
※画像は私の車ではありません
もう一月以上経つのですが、クリオ2rsから、メガーヌ2rsに乗り換えました。
クリオ2はあれこれ手をかけていましたが、ラグナクーペ、それもモナコGP(全世界400台の限定車!)に乗り換えられるzenさんから、それまでお乗りのメガーヌ2rsを引き継がせていただくことになったためです。
メガーヌ2は、最終型、正規輸入ではほぼ最後であろう2008年登録のトロレッド、3ドアのモデルです。若干朱がかった素敵な赤です。余談ですが、トロレッドは、イギリスのカラーネームではウルトラレッドと呼称されています。言い得て妙というか、トヨタのスーパーレッドと似た感覚ですね。
残念なのは、3ドアですので、LSDがつかないことくらいで、外装と内装のベタベタは年式なりですが、車としてはとても良いコンディションを保っています。10年経ってからこの車に乗れるのは本当にありがたいことです。
しかしまあ、なぜ3ドア左ハンドルモデルをLSDなしで発注したのか、ルノー・ジャポンには車好きの心がわかっていないなと思います。『トップギア』でのエピソードですが、ジェレミー・クラークソンが、ゴルフGTIを購入した際、発注を間違って5枚ドアを注文してしまった事を、例の二人にさんざん馬鹿にされていたように、UKでは、スポーツハッチは3ドアがマストで、5ドアは微妙な扱いをされているようです。私も、スポーツハッチはクーペの代用だと思っているので、当然3ドア派です。左で3ドアのユーザーには、思い切って素の『R26』で良かったと思うんですがね。。マニュアルエアコンの方が好きですし、その他微妙な快適装備は全部無しで、レカロとLSD、カップシャシ。これ最高ですよね。
これまた余談ですが、メガーヌ2RSの最後の方のパッケージオプションは、『LUX』『CUP』『R26』とあり、組み合わせも可能であったようです。
『R26』は、快適装備抜き、カップシャシ+LSD+レカロ、希望すれば派手なデカールという仕様で、日本に輸入された右H5ドアは、『R26』+『LUX』というパッケージ、左3ドアは『LUX』+『CUP』だったと思われます。『LUX』は、オートワイパー、オートライト、キセノンとウォッシャ、レザー内装、オートエアコン、格納ドアミラーなんかで、『R26』と組み合わせて、レカロでフル装備、みたいのが一番妥当だったろうと思うのですが、日本ではなんと全部革仕様。やはりルノー・ジャポンの見識を疑います。
この辺のパッケージオプションは、UKのフォーラムで当時よく話題に出ていて、俺は革内装のほうがいいぜみたいな少数意見もありましたが、やはりレカロにLUXがいっちゃんいいよねみたいな意見が多数派でした。
もっとも、この『R26』パッケージがあるので悔しい感じがあるのですが、フラットに見ると、レザーシートは良い出来ですし、LSDについても、普通に走ってる分にはなくて困ることもありませんし、凍結路でもESPの出来がよく、それなりに前に出ますから、やはりなくて困るほどではありません。
とまあ、余談はおいておいて、この車で驚くのは、乗り心地の良さです。
カップシャシのスプリングは、メガーヌ2rs乗りならご存知のアイバッハ謹製、
ちょいローダウンサスです。(ノーマルよりは少し低い)
そのスペックは驚きのフロント13.4mm/100kg (7.46kg/mm)、リア15.1mm/100kg (6.62kg/mm)というものです。いや硬い、硬すぎます。荒巻でこの硬さは、以前乗っていた2トン超えのトゥアレグのダウンサス並です。(これ強烈に乗り心地が悪かったです)
にもかかわらず、乗り心地が大変よいのです。プログレッシブですから、初期は低レートが当然ですが、それでも世のプログレッシブレートのスプリングが皆こうかといえばそんなことはなく、アイバッハも、ちゃんとストロークが与えられればこういう物が作れるんだと、これは実にいい仕事してるスプリングだなあと感心する次第です。(乗り心地は基本タイヤとスプリング、ストローク、バネ上重量などで決まります。よく腐れ自動車評論家がザックスのダンパーを国産車が採用すると思考停止して褒めまくりますが、ダンパーで乗り心地は決まりません。ある程度替わりますが決定的な要素ではありません。)
古い記憶ですが、BMWにMスポーツ仕様が登場し始めた頃、やはり2センチダウン程度のスポーツスプリングだったのですが、これがとんでもなくひどい代物だったように覚えています。
ベンツも出始めのアヴァンギャルド仕様は、やはり褒められたものではなかったと思います。それを思うと、このカップスプリングの良さは出色です。
このスプリング、1Gで純正品のくせに線間密着してます。
で、線間密着部分の異音どめにラバーを巻いているのですが、ここが錆びて折れるそうです。これもUKで話題になっているのですが、カップスプリングはべらぼうに高いそうで。。要は代替品がないということです。
アイバッハのプロキットはじめ、社外スプリングは軒並み低レートで、OEMの社外品はカップではなく標準仕様で、やはり低レート、おまけに車高が2センチ上がる。カップシャシで充分満足な人は困ってしまうわけですね。ローダウンサスを組むと柔らかくなっちまうよ!みたいな話題はたくさんありました。
Posted at 2019/05/06 21:34:42 | |
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