
教習所の敷地をつかったバイクフェスタが開催され、500円でバイク乗り放題という企画に参加しました。
中免でも大型に乗るのがOKなので、その点も楽しみです。
ざっとですが、40台ぐらいのバイクの中から、好きな車種に並んで乗ります。
敷地内を2週なので非常に短時間ですが、R1-ZとYB125SP以外に乗るのはホント久しぶりなので、簡単な感想などをまとめます。
(1)ホンダ CB1100RS
まずは、一番気になっているこれ。
日本国内で1100ccに乗るのは初めてです。
ちなみに、写真のライダーは私ではなく、前の順番の方です。
まず乗車姿勢ですが、自然な感じで良好です。
エンジンをスタートすると、排気音が澄んでいてなかなかGood。
発車すると、スロットルの開け始めは穏やかで、ジェントルな印象です。
そこからストレートで開けてゆくとビッグパワーが出てくるのですが、そのつながりがスムーズで綺麗です。
やっぱり、1100ccは速いなあ~。1速でも2速でも大差なく加速してくれて、楽ちんです。
車で言うと、昔のV8積んだクラウンマジェスタのよう。
こりゃーいいバイクだけど、面白みがあるかというと、どうでしょう。
なんだかオートマ車のようです。
(2)ハーレー FXDLローライダー
人生で初のハーレーです。
というか、アメリカンタイプ自体が初めてですね。
まずセルでエンジンをかけようとしたら、「それはウインカーボタンです」って。。
なんと、右側のセルスイッチの位置が右ウインカーボタンなのでした。
エンジンスタートすると、そこそこ振動はありますが、まあ大したことはありません。
ミッションの感じはかなりいい加減。
加速はきちんとしてくれますが、コーナーが曲がらない。。。
というか、曲げ方がわからない。。。(笑)
まあ、こんなものかと2週して終わり。
私の人生に「ハーレー」という選択肢はないことがはっきりしました。
(3)SKYTEAM ACE125
初めて知ったバイクですが、香港拠点で中国生産のクラシカルバイクだそうです。
写真ではネイキッドですが、試乗したのはカウル付きでディスクブレーキでした。
まず乗車した感じですが、カウルが思いっきりひざに当たります。
これはたまらん。。
走り出して最初のカーブでブレーキをかけたら、まったく止まりません。
スポンジのようで、今まで経験したなかで最悪のブレーキフィール。
握り込んでもロックしないのです。
昔のパッソルのほうがマシ。
ブレーキが効かないと、エンジン等を楽しむどころではありません。
ハッキリ言って、これは危険。
(4)ヤマハMT09
一度乗りたかった、ヤマハの3気筒です。
乗車姿勢は、思いっきり「サオ立ち」です。
オフロードバイクみたいです。
エンジンをかけようとおもったら、セルボタンがありません。
付き添いの人が教えてくれたら、キルスイッチのようなオレンジのボタンでした。
次にエンジンかけて走り出すと、スロットルの開け始めの付きが悪く、思ったようにコントロールしづらいです。
そこで、スロットルを多めに開けると、ワンテンポ遅れて凶暴な加速が・・・
CB1100RSと比べると、非常に荒々しい印象です。
これならば、CBの方が私は好き。
(5)アプリリア RS4 125
YBの空冷10馬力の125CC エンジンと比べて、水冷の14馬力の違いに興味がありました。
乗車姿勢は、腰高でハンドルが低く近い印象。
なんだか、視界に入るバイクの部分があまりありません。ちょっと変な感じ。
発進のクラッチミートがシビアで、エンストしやすいです。
走り出すと、低・中回転域でのトルク感は薄いです。このあたりは、YBの方が楽しいかも。
上まで回すと流石に力がありますね。
短時間だったので、ポジションの違和感を抱えたままの試乗でした。
(6)ヤマハ YZF-R25
そして、最後はやっぱり、ヤマハの新しい「パラレルツイン」であるこれです。
250ccのパラレルツインという意味では、R1-Zの後継にあたりますもんね。
さて、その乗り味は如何に。。。
乗車姿勢はツーリングポジションです。
ハンドルが近くて高め。ステップも前にあります。
走り出すと、車体は軽く、エンジンは穏やかです。回せばきちんと加速してくれます。
ただ、アクセスをOFF⇒ONにするときにショックが出やすいのが今一つ。
というわけで、約1時間程度の間に6台ものバイクに試乗できました。
この中で印象が良かったのは、CB1100RSですね。
良くできた楽ちんバイクです。
さて、試乗が終わって乗って帰ったのは、愛車のR1-Z
見た感じは、ずいぶんスリムでコンパクトに感じます。
跨ると、ハンドルが遠めでそこそこ高い印象に変わりました。
YBと比較すると低いハンドルも、そんなに低いものでは無いのだなぁ~と新鮮です。
そして、このハンドルの垂れ角は私にジャストフィットなのです。
走り出して感じるのは、まずブレーキがめちゃくちゃ効きます。
本日試乗したどのバイクよりも良く効きます。
これは改めて、自分のバイクを誇りに思いました。
エンジンは、スロットルの開け始めにはショックが無く、パワーバンドでは高音の炸裂音。
手前みそですが、やっぱり「そうそう、コレコレ!」って、やっぱりR1-Zがイイよね~と、独り納得しながら帰ってきました。
こうやって、いろいろなバイクに乗れると、新鮮な視点で自分のバイクに向き合えるので面白いですね。
もっとCB1100RSとかが欲しくなるかと思いましたが、やっぱりR1-Zが好きなんだと気づきました。