
今、羽田空港のANAサイドにはプロペラ機が展示されている。
1936年のベルリンオリンピックのアトラクションで活躍したユングマイスターという名前だ。展示プロペラ機は60年代の復刻版。
これが、実にかっこいい。素敵だ。思わず見とれてしまった。
ジュラルミンの固まり、マッチョなボディ、それでいて、やけに小振りなプロペラ。
こんなペラで空を駆けることが出来るのが不思議でしようがない。
プロペラというと、直感的に思い浮かぶのが、あのバイエルンの王者、BMWだ。BMWのエンブレムもプロペラに由来する。そもそもの出発点は飛行機屋だ。
世界初のジェットエンジンを開発したのもBMWだ。なかなかの会社だ。
ところで、プロペラの単発機といえば、どうも短絡的に零戦を連想する悲しい性だが、当時のプロペラ機のデザインを考えれば、日本は最高に洗練されていたのではないだろうか。舶来ものはどうもこのユングフラウのようなファットなイメージが強い。アメリカのグラマン然り。英国のスピットファイアは別格に素敵だが。紫電改もけっこうイカすデザインだったと思う。
戦闘機とクルマを同一レベルで考えるのはナンセンスだが、元来日本人は良いセンスを持っているはずだ。変に世界に媚びることなく、独創的なそのセンスをもっと押し出してもらいたい・・・とナショナリズムに目覚めているこの頃だ(笑)。
Posted at 2007/08/06 12:36:50 | |
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