
もう何台目になるだろう。
昨年は喪中で、欠礼の挨拶状をプリントしていた時、突然プリンターの調子が悪くなって、何十枚もの葉書を駄目にした。
まだ3年しか使っていなかったから、寿命とは思えないが、すぐ買い換えた。
Canonが静かであることを気に入って使っていたので、Canonの複合型プリンターにした。コピーなんかも出来るタイプ。印刷精度の一番高いタイプだったが、4万円もしなかったと思う。試し印刷に、A4写真サイズでやったが、あまりの美しさに驚いた。
3年でここまで技術が進歩するとは・・・、何だか不思議な思いにとらわれた。昔の文字だけ、ドットタイプ、昇華型のやたら時間のかかるタイプ、ガーガー音が酷くて深夜は使い物にならないもの、4年前に買ったCanonは写真が結構綺麗で、といってもLサイズ印刷ばかりだったが、これは使えた。
でも、技術の進歩とコストダウンの進展は凄い。写真フィルムメーカーがおかしくなった理由も分かる。フィルムメーカー同士の競争から、異業種間競争での敗北。企業の生きていく活路は、将来展望の成否にかかることを、嫌と言うほど感じてしまう。
ただどうしようもなく残念に思うこと。異常にランニングコストが高いこと。多分フィルム写真の時代に比べて、プリント枚数の多いヒトは、規模の経済性原則に反して、とんでもなくコスト増になっていると思う。犠牲になったことが、ランニングコストであること、消費者にとっての「騙し」的ともいえるプリンター価格設定はそれを念頭に抑えられている筈だ。
どうも感心しない。ボクの本音。
Posted at 2006/12/11 20:17:44 | |
トラックバック(0) |
写真 | パソコン/インターネット