2016年09月29日
すっきりしない天気が続いている仙台です。
今日も朝から雨。
この季節にジメジメ続きは鬱陶しい感じですね。
青空の下、8号でお出かけしたいねえ・・・。( ̄-  ̄ )
ここしばらく、配偶者控除の廃止とか、
果ては基礎控除まで廃止とか毎日のように騒いでますね。
現在の税収では不足が大きすぎるので、
あの手この手で増税しようとしているのが垣間見えます。
先日、配偶者控除は高所得者ほど優遇されているという記事を見ました。
ふーん・・・。これって
「そうだそうだ。とっとと廃止しろー!平等にしろー!」
と思わせるために、民意を得るために、
重要な部分は書かずに発信されてるとしか思えませんでした。
配偶者控除38万円で減額される所得税額
年間所得
500万円で19000円
700万円で38000円
1000万円で76000円
高所得者ほど優遇されているのが現実。
要約すると、書いてあるのはこれだけ。
コイツ、バカじゃねーの?(-_-;)
大事なのはそこじゃない。
500万円で19000円ということは、課税率5%。
5%の課税率ということは、課税所得額195万円以下。
MAX195万円で計算すると所得税は97500円-19000円で年間78500円。
700万円で38000円ということは、課税率10%。
10%の課税率ということは、課税所得額195万円超330万円以下。
MAX330万円で計算すると所得税は
330000円-38000円-97500円(控除額)で年間194500円。
1000万円で76000円ということは、課税率20%。
20%の課税率ということは、課税所得額330万円超695万円以下。
MAX695万円で計算すると所得税は
1390000円-76000円-427500円(控除額)で年間886500円。
500万円と1000万円で比較した場合、課税所得が3.5倍程度なのに
所得税額は10倍以上。払っている税率・金額自体全く違うのに、
これが高所得者優遇ってありえんわ。(-_-メ)
ちなみに個人事業の場合、年間売上が1000万円を超えると消費税もかかります。
簡易課税として、売上の半分に対して8%。1000万円で40万円。
生活のために頑張って頑張って稼いでも、
少し稼ぐと高所得者扱いされて完膚なきまで叩きのめされるんですね。
ニュースなんかでは所得税の負担がどうのこうのしか言ってませんが、
配偶者控除の廃止で増えるのは住民税もありますね。
私の場合、個人事業税も増税になります。
国民健康保険の方は、それも変わってきますね。
更には、課税所得額158万円以下だった人が38万円の所得増になると
税率が5%から10%に上がります。
課税所得額293万円以下だった人は10%から20%に上がります。
税率の境目周辺の所得の人はたまりませんね。
過日、パートしている妻に正社員にならないかと打診がありました。
現在は年間103万円以内になるように働いています。
正社員になれば当然103万円どころではなくなります。
私の扶養から外れてしまった場合どうなるのか試算しました。
妻の収入が年間150万円前後まではパートの103万円と比較して
世帯収入としては減る結果になりました。
今よりクタクタになるまで働いて減るって・・・なんじゃそりゃ・・・。llllll(-_-;)llllll
正社員になって今の倍ほど働いても、世帯収入がさほど変わらず、
家のことが何もできなくなるのでは全く意味が無いので、丁重に断ってくれと話しました。
そもそもの税制がおかしい。
女性の社会進出がどうこう言うのであれば、税金を思いっきり下げるべき。
扶養の範囲が103万円以下というのが一番の妨げでしょう。
配偶者控除が妨げになっているなんて話は有り得ませんね。
扶養の範囲を300万円とかにすれば、もっと働けると考える女性も増える気がしますが。
平等に徴収して税収を確保するなら
消費税の増税が一番平等な気がするんですけどねえ・・・。
また数十万単位で出て行くお金が増えるのかと思うと、
溜息しか出なくなりますわ・・・。(T-T)
日本て実は社会主義なのか?(゚▽゚;)
Posted at 2016/09/29 12:11:14 | |
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