leoleoのブログ一覧

京都の良さは何と言ってもその風情にある。

鴨川と高瀬川。この二つの川が絶妙のロケーションを提供する。

昼の、京都の町歩きというか散策もこの上なく楽しい。
若い頃、カメラを始めた頃、出たばかりのNIKONF3を手にして京都を歩き回ったものだ。当時はコダックのリバーサルフィルム。現像代で死ぬ思いをしていた（笑）。

遊びどころは、正面通りからごめんください、ということは少ない。ちょっとした趣のある路地をそぞろ歩く。ここが奥床しく何とも言えないココロの高まりが嬉しい。

若い頃はよく分からなかった京都の姿。
それなりの歳になって訪れる京都は実に楽しい。

夕食はなんといっても美味いところで頂きたい。
それに、趣のあるところで。

関西に住む友人がすべて段取りをつけてくれていた。ボク達は単なるツアー客みたいなものだ（笑）。

友人は若い頃から何とかクラブやら、いわば名士の会の会員で、最近は歳も手伝って重鎮らしい。その繋がりはたいしたもので、海外にもネットワークが拡がっているという。特に京都で遊ぼうと思うと一見ではお話にならない。

京都は夕刻に結構な夕立があったが、上がったあとも一向に涼しくならず、逆に湿気が高くて蒸し暑いことこの上ない。さすがに、鴨川のほとりで、オープンでの食事はあきらめたが、二階のリヴァーフロントヴューの部屋で、たっぷりと創作中華を楽しんだ。

ちょっと所用があって、単身京都へ出かけた。
仕事ではない。

京都は青春の真っ只中で過ごした、想い出の街だ。

それにしても３連休の真ん中で、人での多さを気にしていたが、杞憂に終わった。新幹線はガラガラだった。
でも、京都は凄いヒトでごった返していたが・・・。

手に入れたばかりのiPodnanoでずっと好きな曲を楽しんでいた。
基本的にはJAZZが多い。ちょうどアートワークになっているロッドは、スタンダードチューンばかり集めた洒落たCDだ。やはり彼もシナトラに憧れるのだろうか・・・。

京都に着くまでずっと曲に聴き入っていた。
こんなに長い時間、ゆったりと音楽を楽しむのは久しぶりだ。音も良いし、本当に最高の気分だ。

今朝、新潟妙高市に出かけた。もちろん、プライヴェートではない。

東京も久々に太陽が顔を覗かせ、ちょっと暑さが戻ってきそうな、夏の名残。

妙高には昼前に到着したが、まだ夏を思わせる気候だった。太陽は照り付けてくるし、気温も高い。妙高高原から来るイメージとはちょっと違う。でも、湿度は低いせいかからっとして気持ちいい。

あたり一面、稲穂が実り、黄金色に染まりつつある。少し車で走れば、すすきがいっぱいだ。あちこちにコスモスも咲き乱れ、一気に秋の到来を感じざるを得ない。太陽のパワーだけ夏の片鱗を見せているが、秋のお膳立てはすっかり整っていた。

それにしても、普段、都会の中で微かな季節の変わり目を体感しながら生活しているが、こうも自然を目の当りに見てしまうと、ちょっとショックだ。

別に感傷的になってるわけじゃあない。

昨日、ハワイで撮ったデータを整理していたら、急にもう一度行きたくなった。

ハワイはなんと言っても、やはり大好きだということを改めて確信した。

あの空気は一体なんなのだろう、本当に気持ちが良い。

ああ、自由な身だったら今からでも飛んで戻りたい。

決して現実逃避でなく、ただただ自由に遊びたいだけだ（笑）。