朝早くのぞみで東京に戻る。どうしても帰らねばならない用があり仕方ない。後ろ髪を引かれるおもいで京都をあとにした。河原町の繁華街にあるホテルからタクシーに乗って、昨夜の喧噪が嘘のような三条、四条を抜けて八条口へ。京都も随分変わった。御池通りの風情の無さに愕然となった。ちょっぴり寂しい、悲しい思いだ。さすが三連休でもこの早朝だからヒトは少ない。ぼーっとホーム立っていると、西行きホームに京都の象徴が歩いていた。駆け足の旅の終わりに、粋なはからいをしてくれたものだ。