4年半、母親の病気に真っ向から付き合いました。病名は乳がんで、見つかった時には胸膜・リンパ・肝臓・腰骨に転移しており、3か月は厳しいで、手術もできないとお医者様に言われました。正直、母親よりも私の方が気が動転してしまい、丸3日間悩みました。今はインターネットが普及していることもあって、ネットで病名や症状を入れて検索をすれば悪い事だけでなく良いことも書かれている。このネットの普及が良い物か悪い物かも分からなくなった。やっぱり生存率という部分をピックアップしてみてしまいました。それでも前を向こうと決心し、母親に何が一番苦痛かを尋ねたら、息切れが一番苦しく、もし死ぬにしても苦しまずに死にたいと言われました。息苦しさの原因は胸膜に水が溜まり息がしにくいことは分かっていたので、水が溜まらなくするように胸膜にタルクを入れてもらう手術をしてもあらいました。ここからが4年半のスタートです。母親の手術は無事には終わりませんでした。2時間あれば手術室から出てきて麻酔もさめると聞いていたのに、4時間経っても終わらず、イライラしてました。結局6時間後に、手術は終わったけども少し肺に水が残ってしまいました。と医者にあっけらかんと言われ、麻酔が覚めるのもけっきょく翌日のお昼。母親の息苦しさは多少しか改善されませんでした。このような訳で、それから辛い闘病生活がはじまったのでした・・・。パート2に続く・・