
86を新車予約購入してから今年ではや8年・・・
車を購入すると言う事は人生の中でも大きな決断ですよね!
大きな買い物だけに購入に至るまでには色々と準備や手続きを必要としますが、それすらものともしない程のその車に対する憧れや熱い想いがあればこそ必ず成し遂げられるのだと思います。
それでも私の中では相当なエネルギーを要する一大決心でしたw
そこで、そもそも私は数ある車の中から何故86を選んだのか改めて振り返ってみようと思いました。
それは私の過去に購入したハズレ中古車で散々酷い目にあった事、もらい事故で修理しても完治せず悩まされ続けたトラウマから新車に対する絶対的信頼感を切望するようになっていた頃に
86復活のニュースが世間を賑わせていたのです。
「次に車を買うなら新車でマニュアルミッションのスポーツカーに乗りたい!」
と、願う私にとって86の復活はまさに運命的なタイミングでした。
車雑誌はこぞって新型86(当時はFT-86)のイメージCGやプロトタイプの写真、予想スペック等が
誌面を賑わせていました。
内装も近未来的でこれぞ未来のスポーツカー!と、トヨタの86に対するヤル気をひしひしと感じ、
どうせ買うなら予約して発売日に誰よりも早く乗れるよう頑張ろうと発売3年くらい前に決意しました。
その後も車雑誌は発売前の86に関する情報で盛り上がり続け、デザインも徐々に現実味を帯びたものになって来ていた発売1年前の2011年ニューヨークモーターショーでサイオンFR-S(北米版トヨタ86名)コンセプトモデルをネットで見た瞬間でした・・・
そしてイメージCG
・・・えっ? マジかっ!?
っコレはヤバ過ぎるやろ!!!
・・・鳥肌立ちましたw
発売1年前にしてコレが発表されたもんだから流石に興奮しましたよー!!
「頼むぅっ! もうこのまま発売してくれぇぇぇっ!!」
雷に打たれたかのような衝撃!
擬音にするならまさに・・・
ズキューーーーーンッ!!! (((゚Д゚))))!!!!!
FR-Sコンセプトは私のハートを打ち抜いたのでありました (☆▽☆)♪
この車に乗れる日がやって来るっ!
想像しただけで興奮して発売1年前からソワソワしてましたw
この出来事が86購入を決定づけたとどめの一撃となったワケです☆
しかし、期待に大きく膨らんだ巨大風船のような私のハートに容赦なく針を刺され大音量の破裂音とともに弾け飛ぶような事件が起きたのです!?
それは発売半年前くらいの市販化最終デザインなるものをネットで見た瞬間でした・・・
・・・はい? ( ゚Д゚;) ?
夢は崩れ去りました・・・
コンセプトモデルがあまりにもエモ過ぎたのでそのギャップの大きさに
正直、途方に暮れるほどガッカリしてしまいました(TДT)
「・・・キミ、誰っ?! 写真のコと別人じゃん・・・」 的なWWW
トヨタは一部のマニア受け狙いではなくビジネスとして内装も外装も万人受けする保守的で古臭さすら感じるプレーンなデザインで落ち着いてしまったのです。
トヨタよ!あの時代をリードするかのような前衛的なデザインは何処にいってしまったのだあぁぁぁぁぁぁっっっ!!!
( #TДT)q"
「もう買うのやめよっかなぁ・・・」
と、失意のどん底でそんな思いも一瞬よぎりましたが、
よお~~っく見ると、ノーマルのデザインも基本的なつくりはコンセプトモデルと共通する部分も多く、
「・・・コレはもしかしたら化ける車なんじゃね?」
と、僅かな希望を抱き再び購入する意思を固めるのでありました (`ω´)q 三3
これが私の86購入を決定づけた憧れと挫折と意地と挑戦のドラマでしたw
今の自分の86を見ると、ノーマルから進化して来たと言うよりは
あの頃の私のハートを鷲掴みにしたFR-Sコンセプトモデルに
戻すようなカスタムを無意識のうちにして来た事に改めて気付かされました☆
ノーマルの86ってスポーツカーとしては決してハイパワーでも超速いワケでもないし、
見た目も振り返って二度見するほどスーパーカーのように超絶スタイリッシュってワケでもない。
でもオーナーの拘りとセンスでどんなスタイルにも変わる事が出来る☆
パワーも見た目もオーナーの拘りが色濃く反映される懐の深さ、走りの素性の良さこそが先代AE86から受け継がれた86の面白さであり魅力であり幅広い世代から支持される人気車たる所以なんでしょうね☆
(≧▽≦)b
Posted at 2020/09/13 02:21:44 | |
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