E85ヘッドライトの前期/後期互換性について
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
私のクルマのヘッドライトのスモール点灯状況です。後期型なので、微妙なイカリングモドキなわけで、以前から何かしら弄りたいと思ってましたが、いきなり
こいつを殻割するのもリスキーなので、安い中古品を探しておりましたところ、前期型の出物を見つけたのでついポチっちゃいました。そこであわてて前期/後期の互換性を調べましたので、折角なので共有させていただきます。
2
前期型です。前後期で外観的にそう大きな違いはないです。ウインカーがオレンジからクリアになってますが、これは前期でもクリアのものがありましたしね。外側のLo/Hi切り替えライトはプロジェクターなのに前期の内側のハイビームはリフレクタータイプなのは変っちゃ変ですよね。Hiは4灯なので明るいですが。これを後期では無理やりダミーのプロジェクター風に仕立ててついでにイカリング風にしたんですが、これはこれで「何で内側だけ?」となりますし、Hiが2灯だけになって暗くなっちゃいましたね。これに伴ってベゼルの造形も若干変わってます。所詮台数の見込めない機種のMMCなのでお金は掛けられなかったんでしょうが、後期になっても全体の完成度はイマイチですね。
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で、ネットで回路図を確認したところ、カプラーと配線の色は前後期で基本的には変わってないようです。
因みにカプラーの絵は、ネットの配線図情報の絵が端子の配列のイメージに違和感があったので、実際の物に合わせて修正してます。
左下の写真はライト本体のカプラー挿入部で、右下は車体側カプラーを挿した状態です。
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前期型の配線です。左用のものですが、右も配線の色が若干違う以外は同じです。
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後期型です。前期に対してHiビームの回路が無くなっただけならよかったんですが、ポジションが、前期は小さいT10かなんかの電球だったので配線も細いのに対して、後期は無理やり仕立てた効率の悪いイカリング用に電球を大きくしたため、前期でハイビームだったところに太い配線で持って来てます。ですので前後期の単純なポン付けはできないんですね。
逆に言えば、ポジションの配線さえうまく組み替えれば前後期でのMIXも可能と思います。例えば前期型車両に後期のライトを付ける場合、Hiビームのところにポジションの配線を入れてやれば、ノーマル電球だと容量が足らないでしょうが、これをLEDにすれば抵抗なしで行けちゃったりするかもですね。
反対に後期車両に前期ライトを入れる場合は、ポジション用の容量が余る方向ですから大きな問題はなさそうです。Hiビームの方は諦めるか、点灯させたい場合はシャッターの信号でリレー等を駆動して別途電源線を増設して入れる等で何とかなりそうですね。(机上の空論ですから、活用は自己責任で)
以上のように、前後期の配線が理解できましたので、今後のカスタム化の作戦を練りたいと思います。
それにしてもE85のヘッドライトの殻割は大変みたいですね。シール材が加熱しても軟化しないので、ハウジングとレンズの両方を無傷で殻割することは絶対にできないんですね。なのでレンズを活かすためにハウジングの方をカットするのか、社外レンズを入れる前提でレンズをカットしてハウジングのミゾをほじくるのか、悩ましいところです。
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