【今回の試乗】
今回は友人の紹介でコルベットZ06の試乗ツアーに参加してきました。思えば自分で企画せずに行った試乗はもしかしたら初めてかもしれません。
ツアーと言ってもそんな大げさな内容ではなく、ルマン車両とほぼ同等スペックのコルベットレースカーのシミュレーター体験と、コルベット コンバーティブルのZ06試乗を行えるツアーとなります。
今は全国を回って試乗会をやっているそうで、次は横浜だとか。もしかしたら今横浜住まいの方だったら試乗できるかもしれませんよ。
【コルベットとは?】

クルマ好きに限らず、アメ車と言ったらコレというくらい浸透しているクルマじゃないでしょうか。他には同社のカマロかフォード マスタングが有名ですかね。
とにかく歴史の古いクルマの一つです。初代が1954年に発売されたわけですから、かれこれ60年以上の歴史があるクルマですね。日本で言うフェアレディZといったところでしょうか。
モデルチェンジの度に色々と変わってきたクルマですが、一部の例外を除いてFR・V8 OHV・2シーター・コンバーティブル有といった点は変わっていません。特にOHVは凄いですよね。
さて、現行のC7ですが、こちらはポルシェ 911をライバルに掲げた極めて本格的なスポーツカーです。大排気量ハイパワーなエンジンを受け止めるボディと足回りを備え、欧州のライバル勢を圧倒すべく開発されました。そして試乗したZ06はルマンでのC7.R優勝を記念して発売されたトップエンドモデルとなります。
【ココが良い!】

まず最初にお伝えしておくと、660PSもあるクルマを運転したことがない私には公道でまともに踏める訳もありませんでした。
試乗車はATでしたが、とてもじゃないですが踏めば3秒足らずで100km/hに達するスーパーカーを公道の短期試乗でまともに味わえる訳もありません。その上での感想となります。
最初に思ったのはエンジンの素晴らしさです。6.2L V8 OHV スーパーチャージドエンジンは始動時から猛々しい咆哮を上げ、踏めばレッドゾーンまで回さずとも官能的なサウンドを奏でます。パワーはほんの少し踏むだけでもクルマを怒涛の加速世界に誘います。ホント、スゴいエンジンです。ちなみにアメ車V8でよくあるイメージのドロドロ感はあまりなく、澄んだ音色でしたね。

ブレーキも本当に良かったです。踏めば踏むだけ効いてくれるので安心して踏んでいけます。フルブレーキング時の感触も試してみたかったですね。カーボンコンポジットはもっと凄いのでしょうか。

後はZ06に限らない話と思いますが、コンバーティブルは電動オープンとなっていて非常に快適ですね。しかもオープン時もクローズ時もカッコいいのがセコい。今回はずっとオープンで試乗しました。

内装も想像以上に良くなっていました。ドライバーオリエンテッドなコクピットはその気にさせる要素十分です。ディスプレイとアナログを組み合わせたメーターもイカしてます。

シートは特別記憶にないので申し訳ないですが、少なくとも見てくれやちょっとした試乗での乗り心地は大満足でした。ホールド性能をサーキットで試してみたいですね。ちなみに電動調整ですが、なんとハンドルも電動で調整可能です。テレスコもOKなのが地味に凄い。
【ココはダメ!】
このクルマ、本当に素晴らしい出来なのでケチを付けるのが難しいのですが……まぁ、気になるところはあるにはありましたよ。
まず全幅。これほどのスポーツカーなら仕方ないですが、正直2m近い全幅は相当気を使います。フェンダーの盛り上がりで見切りは良いですが、街中では扱いに困りますね。

屋根を開ければ開放感と共に視界も開けますが、閉めているときの後方視界は非常に悪いです。もしバックカメラなかったら馴れるまで地獄でしょうね……。

左ハンドルというところもマイナス要因になるでしょうか。右ハンドル仕様は存在しないので、買うなら左ハンドルしかありません。でも外車厨にはむしろ嬉しい所なのかもしれませんが。
それとドアの開け閉め。ドアのスリットに指を差し入れて開けるカッコいい方式なのですが、これ手動ではなく電動でロックが解除されて開く仕組みなのです。なので操作としては「指を入れてセンサーON→ロック解除→引っ張ってドアを開ける」という操作が必要で、このロック解除を待てずに引いても開きません。馴れるまで地味に面倒です。
最後にトランク。特にコンバーティブルはかなり狭くて出し入れがしづらいです。フラットなのが唯一の救いですが、高さがないので大きいものはまず入りません。クーペなら少しはマシですけどね。
(ただしコンバーティブルは開け閉めで容量が変わらないから、開けるか閉めるか気にして荷物を積むか悩む必要はなさそうですね)
そして余談ですが排気量は怒涛の6.2Lなので税金ヤバイですね。最も、こんなクルマを買える人が気にする話ではないでしょうが……。
【結論】

とまぁ、気になる点はゼロではないですが、これはそんなことを気にする人間はまず買えない正真正銘のスーパースポーツカーです。
速くてカッコいい。そして気持ち良い。これ以上何を求めるのかというくらい、本当に見て触れて乗ってみて大満足なクルマでした。このクルマを経験した今は、他のライバル達(911、AMG GT、エヴォーラ等)も気になっちゃいますね。
これから出世していくという方は、是非いつかはコルベットと夢想して頂きたいと思いますね。
・エクステリア … 5 クッソカッコいい。
・インテリア … 4 助手席はオマケです。
・運動性能 … 4 もはや分かりません。
・快適性 … 3 女の子にはうるさいかも……。
・積載性 … 2 グローブボックスあるのは○。
・価格 … 3 ライバルに対してお買い得か?
・総合評価 … 4 他のライバルも乗ってみたい。
Posted at 2016/05/05 17:37:42 | |
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