
ボクが子供のころ、母の日といえばカーネーションだった。
こどもの日からそんなに日が経たないこの日は、昔はあまりメジャーでなかったような気がする。せいぜい花を贈るくらい。
今は年中行事の中でもなくてはならない大切なイベント。戦前の婦人解放何とかの人々がタイムマシンでやってきたら、泣いて喜びそうな今日だ。それだけ、女性の、それも母親としての、社会的存在がクローズアップされ、また認められている証でもある。
でも、よくよく考えると、世の中の母の日祭りは何となく嘘臭い気がしてしようがない。いわゆる造られたお祭り日。もう一歩突っ込めば、マーケティングの賜物とでも言えようか・・・。
カタチはどうあれ、母を敬い、感謝の思いを込めて振り返るこの日は、やはり良い習わしだと思う。
大切なのは、この日をどう感じるか、そしてどう感謝を表すかだ。
今夜は、ボクが夕食を作ることにしている。メニューはなんと言ってもカレーライスだ。TVコマーシャルの影響などではない(笑)。ボクの場合、元来カレー作りは好きだ。学生の頃は、スパイスを買い込んで、わけの分からないまま、カレーのようなスパイス汁を、彼女に作ったこともある。もちろん彼女は喜んで食べてくれていたのだが・・・。
今夜は、もちろん、市販のカレーの素を使う。要はココロだ。
カレーと一緒に感謝の念をこめて、母親の大好きなブルゴーニュを開けよう。出来ればレザムールあたりで決め込みたい。コントヴォキエか、ドルーアン? 開けてのお楽しみだ。
ま、母の日に「恋人達」のシャンボールミュジミーを飲むのもイカスではないか・・・と、自画自賛のボクも、まだまだ幼い。
Posted at 2007/05/13 16:32:37 | |
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