ダストカバー。
整備解説書にはそう記載されていますが、よく耳にするのはエンドブーツとかですかね。
三菱ジープはステアリングリンケージに6箇所あって、その全てにニップルがありグリスアップ出来る仕組みになっています。
先日私もグリスアップの作業を行ったのですが、所有3年目にして初めて自分で行いました。
なんとなくグリスを扱うのが鬱陶しかったのです。
以前ブログにも書いたグリス漏れ。
グリスアップ後も漏れてくるグリスをふき取る作業を定期的に行わないとまた元の状態に戻ります。
そんなものだと思っていましたが、先日拭き取り作業中に異変に気付きました。

画像はタイロッドエンド左側。
グリスを拭き取っている時に「おや!?」と思ったのですが、ブーツが回るのです。
ブーツ上端のリングも一緒に回ってしまいます。
おかしいと思い、画像左に写っているリレーロッドとタイロッドのジョイント部分も動かしてみましたが、回る気配はなくしっかり固定されています。
そこで調べてみました。

整備解説書の一部分です。
画像にあるようにシール剤を使うようなのです。
「10」の番号がブーツ(ダストカバー)です。
一昨年の車検時にブーツが破れていると指摘され交換してもらったのを思いだしました。
しかも交換してもらったところからだけグリス漏れが発生しています。
なんか嫌な感じ。。。
整備解説書のコピーを持って整備工場へ向かいました。
道中、どう話を切り出そうか悩みましたが近くなのですぐ着いてしまいます。
「ちょっと診てもらいたいんですけど…」
状態を説明すると、「部品がちゃんとした純正品かどうか確認をとる」とのこと。
これはやっぱりシール剤のことは知らないんだな、と思い整備解説書のコピーを渡し、話を聞くとやはりシール剤は使っていないとのことでした。
「…っはぁ~」溜息。
やっぱりジープのこと知っている整備士さんじゃないとダメだな。。。
ずっとグリス漏れは気になっていたのでプーラーを仕入れて自分でブーツ交換作業をしようと思っていたのですが、2年も経たないうちにグリス漏れするなんておかしいと思ってたんですよね、今回はクレームでやり直してもらう予定です。
画像で一目瞭然ですが、タイロッドエンドブーツ、ひっ潰れてます。
対照的にリレーロッドとのジョイント部分は張りがあってグリスが詰まってる感じがあります。
ブーツ自体はタイロッドエンドの方が新しいのに。トホホ
モヤモヤした心を浄化すべく近所の裏山でリセットしてきました。
自然は素晴らしい。
Posted at 2013/12/01 17:52:35 | |
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