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R1-ZとYB125SPの2台を所有してからは、YBの方に乗る機会が圧倒的に多くなってしまいました。

その理由を、自分の心の奥を見つめながら考えてみました。






まず、R1-Zはとても速いバイクです。

パワフルな2ストロークエンジンに軽量な車体、強力なブレーキ。

普段の道を走っていて、これよりも加速が速い四輪車にはまずお目にかかりません。

見た目も筋肉質な印象で、乗り味もスパルタンです。

つまり、R1-Zはとっても「強い」オートバイなのです。

この「強さ」に触れたとき、私の心の中では「恐れ」を感じます。

そして、その恐れを克服するために、自分も「強さ」を演じ始めます。

具体的には、R1-Zにふさわしいウェアーで全身をそろえたり、運転が上手そうに見えるフォームに見せかけたり、無理して飛ばしたりしてしまいます。

その無理が少しずつ心の中で疲れを感じさせるのです。




その反対がYB125SPです。

125ccで10馬力のエンジンのこいつは、全く速くありません。

普通の四輪車の普通の加速よりは速く走れますが、飛ばして煽ってくる車を引き離すようなことはできません。強引に抜かれることを、阻止する加速力はもっていません。

見た目もスリムで華奢です。

つまり、YB125はとっても「弱い」オートバイなのです。

この「弱さ」に触れたとき、私は心の中で「安心」を感じます。

それは、自分を強く見せようと演じる必要がないからです。

自分の中の弱さとYB125の弱さが結びついて、一緒に楽しめばよくなるのです。

ですから、ウェアやライディングフォームを特別気にする必要がありません。

飛ばす必要もなく、時速60Kmまでのなかで風を感じ、風景を感じ、軽い車体をヒラヒラさせながら満喫すれば良いのです。

このため、最後には満足感が残るのです。




実は、仕事などでの人付き合いというのも、これと同じではないでしょうか。

相手の強さを見せつけられたとき、こちらも強さを演じることとなり、それが自分の弱さを隠すことにもつながり、緊張感が生まれます。
その結果、心のふれあいのようなものが発生せず、うまく協力関係が結べません。

しかし、相手の弱さを見せられた時は、こちらも素直に自分の弱さを表現することができて、その結果としてその相手との心の触れ合いが生まれます。
その結果、よい協力関係が生じるのです。

それが仕事の結果や人生にどのような違いをもたらすのか・・・？

2台のオートバイを通じて、近頃そんなことに気づかされました。

P.S.
しかし、それでも私はR1-Zを手放すつもりはありません。
但し、「強いR1-Z乗り」を目指すのではなく、「弱さを認めたR1-Z乗り」を目指したいと思います。

そうですね～、、、駐車場で私を見かけた方が、なんとなく安心して声をかけてくれるような、そんなライダーになりたいですね。。。（笑）

ツーリング途中の公園のベンチに寝っ転がって空を見上げたら、あまりにも空が澄み切ってきれいだったので写真にパチリ！



自分の心も、こんなにきれいに澄み切っていたいものですね～

最近、YoutubeにアップロードされたNSR250vsVFR400の対決動画です。
NSRの圧勝ですが、やっぱり速いですね～。
Jhaチャンバー入ってますね。



ライダー交代しての2本目もありますが、やっぱりNSRの圧勝。



2ストロークの加速音や、やはり気持ちがいいものです。

個人的には、当時(80～90年)のレプリカと今の最新式バイクとの対決を期待しているのですが、どこかで企画してくれないですかね～(笑)

TZR250(1KT)　vs　YZF-R25なんて、実現したら涙ものです！
30年の時代の差があるのですが、ゼロヨン、サーキット等、どうなんでしょうかね～。

昨年からぼちぼちMotoGPを見始めたのですが、今年は後半戦の最後までチャンピョン争いがもつれこんで、楽しみにしていました。
しかしそこで迎えたマレーシアGPでは、ロッシとマルケスの接触でマルケスは転倒し、ロッシは次戦ペナルティとなってしまいましたね。。。。



老獪な巧者と無鉄砲な若者の構図は、なんだかF1でのプロストとセナを思い出します。

部分的にはYoutube等で見ていたのですが、本日はTV放送があったのでスタートから見させてもらいました。



伏線としては、前回のオーストラリアGPから引き続き、マルケスがかなり厳しい(危ない)攻めをロッシに対して行ってますね～。
ロレンソには簡単に抜かせた後、ロッシには執拗に絡みつつ、結果的にラップタイムを低下させてロレンソとの間を開かせているように、見ようによっては取れますね。

ロッシも途中で警告を発していたわけですが、それも無視して攻め立てるマルケス。

ロッシが蹴ったのかについては、私には先にマルケスがぶつけて来ているので、その反動とも見えましたが、とにかく今回の一件は、皆が楽しみにしていたロッシvsロレンソという対決に大きく水を差し、全体をつまらなくさせてしまいました。

マルケスがしたことは「プロのレースなのだから、あれは正しい」という方もいるようですが、なんていうか、プロ野球ですと、日本シリーズ第7戦で9回の裏で同点でツーアウト満塁、バッターが4番という場面で、みんながピッチャーとの対決を楽しみにしているところに、審判がいきなり「ボーク」判定をして、押し出しサヨナラみたいな。。。。

＃オイオイ職務に忠実って、いくらなんでも状況を考えろよ！って。


転倒のダメージも少ないので、去年のマルケスなら走り続けただろうに、早々にピットに戻ってしまったのも、マルケスに良いイメージを持っていた私としてはとても残念でした。


ということで、マルケスにはもう少しファンも含めた全体を見る目を持ってほしかった。若いとはいえ、2年連続でチャンピョンになった人なのだから。

※追記
マルケスがピットインしたのは、フットレストが折れたためらしいですね。
ちょっと安心しました。
しかし、ビデオを見返してみても、マルケスはこのレースを自分が勝つために走っていないですよね～。
目的は明らかにロッシを妨害すること。。。。
その理由は？
まあ本人のみぞ知るということなんでしょうが、やっぱり残念です。。。

<追伸>
TVのゲストに出ているチュートリアルとかいう人、いろいろとウルサクて参りました。(泣）
カンペをチラ見しながら無理に盛り上がろうとして、ボキャブラリーの少なさが目立ち、せっかくのレースに水を差してます。
あれじゃー、見てる視聴者が盛り上がれないよ～。
もうちょっと起用の仕方を考えてほしいなあ～。

バイクブロスの特集でYZF-R25のカスタムが載っているのですが、その中でR1ルックのもののデザインが秀逸でカッコいいです。





出典：バイクブロス

制作は、サイタニヤファクトリーさんだそうです。
才谷屋Factory

YZF-R25はなかなかいい線を行っているのですが、どうもカウルデザインとフェンダーのデザインが今一つです。そこに新型R1のデザインを持ってきているのがGood！



本当のR１ほど大げさでなく、等身大のスポーティーさに好感が持てます。

私が若かったら「買い」ですね。(笑)