こんにちは。
zvw30プリウスこと30系プリウスは、まもなく所有二年です。非常に完成されたクルマだというのは、プロフィールの通りです。
そんな中ひとつ気をつけているのがエンジンオイル。
私は、純正指定ハイブリッド車用をトヨタディーラーでチャージしてもらってます。化学合成油でもなんでもない鉱物油にモリブデンを配合したエンジンオイルです。0w-20です。
鉱物油より純度の高い全合成油は、ハイブリッド車には入れないほうが良いかもです(^^;;
以下、失敗談……。
私、30系プリウスに乗る前は20系プリウスでした。11万キロまで乗りました。手放した原因はエンジン不調だったんです。
何が不調だったかというと、エンジンが焼き付いたんです。(−_−;)
原因???
それが不明なんですよね!
私の仮説ではどうもエンジンオイルが怪しいんですが、ディーラーさんは最後までそれを認めませんでしたね(ーー;)
20系プリウス購入してから、4万キロ位までは鉱物油を入れてました。しかし4万キロ以降クルマに良かれと思い、カー用品店で100%化学合成オイルを入れることにしたんです。
鉱物油と全合成油の違いは、その純度のレベルの違いです。純度が高い全合成油のメリットは、より油膜が強くなりエンジン内部の保護ができることや寒い季節でもエンジンの始動性が良くなること、と認識しています。また、耐熱性が高くオイルの劣化を抑える=オイル交換のスパンを伸ばせる…とまあこんな理屈ですf^_^;)
とにかく距離を乗るので、5000キロ毎で交換していたスパンを8000キロ毎に伸ばせるのも大きなメリットでした。
ほぼ毎月3000キロ乗り、約1.5年経過した9.5万キロ前後からアクセルを踏み込むとエンジンからガラガラ、シャラシャラ音が耳につくようになります(°_°)
エンジンオイル交換は、8.8万キロ前後で済ませてありましたが、オイルゲージを抜くと、min以下に!(°_°)
慌てました!(°_°)(°_°)(°_°)
ドイツ車みたくエンジンオイルレベル警告灯くらいつけておいて欲しいものです!トヨタ様!!
まず、作業したカー用品店に電話して、前回のオイル交換作業時きっちりオイルを入れてくれたかの確認をすると、作業伝票にダブルチェックのサインがあるので絶対入れミスはないとのこと。(°_°)
そのまま即座にディーラーへ持ち込みします。結果、ディーラーのメカニックいわくオイル残は、2リッターを切っており、タール状になっていたとのこと。正常値の半分以下です(°_°)
10万キロ以内での申告ですが、原因によっては、メーカー保証が効くかは分からない。修理方法はエンジンオーバーホールしかありませんとのディーラー見解。実費だと40万円…(−_−;)
調査をしてメーカー見解を仰ぐとのことで、そのままクルマを預けます。90日ほどの長〜い代車生活が始まりました。
しかし、原因は何なんだろうと、ネットで色々調べると、ハイブリッド車に全合成油を使用するというのが、なんだか良くないみたいですね(ーー;)
プリウスは走行中でも頻繁にエンジンが停止しますよね。停止することで、エンジンの燃焼室内に水蒸気が発生します。この水蒸気が全合成油を分解してしまうらしいんです。分解=オイルの減だとすると今回の焼き付きの不具合納得いきますよね。
ディーラーさんにこの仮説を問合せるとメーカーに事例はないとのお返事。。しかし、今回はメーカー保証で対応しますとのこと。(ーー;)
(取説に全合成油はダメだって書いてませんしね。)
なんだかよく分かりませんが、費用負担がなくて良かった!まあ、こんな失敗談がありまして、現在の30系プリウスでは純正エンジンオイルを使用しております!
プリウスは、頻繁にエンジンが停止するため、油温も上がりにくく、ピストンとシリンダーブロックの間に摩耗を防ぐ油膜も出来にくい。よって、低粘度の鉱物油に潤滑作用のあるモリブデンを配合したハイブリッド専用エンジンオイルを指定としているんですね!
単なるガソリン車ならば、高額な全合成油をいれる方が絶対いいはずなのに、ハイブリッド車ではこの理屈が通じず本当に大変な思いをしましたf^_^;)
ご参考になれば幸いです。。。
(30系プリウスの取説より)
Posted at 2014/04/09 12:11:56 | |
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