
ケータイカメラではしょっちゅう起こる、ピンボケ。
今でも、世界で最も人気のある写真家の一人、ロバート・キャパ。レンズを通して、戦争とは何かを世の中に訴え続けた、報道カメラマンともいえる。「ちょっとピンボケ」は代表作。
僕が写真を好きになった、のめりこんだ一つの理由に、フランス人写真家アンリ・カルティエ・ブレッソンとライカの存在。
キャパも好きだけど、僕には重い。
ブレッソンにはエスプリがある。使い古されたコピーだけど、決定的瞬間の芸術がある。スナップとはかくあるべし。多くの国で、多くのプロカメラマンが彼の真似をした、していると思う。今でも彼を超えるスナップ写真家はいない。
全部ライカで撮影しているところが、これまた憎い。
随分マネをした。フランスにも行った、撮影した。仕上がりはいつも笑ってしまう。今でも。
世の中、デジタルカメラが主流。僕も早々に銀塩カメラはコレクターアイテムになって、今はデジカメ一辺倒。ホントはライカで撮りたいけど・・・。
今でも写真は、作品は、造り込まれた世界ではないと思う。ありのまま、そのまま。どうやったら芸術の域に到達できるのか。
そろそろ老後のことも考えて、もう一度精を出してみようと思う(笑)。
Posted at 2006/07/08 22:08:17 | |
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