昨日は、Be a 壁 6時間でぐったりになった、よっしぃでぃーびーえーさんろくです。
今朝、いつも通り寝坊して、テレビを点けると、『栄光のル・マン』なる1971年の映画がやっていた。

( ※DVD パッケージ インターネットより )
とりあえずセリフが少なく、途中からだったので良く分からなかった(;・∀・)笑
ところで、映画に登場してたポルシェ917K。どう見てもフォードGT40と被る。
ポルシェ917K

( ※Wikipedia "栄光のル・マン"より )
フォードGT40

( ※Wikipedia "フォード・GT40"より )
調べてみると、正式には
『3707 Zenith Blue & 3957 Tangerine』
で、一般的に
『ガルフカラー』
と呼ばれ有名だった。
なるほど、ガルフオイルっていうメーカーのスポンサーカラーだったのねφ(*'д'* )メモメモ
ちなみに調べていると、こんなサイトを見つけた。
『かわいい配色ガルフカラーの謎』 →
サイトリンク
コーポレートカラーの青はもっと濃い色なのに、何故ガルフカラーの青はパウダーブルーなのか。
要約するとこうだ。
コーポレートカラーの青とオレンジでは、一般に目がチカチカして見えづらいという現象が起こる。
だからもっと自然に見えるパウダーブルーにしたというのである。
ちなみにサイトリンクには、元ネタの英語サイトのリンクもあるので、読むと勉強になるぞ。
参考までに。
"色"には様々な表現方法があり、一般的に"色空間"と言われてる。
普段よく聞く
「RGB」や、プリンターのインクで使う
「CMY」も"色空間"の一種である。
またWindowsのペイントにもあるが、色合い(色相)・鮮やかさ(彩度)・明るさ(明度)というのも"色空間"の一種で
「HSV」と呼ばれる。
例えば、『伝わるデザインの基本 よい資料を作るためのレイアウトのルール』(高橋佑磨・片山なつ 著)では、色についてこう書かれている。

( ※書籍カバー インターネットより )
色の数が多いと、理解しづらい・無駄に派手で洗練されていない・内容に集中できない。
逆に少ないと、要点がわかりづらい・手抜きに見える。
背景色を含めて4色が妥当、とまで言っているのだ。
これをベースに考えると、ガルフカラーで使っている2色と、背景の雑多カラー1色の計3色でクルマを見た人の印象に残るのではないか感じた。
更にもう1つ。
例えば、HSV色空間はこうだ。
ガルフのコーポレートカラーの青とオレンジは、HSV色空間で考えると彩度が高い(=鮮やか)。
彩度が高い色が並ぶことで、先程の目がチカチカするという現象が起きるのであろう。
しかしガルフカラーで使われているパウダーブルーは、コーポレートカラーの青に比べ、彩度が低くなるので落ち着いて見える。
この彩度の使い方も、先程の書籍では重要だと説いている。
彩度の高いオレンジと低いパウダーブルーの組み合わせが、ガルフカラーを人々の印象に残している所以の1つでもあろう。
クルマにとって色とは、そのものを表現すると言って過言では無い。
どんなに技術に優れたクルマ、速いクルマ、快適なクルマを作っても、色一つで台無しにしてしまう。
「この色イイね♪」と思った時に、それを科学してみると、別のクルマの楽しみ方が出てくるのでは無いだろうか。
余談。
『栄光のル・マン』の後は『タイタニック』がやってた。

( ※DVD パッケージ インターネットより )
ジャ~ック!(*´-`*)/ \(*´▽`*)ロ~ズ!
色もいいけど、色恋もいいよね( ̄▽ ̄)笑
(ノ*゜▽゜*)いじょ。
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Posted at
2016/10/02 16:54:03