
伝説のクリームでなくて、アイスクリームなら、渋谷や元フジテレビのあった曙町のアイスクリーム屋「ロビンローズ」が思い浮かぶ。
70年頃、当時のロックバンドで、テクニック的にも最高といわれた最右翼が「クリーム」。ドラム・ベース・ギターの3人のシンプルなバンド。日本のチャーは、クリームをかなり意識して活動していたと思う。
当時、ボクはJAZZに狂っていたので、所詮ロックバンドの馬鹿テクなんて知れたものと思っていて、仲間はずれにならない程度に馬鹿にしていた。正直言って、個人個人のテクニックに関しては、ジンジャーべーカーのドラムはただやかましいだけだし、ジャックブルースもミスコードは多いしベースランニングが画一的だ。実質リーダーであった、エリッククラプトンは、ばりばりのブルースギターでやけにハートフルであったのが印象的。特に唄はかなり上手かったように思う。
ロックギターでは、演奏という点では圧倒的にジミヘンが図抜けていた。
ただし、クリームが何故凄いか。バンドとして、3人編成の最小構成で、トンでもなくバランス良く高い次元で完成されていたこと。今聴いても、こんなロックバンドは他にない優れモン。3人の個性が、とても良く融合している感じ。バンド全体でかなりハイテクニックなことをやっている。個人個人の能力のシナジーが産まれている、そんな表現がぴったりかも知れない。
クラプトンは、有難いことに、ホント日本によく来てくれる。今年も10公演くらいやってくれるのではないだろうか。唄のうまさには磨きが掛かり、ブルースギターは色んなスタイルを吸収して、さらにブルーになった。
でも、クラプトンはクリームの存在無くして語れない。
Posted at 2006/10/11 14:38:45 | |
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