
ボクは、はっきり言って、ワインの好みに関して偏りすぎている、と思う。メルロやカベルネソーヴィニヨンの葡萄が好きだ。だから好むワインは圧倒的にボルドーが多い。
昨夜、チャイニーズロックで親会社の方から素晴らしいイアタリアの赤を頂いた。その方はソムリエだったからなおさらびっくり。ボクがワイン好きと言う情報を仕入れていて、わざわざ自宅から持ってこられたとのこと。ちょっと感激するじゃありませんか。ボルドー好みまでは知らないと思いますが・・・。
GRAVNER。知る人ぞ知るワイン。1997年のROSSOだ。これはなかなか手に入らないし、イタリアものでは結構なお値段だ。葡萄がサンジョベーゼなんかでなく、なんとメルロ・カベルネ主体だ。
わざわざ3時間前からデキャンタして、サーヴしていただいた。1時間かけてぺロッと飲み干したが、その時間の中で明らかに味わいが大きく変化した。久々にアタリを実感。飲み口のソフトさは恐ろしいくらい、口に含んだふくよかさは良く出来たヴィンテージのシュバルブランを思い出させた。メルロの妖艶なアロマはペトリュスのような圧倒的なパワー、ボクに言わせりゃ下品なほどのパワー、そんな迫り方ではなく、あくまでも上品に忍び寄ってくるけど奥深い力を感じる。誉め過ぎかも知れないが、事実単純に美味しいことこの上なかった。
このお礼は、お返しはしなければならない、と思う。ワインにはワインで。今朝からずっと悩んでいる。ちょっとワケありっぽいもので決めたい。第一候補はサルビオーニのブルネロなんかどうか、なんて考えている時が結構楽しい。ワインは楽しい。
Posted at 2006/10/14 11:21:41 | |
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