指が届く距離なので、それほど苦労が増える
わけではありませんね。(ただ、視線の移動は大きくなります)
V37は車両のハードウエアの使用・不使用などもタッチスクリーンから操作する部分が多いですね
たとえば、デイライトのON・OFFとか ALCの設定とか、それぞれの項目が最初の画面から3階層目
にあるので、どこのメニューの階層にあったのか? たまにしか使わない機能は忘れるとイライラ
します。 まあ、 LEXUSも 「設定」 タグの下にBluetooth の電話機選択とかがあって、電話機を
換えたときそこまでいかないとワンタッチで切り替えられないとか(V37は複数電話機あらかじめ
登録しておいて 電話→登録してある電話機名をタッチ で済む) まあ、一長一短でしょうか?
そういう面では、最初に思っていたほど、ナビの不便さは感じません。
V37ナビの反応等で「最悪」という評価が結構見受けられますが、LEXUSのナビの反応もそれほど
変わらないと思います。(笑)
②G-Link VS Carwings
今回、数週間かけて、V37ナビのLEXUS化(と自分では思ってる)をしてきましたが、
G-Linkなら、納車されたあと、何もしなくても付いてくる機能が、V37では結構苦労しました
これは、LEXUS車の場合、最近、トヨタのCMに出てくるT-Connect の様に、あらかじめ
車に携帯端末の送受信機能が含まれていて、月額の通信費も車両本体価格に含まれているから
なんですね。 V37もオプションのアダプターを取り付ければ(コンソールボックスにで~んと)
「近い」機能にはなりますが、 Bluetooth接続されたiPhoneかAndroido端末が必須になります。
CarwingsのOPとの通信は、自分のスマホからの発信になるわけです。
また、「ここです車メール」とかの機能はiPhoneとナビを「有線」で接続しないと使えない
のです。
https://minkara.carview.co.jp/userid/1982129/blog/41184253/
この辺はG-Linkの方が手間が不要ですので使い勝手がいいです。
それと、地図データーの更新もG-Linkはほぼ リアルタイムで自動的にUpDateされます
全部、契約料に含まれます(新車時から3年間は新車代金に含まれる)、車検後は
2年で3万円強払うと同じサービスが継続されます。 ちなみにV37はCarwingsのOPを使う場合でも
年間3,000円ですので、地図データのUpDateは都度お財布とご相談、の場合はCarwings
の方がリーズナブルですかね?
③セキュリティ
ここは、LEXUSとV37の一番大きな差ではないでしょうか? V37もオプションでセキュリティは
選べますが、LEXUSは標準でついてきます。
それも、○リモートでの車両状態の確認(スマホアプリで可) ○異常時にOPデスクからの電話
連絡 ○心配ならセコムが駆けつけ車両をチェック(出張などで自分で車を現認できない場合)無料
○事故が起きて、エアバッグが開いたときは、自動的にセンターへ通報され、センターから
車両へ電話がかかってきて、応答しないと、警察や救急へ連絡が行き、救急車が駆けつける
というサービスが付いています。 事故を起こさなければ無駄なサービスですが、田舎道や、峠道など
他の車に発見されない場合もあるので、イザという時の保険としては頼もしいサービスかと思います。
④プレミアム度
何をもって「プレミアム」なのか? 人、個人個人で考えは違うと思います。
私の中では、同じ機能、性能なのに、Priceが高い分納得のいくサービスを受けることで
「優越感」を感じられる。 ことでは無いか?と 定義しています。
例でいえば、国際線のビジネスクラスでしょうか?
同じ距離、同じ時間なのにチケットPriceが違うのですから・・・
ビジネスクラスを評価しない(できない)人は、ただ、席が広いだけだとか、お酒の種類が豊富なだけで
だとか、それでなんであんなに高い料金なんだ? と言われますが。
ビジネスクラスの高い料金には、フライトがキャンセルされたときの対応(ホテルの手配や、乗り継ぎ便の
手配など)や、乗り継ぎ時間の間の空港でのラウンジ利用権や、優先搭乗が含まれています。これって
やはり保険みたいなもんですよね?
ここまで書けば、おわかりのように、 プレミアム度は 残念ながら、V37はLEXUSを超えられていないと思います。
ただ、今回、久々にNISSAN車のディーラーとお付き合いしまいたが、担当してくれたSCさんはとても「アタリ」
でした。