
もう嬉しくない歳になった誕生日を昨日迎えた。
ということで、お決まりのイベントとしてワインを楽しむ。
昨夜は色々悩んで悩んで、ムートンロートシルトの88年を飲んだ。
ボルドーの5大シャトーの一つ、ポイヤックにあって豊かで素晴らしく深みのあるスケールの大きいワイン。賛辞の言葉は尽きることは無いが、ラトゥール、ラフィットと名実ともに肩を並べるようになったのは73年だ。この当時のマルゴーはイマイチだったし、唯我独尊の道を歩むオーブリオンに加えてムートンを一級に格上げするのは、当然のことだろう。
ムートンは典型的なポイヤックスタイルで、カベルネソーヴィニョン主体でカベルネフラン、メルロ、プティヴェルトを使う。やはりヴィンテージによって出来は大きく左右されるが、そこはさすがグランヴァン、そんじょそこらの水準ではない。
素晴らしいヴィンテージは、1959年、61年、82年、86年、96年、2000年などと巷では言われているが、そのとおりだ。個人的には88年がとても好きだ。ヒトによっては88年をべた褒め評価する。
何が凄いかって? そりゃちょっと表現し辛い。まずは飲むべし。ミディアムよりはフルボディに近く、厳しいタンニンだが、驚くばかりにエキゾチックなスパイス、オークやハーブの香り。時間経過とともに湧き上がってくる、妖艶なその香りにはノックアウトさせられた。4年前にも88年は飲んだが、その時よりも骨格もスケールも大きくなったように思う。
パーカー氏の飲み頃予想は2020年と言ってたと思うが、まだまだ熟成中だ。開けるには早いってことだ。
88年、セラーには残り一本・・・、補充しなければ。
実は1時間の食事で、あっさり開けてしまったことを凄く後悔した。美味しくって、つい下品にがぶ飲み(笑)。
そうそう、ムートンお決まりのラベル、88年はキースヘリングだ。
やはり、5大シャトーの赤は偉大だ。飲むたびに感服する。感激する。長い余韻をずーっと楽しめるワインは、5大シャトー以外ではそんなに多くない。
昨夜は眠りにつくまで、幸せな時間を満喫した(笑)。
Posted at 2006/07/31 13:08:41 | |
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