う～ん…………。

日本沈没を見てきた。

パイレーツとどっちを先に見るか迷ったけど、明らかにこっちの方がレイト本数が早期に減ると読んで決定。

1973年に映画化された小松左京の小説のリメイクで、当時は動員650万人、興行収入40億円となる大ヒットだったらしい。さすがに73年では自分には記憶がない…。

で、感想だが、
う～ん……………ﾋﾞﾐｮｰ。

単純なリメイクだけではなく、現在の日本に環境を合わつつも小説をよりリアルに可視化したCGの迫力は認めたい。
特に阪神大震災やスマトラ沖地震の津波がまだ記憶に新しく、東海/関東での地震がいつ起きてもおかしくないと囁かれる中でコレでもか！というくらいに見たくない光景をスクリーンに繰り広げてくれる。

だけどストーリーがねぇ…。

ジャニーズの手前かメインキャストゆえかは知らないが、草ナギと柴咲に強引にフォーカスするシーンがやや目立つ。
そもそも日本が沈んでいく中で都合よくコイツらだけ何で顔やカッコがこんなにキレイなんだよ！って感じだし、マジかよ！という行動（移動）するし＆そもそも関係者だけがうまく生き残りすぎ（爆）

ちなみに首相役は石坂浩二なのだが、明らかに小泉を意識したヘアースタイルになっております（笑）

そして実際に関東にすげー大地震が来た時、自分は生き残れる気は…あんましない。だってどこにいるかも分からないからまずそれが運。加えて日ごろ動き回る仕事だからそのリスクは刻々と変わるし。営業カバンに入る防災対策ってあんまないよなぁ、実際。