現行型のメルセデスのほとんどの車種に
7G-TRONICが搭載されていますが、
私のSL55には旧世代の5ATが搭載されています。
SL55に1年間乗ってみて感じた事を…
まず感じたのは、シフトアップがとても滑らかで驚きました!
ボケ~っと運転していると、今何速に入っているのかわからない(^_^;)
手動で変速する時はディップシフトを使いますが、
最初に見た印象は「なんでシフトレバーを横に動かすんだ?」と…
ポルシェやGT選手権のシーケンシャルシフトみたいに
前後にシフトレバーを操作する方が、シフトしやすいんじゃないかなぁ
と思いましたが、実際使ってみるとこの左右のシフトチェンジが
すごく使いやすいんです。
前後だと腕全体で操作することになりますが、
メルセデスのディップシフトは手首を動かすだけで
シフトのアップダウンができます!!!
AMGスピードシフトのおかげかギアチェンジも素早くとてもスポーティーで、
個人的にお気に入りポイントの一つです(^^)
当然いい所だけでなくビミョーな点も…
一つはRからDへシフトチェンジする時のレスポンスが遅い(-_-)
たとえば街道沿いのコンビニに前から入ると、
当然、一旦バックで街道に出てから、Dに入れて前進するのですが、
RからDへのレスポンスがイマイチなので
本線から車が来ている時はちょっと焦ります(>_<)
時間にするとコンマ数秒なのかもしれませんが…
それと極低速でアクセルを離すと、必要以上にエンジンブレーキがかかるんです。
極低速なので、大きな問題では無いのですが、
私にとってはフィーリングに違和感があるんです。
ドイツ車の癖なんでしょうかね?
そしてAMGならではのステアリングシフト!!
これはステアリングの裏にあるスイッチでシフトチェンジができる装備で
最近のAT車に流行りのパドルシフトの前身ってとこですね。
実は私がSL500ではなく、SL55を選んだ最大の理由がこの装備で、
基本的にMT車乗りだったので、ただのフロアシフトの
ATだけでは満足できなかったんです…がしかし
実際SL55を購入して使ってみると…ほとんど使いません(笑)
というのもまずステアリングシフトを使用するためには
シフトレバー横のスイッチでマニュアルモードに
切り替えなければ使用できないんです。
試乗した時は知らなかったので、ステアリングシフトのスイッチを
押してもシフトダウンができないので、同乗していた店員さんに
これ壊れてるよ!!
と言ってしまいました(^^;)
マニュアルモードに切り替えなければ使用できない…
これは想像以上にネックです。
ワインディング道路を走る時は、切り替えればいいだけなんですが、
普段、いざという時には全く使えません(-_-)
ディップシフトのように、常時使えればいい装備なんですけどねぇ…
とまぁ悪い点を挙げてみましたが、全体的にはまあまあいいミッションだと思います。
あとはいずれ元たーぼさんがつけている
CLK Black Series用のステアリングに変えて
パドルシフトにできれば最高なんですけどね。

Posted at 2011/12/19 23:28:40 | |
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SL55AMG | 日記