パブロフの犬状態

中国出張の経験がある人ならほぼ知っているだろう「白酒（バイジウ）」。
梁、小麦、豆類とうもろこしなどから作られる穀物系の蒸留酒で、独特の芳香を持ってる。そしてそのアルコール度数は40～60くらいと強め。これを割らずに飲むんだから強烈さは想像に難くない。

白酒は中国では「価格の20%」or「従量(500ccごとで0.5元：約\7）」で課税されてるようだけど、前者が7月あたりになんと2倍になるらしい。5月にタバコの増税をやったばかりだから明らかに嗜好品狙い。この増税を機に宴席の場に登場する回数も減るかな???

白酒の厄介なとこは 「高級なものほど度数が高い」 こと。
さらに厄介なのは 「中国文化は乾杯（一気飲み）」であること。

最近は緩くなってきているけど、きちんとした席ほど高濃度の白酒が登場するわ、チビチビ飲むことも乾杯を断ることも許されない状態…さらに「宴席で酒に潰れることが無礼」と、あんま酒が飲めない自分にとってはまさに四面楚歌。
中国出張時で一番辛かったのは移動でも仕事でもなく、とにかく夕飯からホテルまでだった…。

でも、相手の文化を理解しながら最後まで付き合えば、彼らとの関係は一気に縮まるので、気合と適切なトイレでホテルの部屋に戻るまではとにかく自我を維持してたなぁwww
ということで、自分はこの酒見る＝地獄行きを覚悟してゲンナリという公式が当てはまる（哀）