
3rdレンジローバーに乗り換えてそろそろ2年経つ。まだ5000kmちょっとしか乗っていないが、定期点検はきちんとやっておく。一ヶ月先だが早速予約を入れた。同時にボディコーティングとホイルのわずか2cmのリペアもお願いした。
定期点検は走行距離が出ていなければやらなくてもよい、そういう考え方もある。
クルマは壊れないことが常識になって久しい。とくに国産車では個体の当たり外れなんてことはまずない。だから、ついつい車検が全てになる。12ヶ月点検なんか必要ないかもしれない。ヒトによってはオイル交換なんかもほとんどしない。
クルマを単なる足がわりに使うヒトは、まず無頓着だ。
点検の大切さを身をもって教えてくれたのが、ビュイックだった。当時はまだ若くて今以上にお金がなかったので、一年落ちの中古車だった。アメ車はよく壊れるし、パーツも高くて、直すのに時間もかかると言うことで、当時にしては結構まめに点検に出した。おかげで、駆動系、電気系統とも一度も故障は無かった。当たり個体とも言われたが、やはり点検による予防の威力は大きかった。
以前乗ってた95~96年2ndレンジローバーは故障が多いので有名だが、ボクの場合は多少のオイル漏れ(慢性的だったが)と、エキパイが腐り折れただけで、一度も故障に見舞われなかった。オートクラフトというレンジ専門のショップで点検整備を充分に行った結果だ。オイルも夏と冬は粘度を換えて使用していた。エンジンオイルだけでなく全てのオイルも定期的に換えた。
点検整備は形ではない。いい加減な整備をする工場にはお世話になりたくない。今はディーラーで行っているが、整備で当たりはずれがあっては困る。
事前に予防する、これは東洋医学の未病の概念と同じだ。こいつをちゃんとやっておかないと、クルマも人間も一緒だ。
Posted at 2006/12/10 15:55:58 | |
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