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2006年12月03日 イイね!

枯葉洪水

枯葉洪水「オータムリーヴズ」っていうとちょっとセンチメンタルで心地が良いが、「枯葉」っていうとどうも3文シャンソンっぽくて好きではない。

イヴモンタンやシナトラが唄えば、そりゃもう言うことなしだが、マイルスディヴィスとキャノンボールのインストヴァージョンも、有名すぎるけれど、素晴らしい。驚くばかりの多くのシンガーやミュージシャンがとりあげているが、名演の定番といわれるものは少なく、でもどの唄も演奏もはずれは少ない、どれもそこそこ聴ける。

唄のスタイルも様々で、朗々と歌い上げるもの、切々と語りかけてくるもの、思いっきりスウィンギーなもの、悲しみに暮れたもの、歌手の数だけ唄があるのも珍しい。

近所の遊歩道が枯葉で大変だ。歩くとふわふわしてるし、何より音がバリバリと凄い。強い風でも吹こうものなら地面から舞い上がっていく。

ボクはこの枯葉の洪水の歩道が好きだ。この季節、ちょっとだけの期間、別世界のような光景。自然がくれた贈り物。
Posted at 2006/12/03 16:33:11 | コメント(1) | トラックバック(0) | 音楽 | 音楽/映画/テレビ
2006年10月15日 イイね!

JAZZの真髄

JAZZの真髄もともとJAZZは楽しむ音楽。

今日見たJAZZはまさに、楽しいの一言に尽きる。結成以来40年のデキシーバンド。アマチュアでもここまで続けばちょっと凄い。演奏のうまい・下手を語るなんてナンセンス。演ってるほうも、聴いているほうも、ただただ楽しい。

難しいことなんか何も無い。こういう場があることは本当に嬉しい。
Posted at 2006/10/15 18:14:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | 音楽 | 音楽/映画/テレビ
2006年10月11日 イイね!

伝説のクリーム

伝説のクリーム伝説のクリームでなくて、アイスクリームなら、渋谷や元フジテレビのあった曙町のアイスクリーム屋「ロビンローズ」が思い浮かぶ。

70年頃、当時のロックバンドで、テクニック的にも最高といわれた最右翼が「クリーム」。ドラム・ベース・ギターの3人のシンプルなバンド。日本のチャーは、クリームをかなり意識して活動していたと思う。

当時、ボクはJAZZに狂っていたので、所詮ロックバンドの馬鹿テクなんて知れたものと思っていて、仲間はずれにならない程度に馬鹿にしていた。正直言って、個人個人のテクニックに関しては、ジンジャーべーカーのドラムはただやかましいだけだし、ジャックブルースもミスコードは多いしベースランニングが画一的だ。実質リーダーであった、エリッククラプトンは、ばりばりのブルースギターでやけにハートフルであったのが印象的。特に唄はかなり上手かったように思う。

ロックギターでは、演奏という点では圧倒的にジミヘンが図抜けていた。

ただし、クリームが何故凄いか。バンドとして、3人編成の最小構成で、トンでもなくバランス良く高い次元で完成されていたこと。今聴いても、こんなロックバンドは他にない優れモン。3人の個性が、とても良く融合している感じ。バンド全体でかなりハイテクニックなことをやっている。個人個人の能力のシナジーが産まれている、そんな表現がぴったりかも知れない。

クラプトンは、有難いことに、ホント日本によく来てくれる。今年も10公演くらいやってくれるのではないだろうか。唄のうまさには磨きが掛かり、ブルースギターは色んなスタイルを吸収して、さらにブルーになった。

でも、クラプトンはクリームの存在無くして語れない。
Posted at 2006/10/11 14:38:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | 音楽 | 音楽/映画/テレビ
2006年10月10日 イイね!

粋なJAZZ③

粋なJAZZ③昨日は、ついで買いを入れて4枚のCD。

久々に行ったCD屋の陳列を眺めていると、即GETの、通好み丸出しがあった。フレディ・グリーンのリーダーディスク。

フレディ・グリーンは生涯カウントベイシー楽団でプレーした、超奇特なお方。1930年代から死ぬまで。凄い。ボクも70年代に実際の演奏を目にした。楽屋に押しかけて、握手してもらった。

およそ、星の数ほどあるビッグバンドの中で、図抜けて№1のリズムセクションがあるバンドは、カウントベイシーと誰もが言う。30年代でも、40年代、50年、60年・・・ずっと。演奏している曲が時代に合わせて変わっても、アレンジャーが変わっても、ベイシー楽団のリズムセクションは、ずっとドライヴし続けた。ベイシーのピアノとフレディグリーンのギターはずっと変わらない。人呼んで「オールアメリカンリズムセクション」の要がフレディグリーンのリズムギターだ。

リズムのカッティングが、ベースノートに合わせたコードが、サウンドの強弱が、そしてビートのノリが、天才だ。不世出の天才だ。元々の目的買いのジョンピザレリの親父さん、バッキーも洒落ているが、フレディグリーンの前では、悪いが形無しだ。

アップテンポののめり込んでいくようなドライヴ感も凄いが、スローテンポの、例えば「リル・ダーリン」なんかにおける、タメが滅茶苦茶効いたカッティングなんか、まず真似することは不可能だ。昔、ビッグバンドでベイシーを演奏していた頃、この曲だけはご免被りたかった。ノレ無いのだ、難しすぎて。ボクはラッパ吹きだったが、ホーンもリードもリズム隊も、ここぞって時に縦が合わない。リズムギターがバンド全体をリード出来ないからだ。

このCDに参加しているミュージシャンは、ほとんどが当時のベイシーチルドレンだが、大橋巨泉の言う「中間派ジャズ」の権化のような演奏だ。カラダが言うことを効かなくなるくらいムズムズSWINGする。

やはり、JAZZは粋なやつが好きだ。
Posted at 2006/10/10 19:27:13 | コメント(1) | トラックバック(0) | 音楽 | 音楽/映画/テレビ
2006年10月10日 イイね!

粋なJAZZ②

粋なJAZZ②ジョンピザレリがカヴァーした、フランクシナトラは何と言ってもかっこいい。プライベートでは、色んな黒い噂も山ほどあったが、純粋にミュージシャン、もしくはジャズヴォーカリストとしては、ビリーホリデイに匹敵するほどの大物と思う。

昨日、同時に本家シナトラのCDもついで買いした。ビッグバンドをバックに唱うスタイルの完成形が、この「SWING EASY」だ。
確か1953~4年頃の録音だと思うが、今聴いても驚くばかりに新鮮だ。

シナトラが頭角を現したのは1940年代初めに、人気絶頂のトミードーシー楽団の専属ヴォーカリストとしてデビューしたと同時。クラシック系のテノール歌手のように、朗々と下腹部から唱うが如く、そうオペレッタのようなスタイルが当たり前だった頃、何だか小生意気な不良小僧が、斜に構えてマイクに語りかけるが如く唱ってしまう。このスタイルがはまってしまった。ま、この手の話は尾ひれ背ひれがついて、何が真実だか分からなくなるけれど、確かに当時のドーシー楽団の録音を聴く限り、当時にしてはモダンな唄い方をしている。でも、何となくビングクロスビーなんかとイメージ的に被ってしまうのも事実だ。

シナトラの真骨頂は、そのスウィングフィールだ。かなりあとノリで引っ張ったノリかたが、そりゃもう絶妙だ。真似られそうで、全く出来ない。このスタイルが確立されたのが、このタイトルのCD。

とにかく、小粋でしゃれた、憎らしいほどかっこいいシンガーは後にも先にもいない、と思う。
Posted at 2006/10/10 19:00:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | 音楽 | 音楽/映画/テレビ

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貧乏なくせして、浪費することが大好きで、貯金には縁がない(笑)。 近年はクルマを転がすより洗車に精を出して満足している。 仕事柄、食べることと飲むこ...
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