2009年06月28日
昨晩のうちにフロントの車高を調整
F(地上~フェンダー)625ミリ、R605ミリ
減衰 前後3段
これで本番テストにのぞみました
1本目
ハンドルに手応えを感じながらグングン下って行きます
ブレーキング時の前後姿勢
コーナ進入での頭の入り
クリップでの向きの変わり具合
立ち上がり時のトラクションの掛かり
当たり前のことがきちんと出来てこそ連続するコーナーでリズムがうまれます
その他にも前の脚でどんなに煮詰めても克服出来なかった問題点の動きは?
その一つは、逆バンクになっているコーナーでいつも後輪の接地感が無くなる所があるのですがその部分でも一連の動作に不満がありません
リアのイン側の脚が空転すること無く、またアウト側のタイヤは逆バンク+ネガティブキャンバーは接地面積に不利にも関わらず路面にしっかりと4輪が接地してます
これは!と思いペースアップ
その後、今までブレーキングポイントが微妙に路面がうねっていてABSが効いて制動距離が延びてしまう部分でもしっかりとフロントが沈み込んでタイヤが路面に食いつき無駄にABSが効くことがなくなりました(ABSレスも考え中~)
このおかげで今までABSの無駄な効きのためにかなり手前から踏んでいたブレーキングも徐々に奥へとつめれます
その後、右左と連続で切り返す部分でもリズム良く荷重移動が決まります
無駄な動きがないのでコーナーとコーナーを繋ぐ部分が速い
その後Uターンして登ります
一番驚いた部分は100くらいで右左右に切り返す複合コーナーでブレーキをグッと当てただけでボディーをチョイひねりながらビシッと姿勢を決めてコーナークリア
以前は横Gが移る時にダラ~と感覚的にはタイヤ1本分無駄にスライドして治まるような感じでビシッとはいかなかった部分なんです
これはもっとスピードを上げないと弱点を見せてくれそうにありませんね
でも少しでも不満点を見つけないと前に進まないので更に1ラップして動きをみます
今までと同じ速度で走るとドライビングが楽なんで色々探りながら走行可能
ブレーキを踏むところも更に奥へ
そこで気が付いたこと
フルブレーキングからコーナーに入る時にリアのロールが早いこと
(リアアウト側の縮みよりもリアイン側の伸びが早い感じ)
ロール量は良いのですがもう少しゆっくり(ヒョイ→グッ)動いてくれた方のが進入速度を上げてもリアがブレイクし難いと感じました
この不満点を改善する為の今後の課題は
『車高を更に下げること』
前後のバランスを今のままで重心を下げることで安定方向に振って行こうと考えます
その為にはリアのスプリングアジャスターを無くして樹脂の台座を用意しなくてはいけませんね
手に入れ次第実行します
ここで初の本番テストを終えて『テスト用サスペンション』で感じたことをまとめ
いままでのアラゴEもしなやかに良く動きました
路面をタイヤがつかんで離さない感覚に自分でも最高なんでは?と思った程
しかし、ストローク量から来る妥協点もあって走る程、他(ブッシュ→ピロ)を弄る程に弱い部分が目に付くように…
そして今回のテスト用サスペンション
こちらも良く動きます
それもショックが動くだけでなくタイヤを潰す感覚が伝わって来るんです
それに補強したボディーがちょっぴり捩じれる感覚まで伝わりタイヤ~ボディーまでの一体感がある
実際に走行後のタイヤは今までよりも全然外側まで接地している
タイヤ温度もかなり高い(今回は計測器を忘れて手のひら計測ですが…)
タイヤを潰すために空気圧を少なくしていたのですがその必要は無くある程度高い空気圧のがバランスが良い
コーナリング、ブレーキング共に固いゴムを踏みつける感覚が印象に残るサスペンション
感覚的にはバネの存在を忘れるくらいにゴツゴツしないし
このサスはゴム?って思える時のあるくらい
アラゴでは潰しきれなかったタイヤがこんな簡単に潰せるとはどこが違うんでしょうね?
そして本気モードでしっくりと来るストローク感覚
予備テストで感じた不満点が全て荷重移動の中途半端さから来ることだったんです
ですので、これからは予備テストは無しで毎回H根に持ち込みます
これからが本領発揮ですね~♪
もちろん自分のドライビングも磨かなくては!
Posted at 2009/06/28 10:37:38 | |
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