先日の大雪。雪に埋もれたBRZの雪掻きして感じたこと。
「サテンホワイト・パール」ってやっぱり黄色いなぁ。
購入する前から、あまりきれいな白ではないと分かってはいて、それでも「サテンホワイト・パール」を選んだのではあるけれど、雪景色の中の「白いBRZ」は「練乳色のBRZ」。
雪は基本的に若干青く見えるので、それと比較すると、くすんだ黄味が。。。
雪が溶けた今は、また「白」に戻りましたが(見えますが)。
個人的には、もう少し黄味のなくて、もっとキラキラしたパールホワイトが好みなのですが、単体で見れば気にならないレベルなので良しとしています。
自分は、その自動車塗料に使われるパール顔料を作っている会社で新製品の開発を行っています。とはいえ、ずっと化粧品向け担当ですが。。。なので、色については気になっちゃうというか。
なぜ、黄色いのか、
会社の自動車向け担当者に塗色を調べてもらったら「サテンホワイト・パール」には「雲母系」のパール顔料が使われているとのこと。
「雲母系」とは、天然の雲母を用いて作られたパール顔料のこと。雲母とは岩というか、薄くはがれていくキラキラした石というか。なので、不純物として鉄とかが入っているので、「底色」(光らない角度)では茶色、黄味が見えてくすんでしまいます。
「サテンホワイト・パール」は、調色であえて黄味にしている可能性もあるけれど、底色のくすみは雲母からの影響でしょうね。
かといって、白く見せようと青い顔料で若干青みに調色した塗色は好みではないし、青い干渉パール顔料の塗色は補色が黄色なので角度によってはより黄色に見えて、こちらも好みではありません。
最近は、天然の雲母の代わりに、合成雲母、また、アルミナフレークやガラスフレークなど、合成品をベースに作られたパール顔料が使われているので、黄味がなくてきれいな純白パールの車を多く見かけると思います。
ネットの情報だと、近々マイナーチェンジがあるらしく、ボディカラーの白とシルバーが変更になるとかいう噂。あと、アンテナがシャークフィンタイプになると。
レヴォーグの塗色と共通ではないかという話なので、白は「サテンホワイト・パール」から「クリスタルホワイト・パール」に、シルバーは「スターリングシルバー・メタリック」から「アイスシルバー・メタリック」になるのかな?まさかの「スティールブルーグレー・メタリック」?
「クリスタルホワイト・パール」はどんな色なのだろう?「練乳色」から「純白」になるのかな?シルバーは「スターリングシルバー・メタリック」のほうが好みです。
自分のドレスアップの方向性は「80年代」っぽくなっているので、「練乳」色のホワイトがちょうどいいのかも。と言い聞かせてみたりして。
Posted at 2014/02/19 22:28:09 | |
トラックバック(0) |
色 | クルマ