
毎年夏の家族旅行、今年も猛暑を避けて涼しい高原へ。福島は裏磐梯へ向かいました。
昨年はオーリスに家族5人を乗せて長野までドライブしましたが、狭くて不評だったため、今年は1BOXカーをレンタルすることにしました。
以前乗っていたエスティマの静粛性と乗り心地はいまだによく覚えているので、今回もエスティマで、と思っていましたが、なんとすべて予約済みとのこと。エスティマはこの間異例のマイナーチェンジをしましたが、さすがに根強い人気があるんですね。
考えあぐねた結果、他の1BOXでもハイブリッドなら静粛性はそん色ないだろう、と思い、VOXY/ノアクラスのハイブリッドにすることにしました。
人生初めてのハイブリッド、うまく運転できるか、と思ったが、案ずるほどではなかった。セレクターの操作が少し従来のトルコンセレクターと違いくらいで、あとは至って簡単。静粛性もなかなか。山の日も制定され、今週は休みを取る人も多いか、高速は渋滞の連続。ナビのミスリードもあり、かなり渋滞で時間を食ってしまった。しかし、ハイブリッドだと、渋滞でも燃費はさほど落ちないのには感心。さすがですね。
6時間あまりのドライブでようやく猪苗代湖に到着。あまり時間は無くなってしまったが、ビーチで海水浴、ならぬ「湖水浴」タイムです。猪苗代湖は透明度が高く、淡水で、かつ波もほとんどない。まるで天然のプールのようで、素晴らしく泳ぎやすく、べたつくこともなく、さらっとして気持ちがいい。しかもそれほど混んではいないので、ゆったりと時間を過ごせる。これなら、水が苦手な人も、小さなお子さんも大丈夫。夏の家族レジャーには猪苗代湖の湖水浴、是非お勧めですよ!

猪苗代湖を後に、さらに磐梯山を超えて裏磐梯へ。30分ほどの緩いワインディングロードを抜けると、目的地のホテルに到着。気温23度。猛暑の東京とは13度も違う!涼しいのなんの!

このホテルはちょっと高かったけど、皇室御用達というだけあって素晴らしい設備とサービス。何といっても五色沼のエリアの中にあり、景観が素晴らしい。フルコースの食事もおいしくて、辛口の妻も大満足。なんとか父の株を挙げられたかな(笑)
翌朝は五色沼トレッキング。ガイドツアーは満席でダメだったが、説明看板があるのでその必要もなかった。4kmあまりの自然探勝路をめぐると、そこは自然の織り成す素晴らしいスライドショー。美しいコバルトブルーの沼が次々と現れ、息をのむ景観でした。
続いて、今度はドライブ。ハイブリッド車で磐梯吾妻レークライン、磐梯吾妻スカイラインを走ります。
さすがにヒルクライムではハイブリッド車はただのガソリン車と同じ。燃費はみるみる落ちていきます。
1時間ほどで吾妻山の頂上の「浄土平」へ到着。硫黄のにおいが立ち込める迫力の景観に圧倒されます。

ここで食事をして、噴火口までちょっと登り、絶景を楽しみました。
スカイラインを下っていくと、ハイブリッド車は発電をしまくります。しかし、バッテリーが満タンになっても燃費には関係ないだろう、と思っていたが、平均燃費はみるみる上昇、ついには登山前と同じ平均燃費18.0km/Lに。通常のガソリン車だと、同じには戻らないのが通例と思っていたので驚きでした。
福島市内に入ったら、最後のアクティビティは福島名物の桃狩り。普段、桃はあまり食べることができないのですが、この日ばかりはお腹一杯食べられます。子供たちも大興奮。
どうやって食べるかというと、木からもぎ取った桃を、バケツの水で洗い、皮をナイフで向いたら丸ごとガブりとかじりつきます。思ったよりも固い品種でしたが、甘さとみずみずしさはハンパない!いくらでも食べられる感じで、30分でついに6個も食べてしまいました。長男も6個、妻と次男が5個、長女が3個。みな、数年分は食べました。

んなわけで、福島を満喫して帰りの高速に乗りました。帰りの渋滞はほとんどなく、結局平均燃費は18.2km/Lをマーク。これは1500ccのオーリスと同じです。5人を乗せて、あの大きな図体で高速を600km走って、同じ燃費とはハイブリッドも素晴らしい。正直なところ個人的には、ハイブリッドは機械仕掛けで、加速の途中でエンジンがかかるなど、あまり好きではなかったけど、今回乗ってみて、悪くはないなと感心しました。なにより、家族が皆、酔うこともなく、ドライブを楽しんでくれたことはよかったと思っています。
ちなみにかかったレンタカー代は48時間で4万円弱。高いと言えば高いけど、普段小さな車でコストがかかっていなことを考えれば、十分経済的。ハイブリッドも体験できたし、いつも乗れない車に乗れることを考えれば、レンタカーという選択も十分アリだと思った今回の旅行でした。
Posted at 2016/08/10 16:42:16 | |
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