
ずっと探していた。2年以上探していた。
多分、酔っぱらってタクシーに落としたっきり、これというモノに出会えなかった。
コインケース、小銭入れ。
札入れの財布は、世の中結構な種類が、ブランドが豊富でよりどりみどりだ。TPOに合わせて幾つか使い分けている。ボクの場合、カードがやけに多いので、カードケースだけでも足りなくて、結局、使用頻度や優先順位の高いカードは札入れの財布に同居させなくてはならないという条件が付く。それに見合った財布はそれなりに絞り込まれてしまう。
ところで、札入れに比べて小銭入れは実に選択肢が狭い。というか、絶対数が少ない。過去、キーケースをコインケースに代用したりした。記憶に残っているのは20年以上前、ヴィトンのキーケースの話。こいつはやけにファスナーが弱くて、3年くらいの使用期間中2度も修理に出した。一回あたりの修理金額も5千円を超えていて、馬鹿馬鹿しくなっていつの間にか引き出しの肥やしになっていった。
以来、いろんなブランドのコインケースを使ったが、どうも印象にない。札入れを失うことはほとんど無いが、コインケースは実に多い。小銭だからいいや、と言うわけでなく、スラックスのポケットに入れっぱなしが要因だったかも知れない。ボクは、札入れは絶対にバッグにしか入れない。
小銭はポケットでチャラチャラ鳴るのが大嫌いだから、コインケースは絶対に必需品だ。最近まで、名も無い、景品で頂いた、裏打ちの布地も破れたモノを愛用していた。あまりにもみすぼらしくなったので、ずっと探し続けていたが、気に入ったモノがなかった。
この前ハワイに行った時、買い物で一番真剣に探したものが、実はコインケースだった。
結局、サイズ、使い勝手、丈夫さなどなど考慮した挙げ句、コーチのコインケースに決めた。アメリカものだけあって、値段も驚くばかりにリーズナブル。それにコーチはもともと革で名を馳せたメーカーだ。随分昔はバッグを買い揃えたものだ。革のビジネスと言えば、まずはコーチだった時代がある。ちょっとまえのTUMIブームのようなもの。
早速気に入って使っているが、きわめて満足だ。
Posted at 2007/09/05 08:54:14 | |
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