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「ネットで中古車検索」

カーセンサーで検索すると、レヴォーグ STI Sport ♯が10数台ヒットしました。
玉数が意外にありますね。

2年落ちという事もあり、走行距離はほどほどの物ばかり。
まぁ、中には僕のような過走行車や、あれこれカスタマイズがされている車両もありました。
自分の好みに合致したカスタマイズであれば良いけど、そうでない車両は避けたくなりますね。

Sport ♯のボディカラーはセラミックホワイト、クリスタルブラック、WRブルー、オフショアブルーの4色がラインナップされています。
検索して出てきた中古車ではオフショアブルーが最も多く、次いでセラミックホワイト、WRブルーの順でした。
オフショアブルーはSport ♯の専用色のため選ばれる事が多いようです。
僕はBP5～VABとWRブルーを乗り継いできたわけですが、良くも悪くも目立つ色でした。
今回は大人しい色にしようという思いと、限定色という言葉に惹かれてオフショアブルー狙いとしました。

すると自分の行動範囲内のショップにオフショアブルーのちょうど良い車両がある事が判明！
早速ショップに連絡を取ってみると、一台は商談中だがもう一台オフショアブルーがあるとのこと。
この車両で話を進める事にしました。

「ディーラーへ」

VABの下取り査定とVNHの試乗および新車の見積もりのためにディーラーへ。
試乗車としてVNH（電子制御ダンパー装備の2.4L）を用意できなかったと言うことで、2.4Lを試乗するためにVBH(電子制御ダンパー非装備のGT-H EX)を、電子制御ダンパーを試乗するためにVN5(1.8LのSTI Sport EX)を用意してくれました。

先ずはVBHを試乗。
言うまでもなく速いですね。
街中の試乗レベルでは、308PSと275PSの差なんて感じられるわけありませんが、+400ccの効果で中間加速が速いように感じました。
CVTのお陰で加速も楽ちんです（つまらないとも言う）。

続いてVN5。
CB18型エンジン：177ps/5200～5600rpm、30.6kg・m/1600～3600rpm
街中を走る分には必要十分なパワーです。
しかし、開けた道で踏み込むと頭打ち感がありますね。
小さな車体でエンジンを使い切って走るようなタイプに載せると面白いかも。
電子制御ダンパーはComfort/Normal/Sport/Sport+と4つのモードが選べます。
乗り心地が硬いと言われ続けたスバルですが、これなら家族を乗せる時に乗り心地を気にしないで済みそうです。

店内に戻って見積もり。
セルフ見積もりで分かっていたので出して貰うまでもなかったけど・・・。
一応、「そんなにするの！？」と驚いたフリをしておきました。

そしてVABの下取り査定。
本来ディーラーで下取る時は純正状態が基本らしいのだけど、車種が車種だけに排気系が交換されていても下取ってくれるらしい。
査定の結果は100万円台半ばとのことでした。
同程度の中古車が300万弱で売られていることを考えると、もうちょっと行って欲しかったところ。
やはり買い取り業者に出すべきですね。

「レヴォーグについて改めてお勉強」

現行型レヴォーグは第二世代でVN型と呼ばれるモデルです。

レヴォーグは第一世代(VM)からMTが積まれていなかったし、第二世代は1.8L(VN5)と言うことで注目していなかったため、途中から2.4L(VNH)が追加されたことも知らなければVBHと同じエンジンを積んでいることも知りませんでした。

FA24型エンジン：275ps/5600rpm、38.2kg・m/2000～4800rpm
EJ20型エンジン：308ps/6400rpm、43.0kg・m/4400rpm

VABと比べたらVNHやVBHの数値は劣りますが、燃費が重視される世の中においては十分な性能じゃないですか。
とは言え、VNHの燃費は13.1km/Lと今時の車としてはアレだけど、VABと比べたら3.7km/Lも優れています！

と言うことで、VNH型すなわちSTI Sport R EXが候補になりました。
更に掘り下げていくと、STI Sport ♯と言うモデルが目に止まりました。
こんなモデルがあったんだねぇ。
2023年に500台限定で発売されたモデルで、10数分で売り切れたらしい。
STIの補強パーツにレカロやBBSなど専用パーツが天こ盛りで車両価格は5,764,000円（税込み）！

スバルのサイトでセルフ見積もりをしてみたところ、STI Sport ♯に近付けるためにパーツを盛り込むと軽く600万オーバー！
物価上昇で車の価格も上がっているとは聞いていましたが高すぎるよ～。

NA6以外の愛車は新車だったけど、今回は中古車も念頭に入れる必要があるかぁ。
となると狙いはSTI Sport ♯の中古車か。

「全幅1800mm以下」

これが僕の車選びの一つの基準です。
それは何故か。
駐車場の問題です。
利用している駐車場は機械式の立体駐車場のため、全幅1850mm以下に限られます。
実際のところ1795mmのVAB(WRX STI)でも入庫時には結構神経を使います。

VBH(WRX S4)は1825mmのため入らないことはないのですが、両サイドに1cmの余裕しかないとなるとちょっとでも斜めに入ってしまうとタイヤあるいはホイールを擦ってしまうでしょう。
仮にVBHの全幅がVNH(レヴォーグ)と同じ1795mmだったとしても、あのフェンダーモールやリヤバンパーのデザインが嫌いなため候補には入らなかったと思います。

各メーカーの1800mm以下のモデルを書き出してみます。
・スバル：クロストレック(1800)、レックス(1695)、レヴォーグ(1795)、BRZ(1775)、ジャスティ(1670)
・トヨタ：アクア(1695)、カローラスポーツ(1790)、ヤリス(1695)、ルーミー(1670)、ヴォクシー(1730)、シエンタ(1695)、ノア(1730)、カローラ(1745)、カローラアクシオ(1695)、プリウス(1780)、カローラツーリング(1745)、カローラフィールダー(1695)、ヤリスクロス(1765)、ライズ(1695)、GR86(1775)、ヤリスクロスGR SPORT(1765)
・ホンダ：フィット(1695)、ステップワゴン(1750)、フリード(1695)、ヴェゼル(1790)、WR-V(1790)、シビック(1800)
日産：ノートオーラ(1735)、ノート(1695)、キックス(1760)、セレナ(1695)
・マツダ：CX-3(1765)、CX-30(1795)、MX-30(1795)、MAZDA2(1695)、ロードスター(1735)
・三菱：デリカD:5(1795)、デリカD:2(1645)
・スズキ：クロスビー(1670)、ジムニーシエラ(1645)、ジムニーノマド(1645)、スイフト(1695)、スイフトスポーツ(1735)、ソリオ(1645)、フロンクス(1765)、ランディ(1730)

列挙してみると選択肢は豊富なように見えますが、この中でVABから乗り換えて満足できる走行性能を備えているモデルはと言うと・・・。
レヴォーグ、BRZ、GR86、ロードスター、スイフトスポーツくらいでしょうか。

GRヤリスは1805mmなので候補に入れても良いのですが、武闘派過ぎて今の我が家には合いません。
勿論、BMW135(1750)やBMW220(1780)、プジョー208(1745)のように欧州車にも1800mm以下で魅力的なモデルはありますが、メンテナンス諸々を考えると外車については及び腰になります。

と言うことで出来レースの様相を呈しておりますが、レヴォーグ一択になってしまうのでした。
そもそも275馬力のターボエンジンを積んでいるということ自体が今となっては稀有な存在だし、1795mmという設定も本当に絶妙だと思います。

「引っ越しの手伝い」

9月中旬の出来事。
次男が寮から出るため、業者は手配せずに自前で引っ越しする事に。

段ボール箱だけならばVABだって運べるぜ！
って事で出撃したものの、やはりワゴンの様に重ねて積むことは出来ないため何往復もすることになります。
猛暑の中での運搬作業、見ず知らずの住宅街の曲がりくねった細い道、何処まで行っても片側一車線しかない土地。
疲労が蓄積して、帰りの高速でつい弱音が出てしまいました。
「アイサイトがあれば楽なのに・・・。」
これに対してカミさんは「安全なクルマにして欲しいな。」と。

普段から深夜に長距離運転をする機会が多いため心配していたようです。
自分にとっても運転支援システムがあると助かるのは確かです。

SJGのアイサイトVer.2にはレーントレース機能はなかったけど、最新のアイサイトXはレーントレースどころか渋滞時のハンズフリーまでやってのけるのだからもの凄く進歩しているようです。

BRZならばMTでもアイサイトが装備されているけど機能は限定的。
アイサイトに重点を置くならばMTを諦める必要があります。
それにBRZでは人も荷物も積めないから、今回のような時に全く役に立たなくて我が家のニーズには合いません。
運転は楽しいけどね～。