
ヘッドガスケット切れを修理する為に、独立してショップを開業したばかりの知り合いに店の片隅をお借りして突貫工事で作業。
その節はお世話になりました。
セカンドカーなんか持ってないし、作業時間は閉店時間まで。一日で修理しなければならない!
なんとかタイムリミットギリギリで作業終了!
エンジンは復活したけど、元が走行会仕様の車だっただけに、ボディのヤレが目立つように・・・。
そろそろヤバイかも・・・。
最近はライバルの彼女とほぼ互角。
お互いまだ表彰台のてっぺんには上がった事が無い。
いつも出場しているジムカーナは、ハチロクだけのクラスがあったが、最近台数が減ってきたので排気量でクラス分けしている他の車のクラスに編入されてしまうらしい。
そうなる前に勝負をつけたい!
そしていざ勝負!
彼女が暫定トップタイムを叩き出した!
ここで彼女を上回るタイムを出さなければ即負けが決定してしまう・・・。
自分なりに最高の走りが出来たと思う。
これで負けたら仕方がない・・・。
結果は・・・負けた!!
彼女は大粒の涙をこぼしながら「やった・・・嬉しい・・・」。
表彰式で彼女はついに表彰台のてっぺんに!ワタクシは2段目に・・・。
まだ彼女の涙は止まらない・・・。
そして恒例のシャンパンファイト!
ワタクシは彼女に思いっきりシャンパンをぶっかけた!
廻りから「女の子に対してやり過ぎ!」と非難轟々だったが、これはワタクシの彼女に対して最大の祝福と敬意と少しだけの悔しさをぶつけたつもりだった。
彼女もわかってくれていたようだった・・・その後しっかり仕返しされましたが・・・。
その後彼女は結婚し、オメデタで一時的にハチロクを降りる事に。
必ず復活させるために手放さないと言っていた。
ワタクシのトレノも満身創痍で、スポット溶接が剥がれ、至る所にクラックが入り、とどめにデフブロー。
「もうゆっくり休ませてやろう・・・」
そして3年酷使したトレノのプレートを外した。
その後S13シルビア(NA)の極上車を3万円!で入手し、まだジムカーナを続けていた彼女の仲間達と走り続けた。
みんなNAのシルビアに乗り始めて、今度はNAシルビア対決に!
競い合ううちに、ハイパワーターボ車をまとめて倒し表彰台を独占していた。
相変わらずワタクシは表彰台のてっぺんには上がれず・・・。
そして後輩がサーキットでR32GTRをストレートでぶっちぎる為に製作したスーパーソアラを持ち込んで改造車クラスに後輩とダブルエントリー。
350psオーバー、トルク45キロのソアラは、まっすぐ走る事を知らないモンスターマシン!
メチャクチャ楽しかった!
後輩には負けなかったけど、やっぱり表彰台のてっぺんには立てず・・・。
そのうち遂に主催者がジムカーナの終了を発表。
参加台数の減少で大会が成り立たなくなった為だった。
一緒に戦った彼女とその仲間達と会う機会が無くなってしまった。
いつもジムカーナで顔を合わすので、連絡先なんか聞いてなかった。
みんな今頃どうしているだろうか・・・。
彼女の子供も多分高校生位になっているはず・・・。
ハチロクを復活させて元気に走っていると信じている・・・。
ワタクシのトレノから降ろしたエンジンは、今も大切に保管している。
二度と火が入る事は無いと思うけど・・・。
使える部品は現在乗っている2ドアトレノに移植し、魂だけは生かしているつもり。
3年間しか乗ってあげられなかった3ドアトレノに「ありがとう」。
つまらない昔話に付き合って下さった皆様、有難う御座いました。
おわり
Posted at 2013/12/04 01:28:46 | |
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