カーボン製品を作る時の選択肢は
・ウエットカーボン
・ドライカーボン
となる訳ですが、一長一短ありまして
手頃に簡単に始めるのならば、ウエットカーボン(FRP)ふくむだと思います
しかも、将来的にドライカーボンまでやってみよう!と思った時にも
ウエットが出来ないと、複雑な型が作れないのと意味がないので
(もちろん、金型作れる設備があれば別でしょうけど)
ウエットに使う樹脂も、エポキシ系樹脂をはじめ沢山種類がありますが
用途に合わせて色々と使ってみるのもいいと思います。
僕の選択方法は、最終製品の耐熱温度ですが・・・・
ウェットの記事はたくさんネットで収集できると思いますので、そちらでね♪
ということで、ドライカーボンを焼くための窯ですが
昔作ったのは、Zのフェンダーが焼けるくらいのサイズでしたが
捨ててしまったので、今回小物製作用に45cm四方の釜にしてみました
なぜ?コンパネ1枚が900×1800なので 450だと丁度1枚で足りるから
そんな理由なんです(爆) 結構なにも考えないいい加減な製作でしょう
450×450の12mm板をネジで組んで箱にします
建築用のスタイロフォーム30mmを周りに張って一応保温効果を高めます
横に穴を開けて、ヒートガンが入る穴を開けて完成!
ちなみに確認用に、熱電対温度計をいれてます
蓋を閉めて、スイッチオン ブイーン
まだ、内側に対流用の鉄板を入れていませんし、熱も漏れ漏れですけど
155度まで上がっています
通常、ドライカーボンに使用する「プリプレグ」
樹脂が染みこんだ状態のカーボンシールだと想像して下さい
これを硬化させる為の温度に種類があるのです
僕が知っている範囲で
80℃(低温プリプレグ) 国内など小売り一カ所のみ 高価 1m×1m 11500円(別途手数料)
130℃ 一般的に流通 比較的安価 1m×1m 7500円~
180℃ これは手に入れるルート解らず
もちろん、これ以外にもいろんな副資材(真空バックとかフィルムとかetc) だから高いのさ!(笑)
今回は、そんな諸事情から80℃から130℃のプリプレグに対応できる釜を作ろうと
考えてます
さぁ、興味の沸いてしまったかたは「釜」仲間になりましょう♪
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Posted at
2013/10/25 09:34:10