ライムグリーン伝説③　「Z1000R」

猛者・・・というかモサっとしたオヤジが来ました(・∀・)
これはＲ１ですね。タンクのラインが下側で濃紺ラインの上にパールシルバーのライン♪アメリカ仕様はＫＥＲＫＥＲメガホン装備♪♪
Ｒ２とＺ1100Ｒはタンク中央にパールシルバーラインの上に濃紺ラインでしたね。私が乗っていたＺ1100Ｒは元々シルバーブルーだったのを前オーナーが黒/赤にオールペン、私の手元に来てから、スーパーバイクでローソンの乗っていた丸タンクの1000Ｊのマネしてグリーンに黒ラインに缶スプレーで自家塗装！
(↑1100Ｒを缶スプレーで塗るという行為は猛者かもしれない　笑)
数年したらハゲてきたので、プロにＲ１カラーに塗りなおしてもらったんです。愛車紹介の写真がそれです。
その際に知り合いの1000Ｒをお借りしてそれに合わせて調色してもらったのですが、白だと思っていたラインがパールシルバーだったとはこの時に知りました。この1100Ｒの知人、カワサキ本社の人なんですけどそれはもう酒好きな方で、サ〇トリーのナントカって一番高いウイスキーボトル１本で1000Ｒを貸してくれました(笑)

1000Ｒと1100Ｒ、どちらも同様のようにされてますが、もし買ってストック状態で乗るなら1100Ｒをおすすめします。1100Ｒのフレームほうが設計が新しいので重心が低く安定しているように感じました。バンクさせると前後同時に沈みこむようにコーナーリングします。コーナリングの旋回半径の中心がステップにある感じです。
また、低速でＵターンするような時でもとても安定していました。ハンドルフルロックで寝かしこんでアクセルあけるとクルっとＵターンできます。
1000Ｒはステアリングポストを中心にフロントタイヤが切れ込むような感じで旋回します。Ｚ１やＭｋⅡの乗り味に近かったです。これはタイヤサイズも関係してるかもしれませんが・・・1100Ｒは前後18インチ、1000Ｒはフロント19インチ、リヤ18インチでしたよね。リヤタイヤの少し外側の軌道からフロントタイヤが回りこんでくる感じで前輪と後輪の回転半径が少しズレている感じで、トップブリッジ位置が高いような感じ？で、最初、私には違和感がありました。30分も乗ってたら慣れちゃいましたけど(^_^;)
現存してる固体は皆さん改造されているので、イジった車両だと差はないかもしれませんが(^_^;)

1100Ｒのフレームは前半分はＧＰｚ1100と見た目同じでした。フロントフォークのサイズや、トップブリッジ～三ツ又間の寸法とか、クレードル部分のフレームパイプの太さとか・・・1100Ｒのフレームにユニトラックサス付けたらＧＰｚのフレーム・・・みたいな雰囲気です。
どうしてもホンモノ！と拘らなければ、Ｚ1000ＪかＤＦＩのＺ1100ＧＰベースのＲ風という手もありますね。知らずにＲ風買っちゃったら哀しいですけど・・・Ｚ1100Ｒのフレーム番号はＫＺＴ10Ｒ-＊＊＊＊＊です。1000Ｒは不明ｗ私の乗っていたのは244番だったと記憶してます(・∀・)ｂ

この年代のリッターバイクは、私のＺ1100Ｒ，友人のNinjya900Ｒ、珍しいNinjya600Ｒ、Ｚ1000ＭｋⅡ、Ｚ２改Ｚ１、ＫＡＴＡＮＡ1100ＳＺ、ＧＰｚ1100、ＧＰｚ1000ＲＸ、900エリミネーターなど、今見てもゾクゾクするような車両が身近にたくさん居ましたよ。皆、頑張って大型限定解除したもんです（＾＾）
当時、維持できる財政だったら手離さなかったのになーと今も想います。

長々と失礼いたしました<(_ _)>

ノイエさん、こんにちは。

流石は元オーナー、詳しい解説＆インプレッション非常に役立ちました。
しかし、以前乗られていたマシン、自家塗装→本物Z1000Rを色見本にプロが塗装という経緯だったのですね。これだけでも相当な猛者ですよ！
しかしウイスキー一本で貸し出されたZ1000Rには笑いました。

「長く乗るのだったらZ1100GPベースのZ1100R」とはメカニックの友人からも言われた事があります。ノイエさんの解説でよく理解できました！

しかし凄い友人達とつるんでいたんですね。
90年代に入ってからの大型バイクブーム以前は、本当に750以上のバイクに乗っているライダーは少なく、憧れの的でした。
今バイクに乗って楽しんでいる世代は、やはり中高年が多いと聞きますのでその当時「ぶいぶい」言わせていた方々が子育てを一段落させて返り咲いているのでしょうね。

と、言うわけでノイエさんもそろそろ戻ってきませんか？「こちら側」に（笑）