金属パーツをピカピカに仕上げる

先月末に地元の中古屋さんで手に入ったツイーター。

FOCALであること以外詳細不明ということで激安でした。
ユニットそのものの状態はよろしいのですが、アルミ製のブラケットは見ての通り表面がボロボロですね＞＜


さてどうしたものか・・・








困ったことに、こちらのツイーター。分解ができないようです。ブラケット、ユニットはもちろん、網も接着固定されているようです。


とりあえず網にマスキングテープを張ってみましたが、どう考えてもこれではエアブラシでの塗装は無理ですね。







カレー食べながら考え中。。。ナン、ハマってんすよ。








そうだ、アレやるか。





以前モデルガンに施工したブルーイング！！





パーツクリーナーでツイーターブラケットの汚れを落としつつ脱脂。





作業中手の脂がつかないように軍手を装着！脱脂とても重要。




サンドペーパーで研磨しました。400→800→1200→2000と番手を上げていきました。これでも光沢はかなり復活しています。






用意するもの

ブルー液。定番のガンブルー液バーチウッドのアルミニウムブラック
コットン。ブルー液を塗り込むのに使います。
適当な容器。ブルー液は原液では濃すぎるので容器に適量とって薄めてあげます。だいたいブルー液１：水５でじゅうぶん染められます。

他にスポイトがあるとこぼしにくいうえに薄める際に量が図りやすいですね。あとは真鍮ブラシかスチールウールですね。





こちらはモデルガンに施工してた時の画像でしたが、そうそう、ゴム手袋も必須です。ブルー液は劇薬のようで、肌に触れるとよろしくないらしいです。




コットンに薄めたブルー液を少量つけて塗り込んでいきます。
スポイトを使ってコットンにブルー液を染みこませてあげるとブルー液のつけすぎを防げます。塗った直後に乾くくらいの量がいいです。びちょびちょ厳禁。

染め始めはこんな感じで茶色くなります。ムラもあるしとても不安な感じ。

金属とブルー液が反応するとススが発生してコットンが汚れるので適宜コットンを交換しながら染めていきます。


コットンにあまりススがつかなくなったら真鍮ブラシかグラスウールで表面を磨いてあげます。

そして再びブルー液を塗り込み、また磨いてと繰り返します。







根気よく作業を進めていき、こんな感じに染めあがりました。被膜が形成されてピッカピカです。


染めが完了したら染めたパーツは水で洗いましょう。今回のケースだと、濡らすわけにはいかないので水を含ませたコットンで拭きあげました。




ブルーイングは主に拳銃の鉄パーツに施される防錆処理の一種です(*'ω'*)
”塗り”ではなく”染め”というところがカッコいい。












一応、オチがあるんですけどね。





ツイーターなんで、完成したところでさっそくブレイドに取り付けたんですが、


いろいろ調整してみた結果イマイチしっくりこなくて、以前のツイーターに戻し、今回仕上げたツイーターはお蔵入りになりました・・・


ホントは整備手帳に上げたかったのですが、お蔵入りのためブログでの公開です。



オマケに取り付けた画像が無いという(ノД`)・゜・。
また着けて撮り直すのは面倒なのでやりません笑




ただ今回の作業で分かったことがひとつ。


今装着しているツイーターがどうやら左右で音量が不揃いのようです。
組み戻して音出したらなんだか違和感。左右入れ替えたらいつもの音ｗ


どうやら今までずっとこの状態で調整していたらしい。
それに気が付かずに途方もない時間をかけて調整した今の音はとても気に入っているのですが、、、


う～ん


いい加減スピーカー新調するか？？新品で。


でもやったらまた調整地獄だな(*_*)





ではではノシ