
←イ・ビョンホンではありません
今、ファイターズはガンバっています。首位も夢ではない。
その中で、新庄「やめないで」署名運動が俄かに話題になっています。
事の始まりは札幌の商店街が球場で繰り広げた署名活動が発端となっています。
「新庄選手命!やめないで」「すっきり辞めさせてやったら?」
賛否両論です。
まぁ物事には何時も多面的な側面があるので賛成反対について云々するつもりはありません。ですが、『あること無いこと』について、私が知ってる範囲のことで思った
『私見』を書かせていただきます。
■新庄選手引退を商業的な理由で利用するのは~
新庄選手は自身が立派な「ブランド」です。新庄選手自身それを知ってます。ファイターズ一軍選手の中で唯一自身のエージェントを介在させて新庄「ブランド」を確立させるための戦略をもってます。ご本人自身がプロスポーツ=商業者ですよ。誤解しないで下さい。
引退についてですが、新庄選手は非常に思慮深い方です。自分が引退することについて一番最良の方法、自分も綺麗に辞めたい、ファンにも楽しんでもらいたい、球団にも興行的にプラスにしたい、WIN-WIN関係を実践した、と私は思っています。
①自分の商品価値を理解している方だからこそ、球団に一銭の得にもならないシーズン終了時ではなく、シーズン初期に告知することで「ひとめ新庄選手を!」効果で球団に対して動員という形で大きく貢献しています。
②ファンに対しても「新庄劇場」といわれる満員デーに盛り上がりをつけるためにパフォーマンスを行うことで、野球をやめたあとの価値を高めながらファンの今の楽しみを醸成しています。
③新庄選手自身が「ブランド」ですから、ブランド価値を高めるための広告効果は最大限まで高められています。
■「やめないで」運動は本人の意思ではない~
そうだという公式コメントはありません。あったのは「やめないで」プラカードを見るとつらくなるからやめてぇ、と言われただけで、公式コメントは以上です。でも辞めたい方はそれでも辞めますし、男の花道として、慰留があるということは大スター選手である証左ですから、本気で拒絶することはないです。
■商工会がゴリ押しをして「署名運動禁止」の札幌ドームで行った~
まず札幌では商工会は比較的小さな任意団体のことです。地方では商工会は商工会議所のことであったりしますが。
札幌商工会議所はゴリ押しなんかしなくてドームを動かせますよ。だって株主だしドームの役員は商工会議所から来てますからゴリ押しなどしなくても親子関係みたいなものですから(笑)。
■がんちゃん、奈良原選手etcのときは署名運動はしなかったクセに~
これも個々人の趣向の問題が絡みますし選手としての注目度が全く違いますから、仕方が無いことでしょう。自分の選手としての価値を高められた新庄選手だから出来ること、だと思います。それだけ魅せてくれました。
■じゃ署名運動って、どうよぉ?
多分ファンも球団もご本人も、『現役復帰』ではなく、ファイターズとの何らかの関わりが欲しいのだと思います。新庄選手もファンの総意で球団との関わりを持つきっかけになるでしょう。球団もここまで興行に寄与した新庄選手の名前を残したいのと今後のその影響力の期待もあるでしょう。ファンもスター選手が何らかの形でファイターズと関わりがあることに喜びを感じるでしょう。
■M日新聞の「日ハム球団、新庄選手慰留を断念」~
なんとも言いませんが、球団会長は「そんな事実はない。」と言ってます、よね。
※「お前は何も知らなぇークセに、何様だ?何者だ?と言われそうですね(爆)。
ただの一般市民です。
Posted at 2006/09/06 11:43:21 | |
トラックバック(0) |
それゆけ!Fighters | 日記