
いやはや、この2~3年のNIKONは凄い、というか恐ろしいです。
まさに、技術のNIKONここに有りって、感心します。
今回発表された、D3は、この春先行したCANON1Dmark3を、トータル性能で凌駕した感がある。確かに画像エンジンのディジック3の2個搭載による、吐き出される画像への信頼感、安定性、高質感等素晴らしいポイントは山ほど有るが、なんと言っても、高感度撮影と35mmフルスペックへの対応は何にも代えがたい魅力だ。
ボクはフルスペック信者では無いと思うが、出来得ればフルスペックで撮影したい、ただそれだけだが・・・。
フルスペックになると、当然ボディもレンズも大きくなってしまう。レンズもハイスペックモノを使えば、フルスペックサイズでなくてもそれなりに大きく重い。だったら、ボディが、この際大きくなっても許しちゃう、と勝手な思いでいる。
でも、正直、旅行なんかに出かけると、それも撮影のための旅行でなく家族旅行なんかだと、もうオリンパスのデジ一ですらお荷物だ(笑)。
NIKOND3は値段もCANON1D-3と相四つだが、レンズの資産を考えなければ、ボクは絶対昔のように、親父の形見品でもあるNIKONに戻る。実は5Dに何等不満もないし、Lズーム三種の神器も素晴らしいし、まだまだ一向に使い切れてないのも事実だが・・・。
NIKONの攻勢は、多分これで終わりではないだろう。このD3は決してフラッグシップとは思えない。CANON1Dsmark3に対抗する驚異の画素数と高感度撮影を可能にするような、銀塩時代のFに相当するものが登場するかも知れない。
来春には、CANONは間違いなく5Dのリニューアルか後継機を、とんでもないスペックでありながら、とんでもないリーズナブルな価格で投入してくる予感もあるし、今まで以上に、市場が入門層からハイエンド層までトータルで活性化するだろう。
そんな中、あっちにこっちに翻弄されるボクは一体何なのだろう(爆)。
Posted at 2007/08/30 08:09:29 | |
トラックバック(0) |
写真 | 趣味