
9月の3連休にて職場の人とコテージに宿泊していました。
そのときに撮った写真です。
楽しい時間もつかの間、チェックアウトの時刻がやってきて、その帰り道です。
2016/09/18 AM 宮城県某所にて、ハンドル操作ミスによる左側脱輪してしまいました。
場所は緩やかなカーブが続く道で、数か所だけヘアピンのようなカーブがありそこではまりました。
カーブを曲がっている途中で、路面がぬれていたこともありセンターラインに膨らんでしまったのです。
そのタイミングでちょうど対向車が来ており、多めにハンドルを切り左側に戻そうとしたところ、フロントのグリップが抜けてしまい、めいいっぱいハンドルを左にきり、対向車との接触は避けられましたが、ハンドルを戻し切れずに側溝に脱輪してしまいました。
初めての単独事故?であり、一瞬頭が真っ白になりましたが、保険会社やDラーにTELして無事に側溝から救ってもらいました。
レスキューのひとと電話で連絡してはいたのですが、何分はじめてなところでうまく場所を伝えられず、また、お互いに勘違いしていたこともあり、かなり時間がかかってしまいました。
今回助手席には職場の人をのせていました。
乗員にけがはありません。
レスキュー待ちしている間に車両の点検を行いました。
フロントレフト
リアレフト
ぱっとみフロントレフトはホイールが駄目だなと確信しました。
リアに関しても半周ガリ傷ついていました。
ボディはフロントバンパーに傷がついていたくらいで気になる程度ではありませんでした。
排気系統にもこすれたあともなく無傷でした。
時間がまだあったので今回の事故について自分なりに考えてみました。
事故ったときはみなさん、「あのときこうしていれば・・・」と思ったことがあると思います。
実際自分もそう思いました。
ただ、今回の事故をいろんな観点から考え直してみたのです。
1.側溝がなければ
側溝がなければ脱輪することもなかったと思います。しかし、脱輪しなかった場合ちょうど茂みに突っ込んだ場所に電柱があったのです。
助手席側は電柱にあたり、エアバックのリコール中のレガシィでは確実にけがをさせていたことでしょう
2.ハンドルをもどしきれていれば
対向車に驚きハンドルを左にめいいっぱいきってそのあと戻せていれば脱輪することはなかったと思います。しかし、反対側にはガードレールがあったのです。
ハンドルを戻せていたら、反対側のガードレールに突っ込みその下は急斜面で、落ちて行っていたかもしれません
3.脱輪する直前まで必死にハンドルをもどしていれば
グリップが抜けたあと、必死にハンドルを戻していれば脱輪しなかったかもしれません。
しかし、ハンドルを右に切った状態で側溝にはまっていたら確実にハンドルは壊れていたでしょう。
考え出したらきりがありませんでした。
このようにいろいろなことを考えているとあることに気付いたのです。
「あのときこうしていれば・・・」
この考えってどうなんでしょうか。
事故で一番怖いのは同乗者を死なせてしまうこともしくはけがをさせてしまうこと・他人の命、生活を奪ってしまうことです。
事故で自分が死ぬ分には何ら問題ないと思います。だって自分の責任なんだから。
いままでに事故の動画や話は周りからさんざん聞いてきました。
今こうやってブログにも載せてますが、所詮他人事なんだと思います。
実際に事故を起こしてじゃないと、人間の考え方って変わらないと思います。
頭では分かっていても心のすみっこでは自分は大丈夫という油断が必ずあると思います。
今回は本当に同乗者にけがをさせないで済み、それだけで安心しました。
車は所詮消耗品です。
金を出せばなんとでもなるのが車です。
しかし、人の命はお金で取り戻せるわけはありません。
そのことを痛感しました。
その後レスキューの人に助けてもらい、自宅までレガシィを輸送?してもらい、買ったばかりのホイールが駄目になったので、スタッドレスをはかせて、Dラーに点検に行きました。
入店と同時にいつも対応してくれる店員が心配そうに駆けつけてきました。
事故の話をすると店員は「レガシィが救ってくれたんですね」と言ってくれました。
その言葉を聞いた瞬間この車は意地でも治してあげたい。そう思いました。
リフトアップして点検してもらうと
リアのラテラルリンクっていう場所が凹んでました。
それとリアのショックの底をこすっていたらしく、軸が軽く曲がっているとのこと
左側のボディ中央部分にはプラスチックのカバーがされているのですが、見事に割れていました。
そして一番重症そうなフロントです。
写真だと見づらいですがロアアームが削れていました。
あとスタビリンクは外れていました。
思っていたよりもずっと軽傷?でした。
一応見積もりを出してもらいと、トータル13万に近い金額でした。
まぁ、新品で交換前提なので(^^;;;)
幸い全部自分で交換できる場所だったのでいろいろ対処の仕方はあるかと思います。
2週間前に19インチのホイールを買ったばかりですが、今日2本駄目にしました。
下回りも損傷しました。
けして安い金額ではありませんが、命があっただけもうけもんです。
けがもしていないのだから。
ちなみに以前、弟も22インチのホイールをはいていたのですが縁石にぶつけ、駄目にしましたw
うちの家系はインチアップは駄目なのかもしれませんww
あと、インチアップしていたこともあるのですが、今回テンパータイヤが使えませんでした。
外形が違うのでデフやミッションがやられるとのことでした。
WR-Limitedは純正で215/45/18をはいています。(外径651mm)
運転席のドアを開けたところにはもう一種類表記があり215/50R17(外径647mm)と記載されています。
この2種類の外径差は4mmです。テンパータイヤは何ミリまで外径差なら履いてもいいのでしょうね。
話はそれましたが、今回の事故ではたくさんの人のお世話になり、迷惑をかけ、心配させてしまいました。
それでも、けががなく、車の損傷も少なく、それ以上に学ぶことの多い事故でした。
長々と書きましたが、今後
自分がこのブログを読んだときに命の大切さについて改めて考えるよう、詳しく、また、自分が思ったことを書いています。
みんカラでは事故報告なんてさっらとしか書いていない人がたくさんいると思います。
「やっちまた・・」ではなく「命があってよかった」と考えるべきなのです。
命がないと好きな車も弄れないのだから・・・
以上!