
寒いからかエンジンの調子が悪く、よくエンストするので、本腰入れて何が悪いのか探ってみました
以前はちょー快調だったのに・・・いつからだろぅ(´。`)うーん
そうだ!エレクトリカルチョークの調整してからなんだか悪い
確かあのときファーストアイドリングスクリューを弄ったはず・・・
ショップマニュアルを確認するとこんなところにあるネジです
おもにAutolite2100キャブレターには4つのアジャスタスクリュー(調節ネジ)がありまして、たいていのことはこれらの調整で成り立ってます
細かく行けばもっとほかにも有ります

エレクトリカルチョークの裏側にファーストアイドリングアジャスタはあります

このネジです。
このネジを締め込むと、スロットルバルブが開き、アイドリング時の回転数を調節できるわけです。
このネジが全然締ってなかったんです。。。
と言うわけで半回転締め込んだら回転数が増えて、安定するようになりました(ッホ
その他にも調節する場所があります

キャブレターの奥にあるアイドルミクスチャースクリューです。
これはアイドリング時における混合気の割合を調整するネジです。
左右にあるのは右バンクと左バンクの2つにスロットルバルブがあり為です。
つまり片方4気筒を1つのスロットルバルブから混合気が供給されてるわけです。
この辺がアメ車はおおざっぱだなぁと言われる所以かもしれません(汗
以前ハコスカのエンジンを見たことがあるんですが、ソレックスの各バルブが1つのシリンダーに一個ずつ付いてました。その方が調節は難しいですが、きちんと調整出来ると思います。
ともかく混合気の割合は重要です。
ただ多くの古いアメ車はマニュアル通りにミクスチャーを調整出来ません。。
ちなみにショップマニュアルには1・1/2開けると書いてあります
ミクスチャースクリューを一度締めこんで(力一杯締め込むと壊れます)、反時計回りに1回転半すればいいんです。
ただ40年もたつエンジンなので、それなりにススが溜まったり、バルブが痛んだり、ピストンリングの摩耗なんかがあって、圧縮が弱まってる可能性があるわけで、、、
だいたいの古いアメ車は2~2・1/2開けているようです。
ネットで調べるとマニュアル通りじゃアイドリングがもたつくという記事をよく見ます。
これらを解消するには、シリンダーに摩耗しにくいスリーブを入れたり、バルブシートを燒結ステンレス製の高強度のものに変えたり、バルブのすりあわせをしなければ行けません。
ほぼオーバーホールになり、おそらく20~50人の諭吉がピクニックに行ったっきり帰ってこなくなること請け合いです!
なのでミクスチャー開いたり、添加剤を混ぜてススを焼いてみたりするわけです(汗

2つのアイドルミクスチャースクリューは本当に奥まったところにあります。
目視で確認するにはかなりかがみ込んで見ないといけません(汗
しかも普通のマイナスドライバーでは届かないので、僕はこのためだけに長めのマイナスドライバーを持ってます。
さいごにカーブアイドルアジャストスクリューです

この調整ネジはアクセルワークに関わるものです。
アクセルを踏み込むとアクセルリンケージからスロットルレバーを介し、このカーブアイドルアジャストスクリューを通じてスロットルバルブを開きます。
反対側のファーストアイドルアジャスタスクリューとスロットルバルブは連動してるので、向こうを調整したらコチラも調整しないと行けません。
とりあえずネジがスロットルレバーにひっつく程度に調整しておけば良いと思います。
調整はエンジンの調子を見ながら行わないといけないので、なかなか時間が掛かりますが、じっくり煮詰めて燃費良く調子の良いエンジンに仕上げていきたいと思います!
細かいことだけど、楽しいもんです(ニヤリ
(´。`)ノあでゅー!
Posted at 2015/03/10 20:16:09 | |
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