またコピペ。
探すの面倒というか、元ねた無くなる時があるんだもんなぁ・・・(--;)
他人が読んでも面白くないと思います(笑)
概要
この資料では、レジストリの破損が原因で起動できなくなった Windows XP システムを回復する方法について説明します。ここで説明する方法は、システムを以前の状態に完全に回復することを保証するものではありませんが、この方法によりデータを回復できる可能性があります。
警告 : コンピュータのオペレーティング システムが OEM によってインストールされている場合、この資料に記載されている手順を使用しないでください。OEM のインストール上のシステム ハイブでは、それ以前に存在していなかったパスワードとユーザー アカウントが作成されます。この資料に記載されている手順を使用すると、回復コンソールに戻って、元のレジストリ ハイブを復元することができない場合があります。
Windows XP の破損したレジストリを修復できます。レジストリ ファイルが破損すると、さまざまなエラー メッセージが表示されることがあります。レジストリの問題に関連するエラー メッセージについては、「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) を参照してください。
この資料の手順は、通常の回復方法に失敗し、回復コンソール以外でシステムにアクセスできない状況を前提にしています。自動システム回復 (ASR) のバックアップがあれば、それを使用した回復が好ましい方法です。ここに記載されている手順を実行する前に、ASR バックアップを使用することをお勧めします。
注 : 5 つのレジストリ ハイブすべてを置き換える必要があります。1 つまたは 2 つのハイブのみを置き換えた場合、ソフトウェアとハードウェア用の設定がレジストリ内の複数の場所に存在することになり、問題が発生する可能性があります。
レジストリの破損に関連する問題が繰り返し発生している場合は、次の資料の修正プログラムを入手してインストールすることをお勧めします。
318159 (http://support.microsoft.com/kb/318159/) Windows XP における破損したレジストリの修復と復元
Windows XP Service Pack 1 には、この更新プログラムも含まれています。
先頭へ戻る
詳細
Windows XP ベースのコンピュータを起動または再起動すると、次のいずれかのエラー メッセージが表示されることがあります。
次のファイルが存在しないかまたは壊れているため、Windows を起動できませんでした :
\WINDOWS\SYSTEM32\CONFIG\SYSTEM
次のファイルが存在しないかまたは壊れているため、Windows を起動できませんでした :
\WINDOWS\SYSTEM32\CONFIG\SOFTWARE
Stop: c0000218 {レジストリ ファイル エラー} レジストリは、ハイブ (ファイル) : \SystemRoot\System32\Config\SOFTWARE、そのログ、または代替ファイルを読み込めません。
システム エラー Lsass.exe
パスワードを更新しようとしたときに、このリターン状態は、現在のパスワードとして指定した値が正しくないことを示します。
この資料の手順では、回復コンソールとシステムの復元を使用します。また、この資料では、回復処理が完全に実行されるために必要な手順が特定の順序で記載されています。すべての手順が終了すると、システムは問題発生前の状態に非常に近い状態に戻ります。既に NTBackup を実行して、システム状態のバックアップが完了している場合は、「パート 2」と「パート 3」の手順を省略し、「パート 4」に進むことができます。
先頭へ戻る
パート 1
パート 1 では、回復コンソールを起動し、一時フォルダを作成し、既存のレジストリ ファイルを新しい場所にバックアップした後、既存の場所からレジストリ ファイルを削除し、Repair フォルダのレジストリ ファイルを System32\Config フォルダにコピーします。この手順が終了すると、Windows XP を起動するためのレジストリが作成されます。このレジストリは、Windows XP の最初のセットアップ時に作成され、保存されたものです。そのため、セットアップ プログラムの完了後に行われた変更や設定の情報は失われます。
パート 1 を実行するには、以下の手順を実行します。 1. フロッピー ディスク ドライブに Windows XP 起動ディスクを挿入するか、CD-ROM ドライブに Windows XP CD-ROM を挿入し、コンピュータを再起動します。
指示に従って、コンピュータを CD-ROM ドライブから起動するために必要なオプションを選択します。
2. "セットアップの開始" 画面が表示されたら、R キーを押して回復コンソールを起動します。
3. デュアルブートまたはマルチブート コンピュータを使用している場合は、回復コンソールからアクセスするインストールを選択します。
4. 指示に従って、管理者パスワードを入力します。管理者パスワードが空白の場合は、Enter キーを押します。
5. 回復コンソールのコマンド プロンプトで、次の行を入力します。各行を入力した後、Enter キーを押します。
md tmp
copy c:\windows\system32\config\system c:\windows\tmp\system.bak
copy c:\windows\system32\config\software c:\windows\tmp\software.bak
copy c:\windows\system32\config\sam c:\windows\tmp\sam.bak
copy c:\windows\system32\config\security c:\windows\tmp\security.bak
copy c:\windows\system32\config\default c:\windows\tmp\default.bak
delete c:\windows\system32\config\system
delete c:\windows\system32\config\software
delete c:\windows\system32\config\sam
delete c:\windows\system32\config\security
delete c:\windows\system32\config\default
copy c:\windows\repair\system c:\windows\system32\config\system
copy c:\windows\repair\software c:\windows\system32\config\software
copy c:\windows\repair\sam c:\windows\system32\config\sam
copy c:\windows\repair\security c:\windows\system32\config\security
copy c:\windows\repair\default c:\windows\system32\config\default
6. exit と入力して回復コンソールを終了します。コンピュータが再起動します。
注 : この手順では、Windows XP が C:\Windows フォルダにインストールされていることを前提にしています。異なる場所にインストールしている場合は、C:\Windows を適切な windows_folder に変更します。
別のコンピュータも使用できる場合は、時間を節約するために、手順 5. のコマンド部分のテキストをコピーし、"regcopy1.txt" などの名前でテキスト ファイルを作成できます。このファイルを使用するには、回復コンソールの起動時に次のコマンドを実行します。
batch regcopy1.txt
回復コンソールで batch コマンドを使用すると、テキスト ファイル内のすべてのコマンドを順番に実行できます。batch コマンドを使用すると、多くのコマンドを手動で入力する必要がなくなります。
先頭へ戻る
パート 2
ここに記載されている手順を実行するには、Administrator または管理ユーザー (Administrators グループに属しているアカウントを持つユーザー) としてログオンする必要があります。Windows XP Home Edition を使用している場合は、管理ユーザーとしてログオンできます。Administrator としてログオンする場合、最初に Windows XP Home Edition をセーフ モードで起動する必要があります。Windows XP Home Edition コンピュータをセーフ モードで起動するには、次の手順を実行します。
注 : 次の手順に進む前に、以下の手順説明を印刷してください。コンピュータをセーフ モードで再起動した後は、これらの手順説明を表示できません。NTFS ファイル システムを使用している場合は、手順 7. で参照されている文書番号 309531 の手順説明も印刷してください。 1. [スタート] ボタンをクリックし、[シャットダウン] (または、[終了オプション]) をクリックし、[再起動] をクリックして [OK] (または、[再起動]) をクリックします。
2. F8 キーを押します。
複数のオペレーティング システムを起動できるように構成されているコンピュータでは、スタートアップ メニューが表示されたときに F8 キーを押します。
3. 方向キーを使用して適切なセーフ モードを選択し、Enter キーを押します。
4. デュアルブート システムまたはマルチブート システムの場合は、方向キーを使用して起動するシステムを選択し、Enter キーを押します。
パート 2 では、システムの復元を使用して、バックアップされているレジストリ ファイルを保存されているフォルダからコピーします。このフォルダは回復コンソールでは使用できず、通常の使用中には表示されません。この手順を実行する前に、いくつかの設定を変更して、このフォルダが表示されるようにする必要があります。 1. エクスプローラを起動します。
2. [ツール] メニューの [フォルダ オプション] をクリックします。
3. [表示] タブをクリックします。
4. [ファイルとフォルダの表示] の下の [すべてのファイルとフォルダを表示する] をクリックします。次に、[保護されたオペレーティング システム ファイルを表示しない (推奨)] チェック ボックスをオフにします。
5. これらのファイルを表示するかどうかを確認するダイアログ ボックスが表示されたら、[はい] をクリックします。
6. Windows XP をインストールしたドライブをダブルクリックし、フォルダの一覧を表示します。適切なドライブをクリックする必要があります。
7. System Volume Information フォルダを開きます。このフォルダは、特殊な隠しフォルダとして設定されているため淡色で表示されます。
注 : このフォルダには、"_restore{87BD3667-3246-476B-923F-F86E30B3E7F8}" のような _restore {GUID} フォルダが 1 つ以上含まれています。
注 : 次のエラー メッセージが表示されることがあります。
C:\System Volume Information にアクセスできません。アクセスが拒否されました。
このメッセージが表示された場合は、次の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) の資料を参照して、このフォルダにアクセスできるようにしてから次の手順に進みます。
309531 (http://support.microsoft.com/kb/309531/) System Volume Information フォルダへアクセスする方法
8. フォルダの作成日時が、現在の時刻ではないフォルダを開きます。フォルダの作成日時が表示されない場合は、[表示] メニューの [詳細] をクリックします。次に [名前] を右クリックし、[作成日時] をクリックしてチェックマークを付けます。このフォルダの下に、"RPx で始まるフォルダが 1 つ以上存在する場合があります。これらは復元ポイントです。
9. これらのフォルダのいずれかを開き、Snapshot サブフォルダを探します。以下のパスは、Snapshot フォルダへのフォルダ パスの例です。
C:\System Volume Information\_restore{D86480E3-73EF-47BC-A0EB-A81BE6EE3ED8}\RP1\Snapshot
10. Snapshot フォルダから、以下のファイルを C:\Windows\Tmp フォルダにコピーします。 • _REGISTRY_USER_.DEFAULT
• _REGISTRY_MACHINE_SECURITY
• _REGISTRY_MACHINE_SOFTWARE
• _REGISTRY_MACHINE_SYSTEM
• _REGISTRY_MACHINE_SAM
11. C:\Windows\Tmp フォルダ内のファイルの名前を次のように変更します。 • _REGISTRY_USER_.DEFAULT を DEFAULT に変更します。
• _REGISTRY_MACHINE_SECURITY を SECURITY に変更します。
• _REGISTRY_MACHINE_SOFTWARE を SOFTWARE に変更します。
• _REGISTRY_MACHINE_SYSTEM を SYSTEM に変更します。
• _REGISTRY_MACHINE_SAM を SAM に変更します。
これらのファイルは、システムの復元によってバックアップされていたレジストリ ファイルです。現時点では、セットアップ プログラムによって作成されたレジストリ ファイルを使用してシステムを実行しているため、これらの復元ポイントが存在し、使用できるという情報がレジストリにありません。一方、パート 1 の手順を実行して再起動したとき、System Volume Information の下に新しい GUID で新しいフォルダが作成され、パート 1 でコピーしたレジストリ ファイルのコピーを含む復元ポイントが作成されています。そのため、上記の手順 8. では、最新のフォルダ、特にタイム スタンプが現在の時刻と同じフォルダを使用しないことが重要です。
現在のシステム構成では、以前の復元ポイントは認識されません。以前の復元ポイントを再度使用可能にするには、以前の復元ポイントの 1 つから、以前のレジストリのコピーを取得する必要があります。
手順 10. でレジストリ ファイルを C:\Windows フォルダ内の tmp フォルダにコピーしたのは、回復コンソールからこれらのファイルにアクセスできるようにするためです。C:\Windows\System32\Config フォルダ内の現在のレジストリ ファイルを C:\Windows\tmp フォルダ内のファイルに置き換える必要があります。デフォルトでは、回復コンソールでのフォルダのアクセスには制限があり、System Volume フォルダから直接ファイルをコピーすることができません。
注 : ここに記載されている手順では、FAT32 ファイル システムを使用してコンピュータを実行していることを前提にしています。
NTFS ファイル システムで System Volume Information フォルダにアクセスする方法の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
309531 (http://support.microsoft.com/kb/309531/) System Volume Information フォルダへアクセスする方法
先頭へ戻る
パート 3
パート 3 では、既存のレジストリ ファイルを削除してから、システム復元ポイントのレジストリ ファイルを C:\Windows\System32\Config フォルダにコピーします。 1. 回復コンソールを起動します。
2. コマンド プロンプトで、次の行を入力します。各行を入力した後、Enter キーを押します。
del c:\windows\system32\config\sam
del c:\windows\system32\config\security
del c:\windows\system32\config\software
del c:\windows\system32\config\default
del c:\windows\system32\config\system
copy c:\windows\tmp\software c:\windows\system32\config\software
copy c:\windows\tmp\system c:\windows\system32\config\system
copy c:\windows\tmp\sam c:\windows\system32\config\sam
copy c:\windows\tmp\security c:\windows\system32\config\security
copy c:\windows\tmp\default c:\windows\system32\config\default
注 : 上記コマンドの一部は、読みやすくするために折り返されているものもあります。
3. exit と入力して回復コンソールを終了します。コンピュータが再起動します。
注 : この手順では、Windows XP が C:\Windows フォルダにインストールされていることを前提にしています。異なる場所にインストールしている場合は、C:\Windows を適切な windows_folder に変更します。
別のコンピュータにアクセスできる場合は、時間を節約するため、手順 2. のテキストをコピーし、"Regcopy1.txt" などの名前でテキスト ファイルを作成できます。
先頭へ戻る
パート 4
1. [スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム] をクリックします。
2. [アクセサリ]、[システム ツール] を順にポイントします。
3. [システムの復元] をクリックし、[コンピュータを以前の状態に復元する] をクリックし、[次へ] をクリックします。
先頭へ戻る
関連情報
回復コンソールの使用方法の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
307654 (http://support.microsoft.com/kb/307654/) Windows XP での回復コンソールのインストールおよび使用方法
216417 (http://support.microsoft.com/kb/216417/) Windows 回復コンソールのインストール方法
240831 (http://support.microsoft.com/kb/240831/) 回復コンソールからリムーバブル メディアへのコピー方法
314058 (http://support.microsoft.com/kb/314058/) Windows XP 回復コンソールについて
システムの復元の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
306084 (http://support.microsoft.com/kb/306084/) システムの復元を使用して Windows XP を復元する方法
261716 (http://support.microsoft.com/kb/261716/) システムの復元の復元処理中にファイルが削除される
先頭へ戻る
--------------------------------------------------------------------------------
この資料は以下の製品について記述したものです。
• Microsoft Windows XP Home Edition
• Microsoft Windows XP Professional
• Microsoft Windows XP Tablet PC Edition
• Microsoft Windows XP Media Center Edition 2002