2011年06月25日
BGファミリア乗りでは、「ちょっと温度調整したらエアコンから突然温風が出る」と言われていた。
別段気にしないでいたんだけど、最近の暑さでちょっと見直してみようとエンジンルームを覗いてみたのが間違い(ぉ
ヒーター系統の水の流れを見てみるとオイルクーラーから出ている配管とタービンに向かっている配管。
エンジン毎に発熱量が違うから「多分、グレード毎にヒーターユニットが違うんだろう・・・」って考えたら甘かったw
部品を調べてみると全てのグレード共通で前期後期も同じユニット使用しているのが発覚・・・(--;)
後期って、燃費良くする為にサーモスタットの温度が高くなったのと同じ時期に、エアコン用のオゾン層を破壊しにくいフロンが変わった事で冷えにくくなったです。
GTRとかは更にハイパワーにする為、タービンも大きくなりオイルクーラーも大きくなっており発熱量は上がっている。
更にはエンジンが掛かっている時には100℃近くになるLLCがヒーターユニットを通る為、ダッシュボード内部に熱がこもってしまうから送風だけでも熱気が吹き出してくるのは当たり前って事で、そうやって考えてみたら熱量が増えて冷却効率が落ちればエアコンが効きづらいのは納得で良く耐えていたなってぐらいのレベルと気がついた(ぉ
さて、対策としてどうするかってとこだけど、一番良いのは室内に向かっているLLCの温度がコントロール出来て最大でも5~60℃程度で収まれば良いんだけど現実的には無理っぽい。
作業で一番簡単なのはヒーターユニットに繋がっている配管を直結してLLCを流さない事にすれば良いんだけど、欠点としては冬場にはヒーターが効かなくなる事。
同様に作業が簡単なのは前期と同じくサーモスタットを低温度で開くタイプに変更するっていうのも簡単だけど、欠点としては燃費の悪化と構造的には変更がない事から渋滞時には役に立たない。
ダッシュボードを全て外さないといけないような大がかりな作業になるが、ヒーターユニット自体を改造するっていうのも良くて、効率よく発熱させるように構造的に表面積を多くする為にラジエターと同じようにフィンが付けられているんだけど、そのフィン部分を削ってしまえば発熱量はかなり減る。
まぁ、そうやって悩んでいるうちに夏は終わるでしょう(ぉ
Posted at 2011/06/25 11:21:34 | |
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