黒烏＠改【さるさん】のブログ一覧

毎度のこと
プライベートではなく、今日はお仕事のお話です。


図面の不備が次々露になり、測定が停滞してフラストレーション増大する日々。(爆)


現在、４名：２人一組、
朝～（平常勤務）と夕方～（夜勤）を交代で業務（寸法測定）に携わっています。

測定機の稼働率をと業務実績を上げる為。


部品のアイテムは２５０以上。

先に測定した者が同じ部品を引き続き測定する事は実情無理です。


前任者に『何処を基準にして測定したのか！？』
要となる確認をしてから実務と成ります。

基準が違っていたら、測定したデータの精度に疑問符が生じますので。


本日、引き継いだ部品の測定にて腑に落ちない図面指示。

“これどうやって測定するんじゃ！？
　測定不可能やし・・・。(-_-メ)”

考えても決が出ない。(-"-)


同僚に

“これの図示っておかしくねぇ！？


同僚

“これ測れないっすよ。”


“やっぱし。（苦笑）”

『またまた改訂要求だな・・・。(-_-メ)』



暫し後、同僚より

“これどうやって算出しました！？”

“う～ん
　重複する寸法指示なんで、機能に直結する部位で算出したよ。
　一方は参考寸法なので無視した。”

“やっぱりそうっすよね。。。”


毎日が漫才劇場。(笑)



現在の図面においては幾何公差を如何に適切に使うかが問われる時勢のようです。


幾何公差の簡単な指示



±０．１などの指示が有りません。


少し難しくなるとこんな感じ




記号の意味はこんな感じ




±０．１とかの交差指示が無い部位は



こんなややっこしい幾何公差を指示される。


図面を書く側も知識を要し、適切な図示を要求されます。


同時に測定する側もそれに応じる知識と、解読力（設計者の意図など）を持たないと通用しない。

面倒な時代になったと感じます。(泣)



基準寸法±０．１の指示より　

『見た目高精度を要求する』

『恰好の良い図面』に見れます。


反面、測定に　滅茶苦茶　時間を要する。(-_-メ)


指示が正しければ良いものの

間違っている、測定が出来ない図示が、１アイテムに複数点在。(笑)


考える時間と、設計者に指摘する時間が無駄。


最低の場合、
指摘しても開発者自身がその間違いに気付かない。(爆)



図面が間違っていれば、マトモな金型、製品は出来んぞな。(爆)



９月末の収束を期待するも、

１０月までは落ち着かない気がしてきた。(爆)