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みさわ&ゆっきー@MAZDAのブログ一覧

2016年12月29日 イイね!

今年を振り返ってσ(.. )

今年を振り返ってσ(.. )本日無事仕事納めをしてまいりました、みさわ@BMアクセラ(仮)ですこんばんわ(*´∀`*)

いやぁ、ぶっちゃけ長かったです10連勤。
以前今よりキツい体力系の職場で28連勤というアホなことしていた時期もありましたが、当時と比べて体力が全然劣っている現在では、たった10連勤でも体がキツいですわ(;´Д`)

明日から休みに入りますので、家の大掃除を済ませつつ、年明けのアクセラ契約に夢を馳せるとしましょうかね。





さて、2016年も残すところあと2日。
折角の機会ですので、今年1年を簡単に振り返ってみるとしましょうかね(-▽-)




2016年という年は、私にとって非常に大きな意味を持つ年であると同時に、私や私を取り巻く家族にとっても非常に波乱万丈の年でもありました。

皆さんと私にとっては、このみんカラのブログ再開が最も大きな出来事でしょうね。
7年という空白期間を経て、まさか今頃になってまた再びみんカラを再開することになろうとは夢にも思いませんでした。
それと同時に、車を買い替える事について、私自身自分の中でここまでワクワク楽しくこの半年間悩む事ができたというのも非常に幸せな出来事でした。
そもそもブログ再開以前は、正直マーチを乗り潰すつもりでいましたし、当時の感覚では車を買い替える事はおろか、新車を買うことになるなどもっての他だと思っていましたしね。
そんな心境の変化も、今年あった様々な出来事がそうさせたのでしょう。





そもそも激動の1年の幕開けは、今年の4月に遡ります。





ある日突然何の前触れも無く、嫁が高熱で倒れました。



40度近い高熱から、最初はインフルエンザを疑うも陰性。
大きな病院で精密検査をするも原因は不明。
ただ延々と高熱のみが1週間続き、ついには入院する事になりました。

入院後、様々な精密検査をするも、異常と思われる箇所は発見できず。
また細菌による感染症の線も薄く、結果として何の進展も得られないまま3週間という時間だけが無常にも流れていきました。
結局入院した病院ではどうにもならず、大学病院への転院を勧められたのが4月末。

県下最大級であろう信大病院に転院し、また様々な検査を一通りするもやはり原因は特定できず。
最終的には膠原病を疑われつつも、時間の経過と共に症状が徐々に緩和の兆しを見せ始めたのがゴールデンウィークを過ぎた頃だったでしょうか。
その頃から熱も下がり始め、よくわからない間に勝手に治るという、どう喜んでいいのやらさっぱり分からない不思議な状態でしたが、3ヶ月の時を経て知らぬ間に完治となりました。




結果的に、病名は 『不明熱』

このような病名が存在する事を、今回私は初めて知りました。
原因の特定が出来ぬまま、一定期間医療機関にて治療を経てもなお下がらない熱の事を、医学的には 『不明熱』 と定義づけするようです。



残念ながら今年の出来事はそれだけに留まりませんでした。


これと時を同じくして嫁の甥2人がそれぞれ別の病気で入院。
嫁の従姉妹が入院。
嫁の姉が入院。
私の親父が手術。
私のお袋が交通事故で怪我、入院。
私のお袋が交通事故による後遺症で再入院。
嫁の祖父が入院後他界。
嫁の姉が再び入院。
私の母が重病との診断。


これだけの出来事が年内に一気に起きました。
2016年という年は、私や私の家族にとっては 『厄年』 と言っても過言ではないでしょう。
本当に今年は良い事も、悪いことも、色々な出来事が起きた年でした…




それでもやはり、私にとって最も大きな出来事だったのは当たり前ですが


嫁の入院。


医師には原因が分からないと告げられ、3週間近くの長い間、40度近い熱が延々と続く。
普通に考えたら異常事態です。
結果だけ見れば何のことは無いただの熱でした。ですから今でこそこのように笑い話で済ませますが、その当時の我々の心境がいかほどであったか。

正直私は嫁が死ぬかもしれないと覚悟を決めました。

私ですらこうであったのですから、当の本人はもっと思いつめていた事でしょう。



これまで私たち夫婦は、一般的な夫婦に比べて好き勝手生きてきました。
やりたい事を好きなようにやって生きてきましたし、ある日突然死んでしまったとしても悔いがないように生きてきたつもりでした。

しかし実際、冗談抜きで本当に死ぬかもしれない状況に真剣に直面した時、私が思ったのは…

もっと色んなところに一緒に行きたかった

でした。
山もそうですし、ドライブもそう。
まだまだ行っていない所なんていくらでもあるのに、何故こんな風になってしまう前に連れて行ってやれなかったのか…ただただそんな後悔だけが募りました。
結果として嫁は完治し、またこうして普通の生活を取り戻す事ができたのは幸いでしたが、この出来事が私たちに与えた 『死生観の変化』 は決して小さなものではなかったでしょう。



考えてみてください。
あなたの配偶者が、大切な恋人が、そしてあなた自身が。
本当に死ぬかもしれない状況に直面した時、一体どんな事を思うでしょう?

実際にこんな事に直面する状況など、人生で数えるほどしかないと思います。
しかし、数えるほどしかないからこそ、それらが人生に与える影響は計り知れない。
今回のこの出来事は、私にしても嫁にしても 『人はある日突然死ぬ』 という人生観を植えつけるに十分な出来事でした。


以前のブログで、嫁が私の車の買い替え予算の枠を取っ払ってくれた時に言った言葉

人生は長いようで短いし、実際に死ぬまでに乗れる車なんて限られる。

これは、今年彼女自身の身に起きた出来事を踏まえた上で聞くと、本当に深い意味が込められているのだと理解できます。







2016年




ここに至って、何故急に車への興味が突然蘇ったのか、私自身も不思議でなりませんでした。

決してお金に余裕があるわけではありません。
また、何か特別臨時収入があったわけでもありません。
デミオやマーチで不自由していたかと言われれば、全くそんな事はありません。
最低でも向こう5年はデミオとマーチでやり過ごすつもりでいましたから。

しかしこのブログをまとめる中で、私の中で一つの答えが出たように思います。



私の人生観が変わったのだと



きっかけは嫁の入院だったのかもしれません。
しかし私の心の奥底で、何かしら思うところがあった事も事実でしょう。

FDを手放してからこっち、車に興味を失っていたのも紛れも無い事実です。
しかし経済的な面から、あくまでも車という趣味にお金はかけられないという合理的判断があった事も決して否定はできません。
それに関してはもはや心の所作ですから、合理的な判断から興味が消失したのか、興味が消失したが故に合理的な判断が生まれたのか、そのいずれだったのかを究明する手立てはありません。

ただやはり、心のどこかでは車に興味を持たずにこれからの人生を生きていく事に対して、不満に思う気持ちが少なからずあったのでしょうね。
私の心が私に問うたのだと思います。


『お前はそれで後悔しないのか?』 と


前述したとおり、人はある日突然死ぬかもしれません。
そう考えた時、少なくとも 『好きでもない車に乗って、車に興味なく生きている』 状況は、私にとっては後悔の対象だったということでしょう。

人の心というのは面白いものですね。
完全に失ってしまったと思ったものが、こうして今意図せずに自分の中に戻ってきている。
まぁそれが必ずしも良い方向に作用するばかりではないわけですが、今回に限っては私の人生を豊かにしてくれる方向に作用したのではないでしょうか。










そんなわけで、2016年は様々な出来事がありました。


決して良い事ばかりではなく悪い事も多々ありましたが、それらを経てこうして今年1年の総括してみれば、そこそこ後悔の無い1年を過ごしてこれたのだと思います。
来年は年始早々に大きな買い物が控えていますから、初っ端から激動の年になりそうですね。


さて、おそらく年内はこれが最後のブログになると思います。
ブログを再開してより半年。
毎回毎回意味も無く長文となるこのようなブログにいつもお付き合いいただきまして、誠にありがとうございます。
来年もこんな感じでダラダラいきたいと思いますが、愛車が手元に来れば良くも悪くもさらにペースが上がるかもしれませんねww
そんなわけで、新しい相棒と共に楽しい毎日を過ごせることを夢見て、今年はこれで締めくくらせていただきたいと思います。





では皆様。





良いお年をヽ(゚ー゚ )ノ


Posted at 2016/12/29 22:40:46 | コメント(5) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2016年12月28日 イイね!

さて、1週間を切りました(σ・∀・)σ☆

さて、1週間を切りました(σ・∀・)σ☆今年も残すところあと数日となりましたね。(-∀-)

まぁ1週間を切ったのは 『今年』 だけではなく

『車の契約』

私にとってはこちらの方がメインですww

さて、そんなわけで年末年始です。



そろそろ見積もりを出してもらいつつ、担当と話をしたいなぁと思っていたのですが…
ここにきて私の仕事が急に忙しくなりましてσ(´∀`;)
本契約の予定が来年の1月2日ですから、とりあえず年内には見積りを出してもらっておかないといけないわけなんですが、ディーラーに顔を出す暇すらなくなってしまいました(;´Д`)

電話で見積り作成してもらうという手もありますが、私の仕事が忙しく、今現在昼食の時間を含め実質20分ほどしか休憩が取れないため、とても無理。
メールでの見積り依頼を作成しても良いですが、正直長文作成が面倒くさい。


そこで 『かんたん見積り』 を使うことにしました♪


これでうちのディーラーの担当者宛にデータを送信しておけば、グレードや色、オプション等の落ちもなく確実です。
口頭だとどうしても伝達ミスがありますからね、時間がないときは余計に。
そんなわけで作成してもらった見積りが冒頭の写真になります。

ちなみに、今回は値引きや初売り特典等の除外してあるフラットな見積りです。
そのあたりの話は1月2日にディーラーへ行った時に詳しく詰める事になるでしょうね。
そもそもそこに至ってはグレードの絞込みも終了しているでしょうから、より踏み込んだ話も可能ということになります。


ま、折角ですから、最終確認の意味も兼ねてざっと見積りを見直してみましょうかね♪



15S PROACTIVE

こちらはメーカーOPてんこ盛りですね(18インチホイール以外全て)
セーフティークルーズPKGは当然付けなきゃ意味ないですし、シートヒーターは嫁の一番の希望なのでドライビングポジションPKGも外せません。
Boseは個人的にあまりオーディオ聴かないのでそれほど重視していないんですが、これも嫁の希望なので折角だからつけちゃいます。
メーカーOPの合計は約25万ってところです。

更にディーラーOPが約26万円分と、なかなかの額ですねσ(´∀`;)
バックモニターやドラレコ、1月に発売となるフロントパーキングセンサー等、電子機器関連が結構高くついています。

といったわけで、パックDEメンテも含めておよそ285万円です。
ノーオプションでフラットな状態でおよそ230万円ですから
何だかんだオプション関係だけでも50万円強いってますねww



22XD L Package

こちらは上記のメーカーOPが基本的に標準装備なので、車体価格に含まれている格好です。
安全装備は言わずもがな、嫁の希望であるシートヒーターも当然標準装備となります。
ちなみに、前期XDでは標準装備だったBoseが今回OP扱いとなりました。
車両本体価格は前期も新型もさほど変わってませんから、Boseが抜けた分若干新型のほうが損に感じるような図式になってますね。
まぁ何だかんだで色々と装着された安全装備がありますから、その増額分でBoseが消えたという事情なのかもしれません。
いずれにせよBoseを15SPA同様装着するので、およそ10万円分のOPです。

15SPA同様、ディーラーOPも大体同じくらいの金額でおよそ21万円です。
自動格納ドアミラーが22XDでは標準装備だったり、ETCやパーキングセンサーのようにグレードやトランスミッションによって金額の違いが現れるOPがあるため、トータルでは22XDの方がディーラーOP代は若干ですが抑えられている結果に。

といったわけで、パックDEメンテも含めておよそ357万円です。

う~ん、ここまでくるとこれアクセラの価格かよって感じですねww
まぁ2.2Dがそもそもアクセラにはオーバースペックとも言える仕様なので、価格もアクセラ離れしていても致し方ないとは思いますがσ(´∀`;)

ノーオプションでフラットな状態でおよそ320万円ですから
オプション関係で40万円弱と、15SPAよりは若干低めに出ています。





結果、トータルの差額がおよそ72万ということですね。

まぁこのあたりは以前からさほど変わっておりませんね。
最終的にランニングコストを加味すると、差額が50万に縮むというあたりも、計算上劇的に変わることもないでしょう。
金額的には、これ以上追いかけても仕方がありませんね。

上記の金額で、さてどちらにするのか…
年末年始に鼻血が出るくらい悩みまくれというわけですねヽ(`Д´ )ノ







ちなみに…


土壇場でアクセラ以外の車種に変わるということはほぼありえません。
何故かと言うと、もうすでにアクセラ用のブツを5万円ほど出して買ってしまいましたのでww


さぁ、もう後には退けませんね(;´Д`)


Posted at 2016/12/28 22:47:29 | コメント(2) | トラックバック(0) | アクセラ | クルマ
2016年12月24日 イイね!

トランスミッションを決めましょうσ(゚Д゚ )

トランスミッションを決めましょうσ(゚Д゚ )メリークリスマス!!
みさわ@BMアクセラ(仮)ですこんばんわ(-´▽`-)

世間では3連休ですので、皆様思い思いの形でクリスマスを過ごしているのではないでしょうか?

私はというと土日と仕事ですので…

ビール一杯飲んで、こうしてブログを書いている次第であります…







さて、そんな寂しいクリスマスの夜には








トランスミッション決めましょう(-´▽`-)




何のこっちゃと言うなかれ。
もはや何度目のブログになったか数え切れませんが、既に恒例の次期愛車であります。

え?そもそもグレードは決まったの?
という話ですが…



まだ決まってませんよ?σ(´∀`;)



前回のブログでも書きましたとおり

15S PROACTIVE

22XD L Package

の2グレードまで絞った状態でまだ止まっております。
じゃ、何でいきなりトランスミッションの話なのよ?と思われるかもしれませんが…
そもそも買うグレードがまだ決まっていなくても

それぞれのグレードのトランスミッションだけ先に決めちゃう事は可能ですよね?

というか、細かい事は少しでも先に決めていかないと本当に時間が無いんです。

ありがたいことに、マツダの場合はほとんどの車種でMT、ATの両方から選択する事が可能ですし、アクセラにしてもどちらのグレードでもトランスミッションの選択肢があります。
ここはちゃっとトランスミッションだけ決めちゃう事にしましょう。







そもそも前提の話として、以前、15S PROACTIVEに試乗した際のブログでコメントした通り、正直トランスミッションに関しては死ぬほど悩みました。

15SPAにしても22XDにしても、非常にATの出来が良いんですよね。
冗談抜きで、今年の夏にアクセラに試乗するまでは次期愛車は絶対にMT、これは譲る気が全く無かった項目だったんです。
まさかMTにしようかATにしようか、本当に最後まで悩む羽目になるとは…

トランスミッション選択に当たっては、以下の条件が重要になりますね。


■ 主な使用途は私の通勤及び旅行などの遠出
■ 遠出の際は嫁も運転する事がある


上記条件からいくと、運転する割合としては私が8割嫁が2割といったところでしょうから、要するに選択の主導権は私にあるわけです。
ですから8割方私の我侭でトランスミッションを選択してしまっても構わないわけなんですが、それでも残り2割の嫁への配慮もある程度は必要であるというわけですね。

うちの嫁はAT限定ではありませんし、一時期私のMT車を運転していた時期もありますので、全くMTが運転できないわけではありません。
しかし当然ながら熟練度は推して知るべしといったところですので、ここでMT車を購入した場合それなりの運転練習期間が必要になりますね。
嫁も別にMTでも構わないとは言ってくれていますが…
当然のことながらATであるに越した事はないというのが本音でしょう。

トランスミッションを決定するには上記をしっかり踏まえておかなければなりません。
それでもなお、私がMTにしたいということであれば、嫁も止めはしないでしょう。












そんなわけで、本格的にトランスミッションの絞込みをしていくわけですが…

今まで試乗してきたアクセラは当たり前のように全てAT。
ではMTの試乗車があるのかとディーラーに問い合わせしましたが、残念ながら無いとの答え。
それでは前期でも構わないので、レンタカーでMTがないかと調べてみましたが、残念ながらそれも空振りに終わりました。

つまり乗り比べをしようにも、MTの試乗車が無い


おいおい…



一体どうやって選べと?(;´Д`)




せめて県内に一台くらい常備しておいてもよいのでは…?
折角MTの選択肢を用意しているにもかかわらず、試乗車が無いというのは。
例え、どれだけMT民がマイノリティであるにしても、いくらなんでもそりゃないでしょ…

これに関してはほぼフィーリングの世界です。
買ってしまってから 『あれ?これ何か違くね?』 では手遅れなんですよね。

何が何でも現車に乗ってMTの感触を確かめたかったですが、残念ながら考え得る手段は全て駄目ということでした。
てなわけで最終手段です。












もうこの際

SKYACTIV-MTが体感できるなら何でもイイや。

というわけで唯一MTの試乗車が存在していたロードスターに試乗です。
同じ1.5GにMTという組み合わせですので、全く同じと言うわけにはいかないでしょうけど多少なりとも雰囲気くらいはわかるでしょう。
車格や車重を考えたら、フィーリングに関してはロードスターの1割減程度に考えておけばアクセラのイメージに合うかな?と思います。

というわけで折角試乗してきたのですが、ほとんどMTの感触しか確かめていないので、ロードスターのレビューは割愛します。
ぶっちゃけ楽しんでいる場合ではなく、トランスミッションを決めなきゃいけないんですものww

実際ロードスターに試乗してみて、ペダルの位置やMTの感触を良く確かめさせてもらいました。
正直ペダルレイアウト上、ヒールアンドトゥはしづらいだろうなと思っていたのですが、ペダルの踏み方次第でなんとかなる感触を得られましたので、これは大きな収穫でした。
ただ、ちょっとペダルの踏み方に工夫がいりますね。
ヒールアンドトゥのみに焦点を当てた場合、オルガンペダルは吊り下げ式に比べてちょっとやりづらいかもしれませんね。












さて、少ない情報量ではありますが、いずれにせよ決めるところは決めていかなければなりません。
ここまで繰り返した試乗と情報を集約し、各グレードのトランスミッションは…




15S PROACTIVE MT

22XD L Package AT



ということでほぼ決まりです。
最終的にハンコつくまでは、途中どのように気が変わるかは分かりませんが、一応上記の方向で見積もりを作成したいと思います。




15S PROACTIVE MT

こちら、何が決め手だったかというと、やはりこれはロードスターの試乗でしょうね。
いやはや、フィーリングが素晴らしかった。
たとえそこから1割ほど魅力を差し引いたとしても、やはり1.5Gに関してはMTを選択する価値を感じることが出来ましたね。

前回のブログでも触れましたが、私が15SPAを選択するという事は
軽快に、元気に、楽しく走るというカーライフを選択をするのと同義です。
そのためには、やはりATを選ぶよりもMTを選んで人馬一体感をより楽しむ方向に舵を切るのが正しい方向性であると言えるでしょう。
多少嫁にも負担を強いますが、ここは譲ることの出来ないラインという事です。



22XD L Package AT

一方で、22XDに関してはATを選択する方向で行きます。
なぜかと言えば、何度も試乗する中で、22XDというパワートレーンに対してMTである必要性があるのかどうなのか疑問になってしまったからです。
そもそも2000回転ちょっとで最大トルクを発生する22XDをMTで運転する場合
非常に頻繁かつ性急なシフトチェンジを要求されます。
もちろん高回転まで引っ張る事も可能ですが、そもそも引っ張る意味が無い。

15XDを試乗した際には、どうしても発生してしまうターボラグとレスポンスの悪さに、正直微妙とコメントしましたが、22XDの場合はATで運転していても驚くほどスムーズです。
これはシングルターボとツインターボとの違いに拠るのでしょうが、フィーリングに関しては全くの別物で、22XDに関しては積極的にATを選択していく価値があると感じました。

22XDのATは以前指摘した通り、鋭いレスポンスでは15SPAには及びません。
しかしゆったりと、余裕を持って、快適に走るという趣旨を考慮した場合、逆にMTはその全てに反する要素であると感じます。



いずれにしても各グレードの性格を考えれば、この選択は決して間違ってはいないと思います。
無論出来のよい15SPAのATを選択するのも良いでしょうし、22XDを自分の意思でパワフルに振り回したい人も当然いるでしょう。
しかし今回、私の選択では15SPAはMTで元気よく22XDはATでゆったりと乗るのが良いという結論に至りました。







まぁ、どちらのグレードを選択する事になるにせよ、選択した結果上記のような全く間逆の方向性のカーライフに向かっていく事になるんでしょうね。
自分の車に対する方向性を、買う車によって決められてしまうというのは皮肉な話ですね。
普通こういうのは自分の方向性ありきで、それに合わせて車を選ぶものなのでしょうけどww

今回の私の場合、正直そこはどちらでも良いということなんですよね。
拘りが強いようで、実は運転スタイルに関してはどうしてもこうでなくてはならないという決定的な定義が存在しないんです。
まぁその辺りが、どちらを選んでも後悔しない一方で、どちらを選んでも何かしら後悔が残るであろうと言う理由なんですけどね。
どうしても選ばなかったもう一つの道というのが明確に存在してしまうわけですから。




さて、このようにトランスミッションはほぼ確定しましたが


グレードは何一つ決まりません(´=ω=`;)


別に引き伸ばしているわけでももったいぶっているわけでもないのですが…
本当にそろそろ決めないといけないのに、仕事中も車のことばっかり考えていますσ(´∀`;)
Posted at 2016/12/24 22:49:18 | コメント(5) | トラックバック(0) | アクセラ | クルマ
2016年12月21日 イイね!

最終候補アクセラ2グレードを比較する( ゚Д゚)ノ<その2

最終候補アクセラ2グレードを比較する( ゚Д゚)ノ&lt;その2今年も残すところあと数日ですが、年末までバタバタと忙しいみさわ@アクセラ(仮)ですこんばんわ(´=ω=`;)

例年ですとこの時期は暇になってる頃で、大掃除の為に代休消化したりしてたんですけどね…
営業職の頃と比べて忙しさが格段に違います(-A-)



とまぁどうでもよい仕事の愚痴は置いておいて…



先日のブログの続きです!





前回のブログを簡単におさらいしますと…最終候補として残ったアクセラの2グレード


15S PROACTIVE

22XD L Package


を金銭的に比較したのが前回のブログでした。

上記2グレードの単純な購入価格差は74万円

この金額に対して、想定される使用年数と使用走行距離に応じてかかる諸費用や維持費、燃料費といったランニングコストを加え、再度計算してみると…


差額 ¥505,546


ということで…
購入時にはおよそ74万円あった22XDと15SPAとの差額が
計算上、およそ50万円まで縮まったというのが前回のブログの中身です。


一般的には、上級グレードというと、税金が高かったり、タイヤ代が高かったり、動力性能を求める分燃費が悪かったりするのが常識と言えると思います。
実際にアクセラの場合も、税金、タイヤ代、オイル代などの維持費に関しては、最上級グレードである22XDの方が高くなります。
しかし22XDが他と違うのは、燃費が良い点、またレギュラーより安価な軽油を使う点で、これを私の想定する20万キロの使用距離で計算すると…価格差が開くどころか計算上


価格差が縮まるという奇妙な現象が起きます。


このような現象は、最近ではハイブリッドをラインナップする車種では比較的見られる光景ではありますが、純粋な内燃機関において動力性能で勝るグレードが経済性において秀でているという例はほぼあり得ないと思って差し支えないと思います。
しかし、マツダのクリーンディーゼルという特殊なグレードにおいては、これもある意味日常茶飯事の光景といえるでしょう。






そんなわけで、あくまでも机上の計算ではありますが、2グレード間に存在する差額は
理論上50万円がという結論に達しました。

単純な話、私自身が22XDに対して50万円の追い金を出して買うだけの価値を感じられるかどうか、それが最終的に、私の次期愛車を決めるプロセスとなります。

正直言うと、このような堅苦しい愛車選びはあまり好ましいとは思いません。
しかしこれほどまで理詰めで検証しない限り、この2グレードから1台を選び抜くのは至難です。
ここまで僅差の比較となると、どちらを選んでも構わないとも言えるし、どちらを選んでも何らかの形で後悔が残るとも言えます。
それほどまでに魅力的な2台ゆえ、どうしても頭の整理は必要となってきます。



そんなわけで、今回のブログは、上記を念頭に置いた上で金銭的な条件以外の部分を比較していきたいと思います。






比較する前に前提条件のおさらいですが、今回購入する愛車は…


■ 所有者は私
■ 主な使用途は私の通勤及び旅行などの遠出
■ 遠出の際は嫁も運転する事がある
■ 予定使用年数は15年以上
■ 予定使用距離は20万キロ以上


という前提条件、使用条件は変わっておりません。
また、比較グレードは上記でも触れましたが…

15S PROACTIVE

22XD L Package

の2グレードとなります。
とりあえずちゃっちゃと条件比較していきましょう。どうせ長くなるでしょうけどww




■ 動力性能 22XDの圧勝

この部分はもはや議論の必要は無いでしょう。
そもそも車格が全く違うのですから、勝負にならないのは最初から決まっています。
1.5Gも素晴らしいエンジンだとは思いますが、こと動力性能という点において、1.5Gが2.2Dに勝てる道理がありません。そもそもレギュレーションが違いすぎる。

ただし、以前から公言している通り、私にとって動力性能は瑣末な問題です。
ですから正直、1.5Gであれ2.2Dであれ、公道を過不足なく走ることができればどちらでも構わない。
22XDを選ばれる方の多くは、その圧倒的なトルクから来るパワフルな走りに魅了されているのでしょうが、正直私にとっては動力性能はオマケみないなものです。

22XDを購入候補に挙げている人間の中で、その動力性がどうでも良いなどと公言している人間は

恐らく私くらいのもんでしょう(;´Д`)





■ 応答性 (レスポンス) 15SPAの勝利

15SPAが最上級グレードである22XDを凌駕している最大のポイントです。
これはガソリンエンジンとディーゼルエンジンの特性の違いも大いにありますが、ともかく1.5Gとトランスミッションとの連携によるレスポンスの良さは、この価格の車両としては別次元です。

一方で22XDはどこか大味な乗り味である点は否定できません。
アクセラに至るまでに代を重ね、より応答性の高くなったディーゼルを持ってしても、ディーゼル+加給機という構造上、潜在的なタイムラグは決して埋める事はできません。
圧倒的なトルクによる加速は素晴らしいですが、それが応答性とはイコールではないのは乗った経験のある方なら分かると思います。

しかしさすがに圧勝とまではいきませんね。
事実、これまでのクリーンディーゼルや、同時期同車種である15XDと比較しても22XDはより素直で自然な応答性を持ちますから決して悪いわけではありません。
しかし15SPAのまさしく人馬一体と言うべき応答性は、個人的には最大の長所であり、単純に15SPAを切れない最大の要因でもあります。





■ 走行性能(乗り味) 引き分け

走行性能と言っても色々ありますが、ここは乗り味で比較します。
正直互角というか、そもそも間逆のベクトルと言っても過言ではない2車種なので、比較が難しい。

15SPAは軽快で小気味よく、非力ながらもエンジンをブン回して元気に走る車。
一方で22XDは重厚でゆったりと肩肘張らずに、大人の余裕でもって走る車。


私の中ではこういう解釈です。
多くの方は、22XDは爆発的トルクでゴリゴリ飛ばす車という印象を持たれるでしょうが、私の感覚では、大トルクでゆったり余裕の走りをするべき車だと思いました。
アクセラ22XDが、他の2.2D搭載車両と比較してもよりスポーティーな仕上がりになっているのは周知の事実ですが、私が思うにやはりディーゼルはそのトルクを生かした余裕の走りこそが本質であるという結論になります。それはアクセラにあっても例外ではありません。
というか、日本の道路事情が22XDをスポーティーに走らせる事を許さんでしょう。

そういう意味では、持てる性能を余すことなくキッチリ使いきれるのは15SPAです。
前述したエンジンレスポンスもさることながら、そのフィーリングもサウンドも実に素晴らしいのは2日間の試乗で体感済みです。
私が今後、FDに乗っていた頃のようにエンジンをブン回して楽しく走りたいと思ったら、必然的に15SPAを選択することになるでしょう。

一方、大排気量セダンのような、余裕ある大人の走りを実現するのは22XDです。
いい加減いい歳なのだから大人しくゆったりと走ろうという気持ちも私の中にないわけではない。
2000回転で最大トルクを発生させる2.2Dのユニットは、スポーツと言うよりもまさにグランドツーリングカーでしょう。せかせかとアクセルを踏むでもなく、ダラダラと走っていても疲れないところに22XD最大の美点があると思います。


つまり、この2車種は私の今後のカーライフがどうあるべきかという選択まで突きつけているのです。

軽快に、元気に、楽しく走りたいのか?
ゆったりと、余裕を持って、快適に走りたいのか?


こんなもん簡単に決めれるわけねーでしょ(´=ω=`;)





■ 安全装備 引き分け

先日、2016年度自動車アセスメント予防安全評価において最高ランク「ASV++」を獲得したのは記憶に新しいところですが、更に言えば、この分野の先駆者であり牽引者でもあったスバルのアイサイトを抑え、最高得点を獲得するという快挙でもありましたね。
今や国内最高峰と言っても過言ではない安全装備をアクセラは擁しているわけですが…

何が凄いって

22XDでも15SPAでも同等の安全装備が選べること

22XDでは安全装備は標準でフル装備ですが、同時に15SPAにもまったく同等の安全装備をオプションで選択する事が可能になっています。
MC前は、22XDにしか搭載されない安全装備が幾つかあったようですが、安全装備に限っては今回はグレード間での区別が存在しません。(下位グレードは除く)
これはある意味22XDのスペシャル感が薄れたということでもあり、一方で最上級グレードでなくとも最上級の安全装備を手にできるという意味では15SPAが優れていると言えなくもないですが、ここで敢えて優劣をつける必要は無いでしょう。

とはいえ、グレード間による優劣が無い以上、同時に安全装備に関して最上級グレードである22XDのアドバンテージはありません。





■ 贅沢装備 22XDの圧勝

贅沢装備という名のL Packageですww
この項目において、L Packageを選択する事が出来ない15SPAでは全く勝ち目がありません。
同一車種である以上は基本装備はほとんど変わりませんので、あとはいかにして贅沢装備でスペシャル感を演出できるかにかかってくるでしょう。
誰が何と言おうと、15SPAはどう頑張っても廉価版の最上位であり、最上級グレードの22XDと完全に差別化されているのがこの項目と言えます。
せめてL Packageが選択できれば比較のしようもあるのですが…

ここからは22XDの独壇場となります。
まずL Packageのレザーシートを筆頭に、22XDは更に専用の内装で質感を向上しています。
細かなところではドリンクホルダーのスライドシャッター、これも22XD専用ですね。
電動パーキングブレーキも22XDにのみ採用されています。

MC前には革シートにしか設定されていなかった電動シートは、今回より15SPAのファブリックシートでもオプションで選択できるようになりました。
これはステアリングヒーターとシートヒーターもセットになっています。

ちなみにシートヒーターは嫁から最も要望の強かった装備です。
アクセラを何度か試乗した中で、嫁が一番感動した装備のようですね。
基本的に嫁は寒がりなとこきて私が暑がりなので、左右独立エアコンとシートヒーターを併用すれば、お互いが快適な温度に調整できる素晴らしいツールです。


また、ひじょーに地味ですが私個人的に注目している装備はマツダの減速エネルギー回生システム

『i-ELOOP』

デミオやCX-3オプションで設定されていながらも
『燃費向上0.2km/L』 という性能に対して6万円という暴利とも言える価格から、巷では使えない装備として有名なアレです。
ですがこれ、そもそも燃費向上アイテムだと思うからいけないんですよね。
本来は、近年段違いに増えたバッテリーへの電気的負荷を軽減する装備であると考えます。
これの有ると無いとではバッテリーの交換スパンが随分違うとの事ですし、これ地味に維持費にも影響があるのではないかと思います。

ついでに言うと、これを搭載している22XDのエンジンブレーキが非常に私好みです。
15SPAと比較すると結構大きめにエンブレがかかりますので、個人的にはアリです。
15SPAに試乗した際に感じたエンジンブレーキの効きの弱さは、試乗レポートにも書いたとおり気にいらないポイントだったので。

ちなみにこれは22XDのみ標準装備で、オプションでも選択できません。


で、最後はサンルーフですね。
あぁ、これに関しては個人的に思うところがあるのでまた別のブログで触れることにしましょうか。
そんなわけで今回はスルーしますw





■ 利便性 15SPAの勝利

利便性とは何か?単純に何が言いたいかというと、気兼ねなく使えるか否か。
気兼ねなく使えるかどうかの基準においては、先ほどの贅沢装備は逆に仇となります。

まず最も大きな部分はレザーシート。
利便性において、圧倒的に使い勝手が良いのはファブリックシートです。
メンテナンスフリーでしかも寿命も長い。
痛みづらい、汚れても目立ちづらい、最悪汚れてしまってもシートクリーニングで除去し易い。

一方、レザーシートは維持が大変、保護が大変、一度汚れてしまったらどうにもなりません。
ちなみに私がLパケにするならばホワイトレザーになりますので、使い勝手は更に悪化します。
原則ジーンズは色移りしてしまう関係でNGとなりますので、万が一友人を乗せる場合には事前にジーンズ不可と知らせておく必要があります。
仮にジーンズを履いてこなかったにせよ、汚れないか痛まないかと逐一気になってしまいそうです。

しかも山などアウトドアの多い私たちにとって、レザーシートの利便性は足かせになります。
汚れた服で車に乗り込むことも決して珍しくなく、その場合アウトドアを優先するのか車の保護を優先するのか、非常に悩ましいところです。


また、利便性という意味では、ディーゼル特有のDPF再生が大きなデメリットでしょうか。
特に何も考えずに普通に走ればよいガソリンエンジンに対し、ディーゼルは余計な事も気にしなければなりません。
DPFの再生周期なんかもきっと気になってしまうんでしょうね。
大事に乗ろうとすればするほど、余計な事を気にしなければならなくなってしまいます。
FDに乗っていた頃、ブーストかける度にノックレベルを気にしていた頃をリアルに思い出します。


気兼ねせずに乗れると言う意味では15SPAが優位ですね。
特に私たちの使用条件からすると、ファブリックシートの方が向いているのは確実でしょう。
しかし、そこは折角だからレザーシートの車に乗ってみたいという欲求が、話をややこしくしている原因ですね。

まぁ新車で買うわけですから、買ってから数年はどのみち汚さないように、痛めないように気にしながら乗るのは、レザーにしろファブリックにしろ変わりないとも言えますがww





■ 信頼性 15SPAの圧勝

マツダのクリーンディーゼルはパワーと環境性能との両立を実現した素晴らしい技術です。
それは分かっていますが、同時に新しい技術でもあります。
ディーゼルエンジンは耐久性が高い、というのは昔からよく耳にする言葉ではありますが、それがそのままクリーンディーゼルに当てはまるものでしょうか?
答えは、走ってみなけりゃわからない。それが即ち信頼性という中身になります。

私が思うに、10年10万キロならば何ら問題なく走るでしょう。
そもそも私の同僚に、2.2Dで7万キロ近く走っている人がいますが、今現在までこれと言ったトラブルには見舞われていません。
しかしこれが私の想定する15年20万キロになるとどうでしょうか?
今現在、20万キロを走破した2.2Dが存在するのか?あるいは存在したとしてもサンプル数としては極めて少数であろうことは想像に難くない。
また、件の煤の件に関しても、何年で、どのような乗り方で、どのような状態になるのか、そもそも走行に悪影響が出るほどの状態になるのか、それはどの程度の割合で発生するのか、などなど、情報が偏りすぎていてどこに真実があるのか見極める事は難しいです。
良しにつけ悪しにつけ、まだ20万キロ走破できるかどうかという論点においては、信頼に足る情報があまりに不足しています。

不確定要素が多いということは、即ちリスクが高いという事です。


一方、ガソリンエンジンであればよほどのことが無い限り15年20万キロ程度走るでしょう。
直噴であることが、カーボンの堆積に繋がる懸念材料であるという意見もなくはないですが、よほど雑な管理をしない限り、走行不能に陥る事は考えづらい。
そこはガソリンとクリーンディーゼルの信頼性の差と言うやつですね。

ここはぼかしてもしょうがないのではっきり言いますが…
今現在ある情報から、15年20万キロを想定する場合、22XDはどうしても

ハイコストかつハイリスクである事は否めません。





■ 価値観 22XDの圧勝

一言で価値観と言っても、自らが満足する面、または他人に対して誇示する面の両方の価値観というものがありますね。
一般的に車における価値観とは、一種のステータスとしての側面も大いにありますから、外に向けての価値観というのは決して無視できません。

しかし、その点に関して言えば今回のアクセラは22XDであれ15SPAであれ、一般人から見ればいずれもほとんど見分けがつきませんよね。
そもそもマツダ乗りでなければ、アクセラとデミオを見間違えても不思議はないでしょうし。
そういう意味では、外見上22XDがその存在感を誇示することはほとんどありません。
MC前の22XDの方がよほど自己主張していましたね、今回の22XDは本当に控えめになりました。

これを不服とする人も少なからずいるのでしょうね。
折角最上級グレードに乗っているのだから、もっとアピールできる差別化を図るべきであるという考え方もよくわかります。
そういうニーズがあればこそ、最上級グレードには専用のエアロが装着されていたり、専用色が用意されるなどして下位グレードとの差別化を図ってきた過去があるわけですから。



まぁしかし、結論から言いますと



そういうのはどうでも良いですね(;´Д`)



アクセラという車に乗っている事をアピールできる程度のレベルで十分でしょう。
そもそもそこにディーゼルが載っているかガソリンエンジンが載っているかなんて、普通の人は興味が無いでしょうし。高いか安いかなんて尚の事。
強いて言うならば、同じアクセラ乗りが数少ない車両の外見情報からグレードを探り当ててシンパシーを感じるくらいで十分だと思います。


ですが一方で


どうせ乗るなら最上級グレードを


という欲求は、多かれ少なかれ誰しも持ちえる感情ではないでしょうか?
車好きであればあるほど尚更だと思います。
動力性能は必要ない、使いきれないパワーは無駄であると言い切った私ですら、最上級グレードに乗ってみたいという欲求を抑えることができなかったわけですから。

そこには金額的な優劣も、自己顕示欲も介在する余地はありません。
『自分は最高のグレードに乗っている』 という究極の自己満足がそこにあればよい。


その点、22XDは純然たる最上級グレードですね。


押し付けがましい自己アピールがあるわけでもなし。
しかし圧倒的に突き抜けた動力性能と、乗ってる人間にしか分からないであろう微々たる質感の高さ、最上級グレードとしては本当に地味ですが、しかし乗ってる人間にはその価値観が十分理解できるという。
前述したとおり、私はそれほど動力性能にこだわりを持っているわけではありませんが、しかし軽くアクセルを踏んだ瞬間に 『私は最上級グレードに乗っているんだ』 と簡単に実感できる。

これは、いかに15SPAが素晴らしい出来であろうとも、また破格のコストパフォーマンスに優れた優秀なグレードであろうとも、決して越えられない壁です。
なぜならどうあがいても15SPAは最上級グレードではないのですから。

アクセラの頂点を所有するという悦び。
これはお金に代えられない最高の価値観と言えるでしょう。








長くなりました、ここで2グレードの比較を終えたいと思います。

そもそも皮肉な話です。
ランニングコストから算出したシビアな金銭シミュレーションから始まったこのブログですが…

最後の締めの言葉がお金に代えられない最高の価値観ですよ。



舐めてんのかって話ですよね(;´Д`)



とまぁ、相変わらず長くなりましたが…
とりあえず2グレードの特徴も大方出し切りましたでしょうかね。

よくよく考えると地味にもう時間がありません…
あと1週間ほどで正式な見積もりを、新年早々本契約してこなければなりません。
たっぷり時間はあったはずなんですがね…最後の最後でバタバタしてしまいました(´=ω=`;)

いずれにしても、年明け早々のブログでは確定していることになると思います。
いつもこんな長いブログを読んでくださる皆様、本当に感謝しています。

あと少し、どうかお付き合いください(-´▽`-)

Posted at 2016/12/22 23:12:24 | コメント(4) | トラックバック(0) | アクセラ | クルマ
2016年12月18日 イイね!

最終候補アクセラ2グレードを比較する( ゚Д゚)ノ<その1

最終候補アクセラ2グレードを比較する( ゚Д゚)ノ&lt;その1う~ん、鹿島惜しかったですねぇ(;´Д`)

とまぁ全然関係のない話題から入りました、みさわ@アクセラ(仮)ですこんばんわ(*´∀`*)
さて、詳しい説明は不要かと思いますが…
年末年始に買い替える予定の、私の次期愛車。

先日の最終選考にて車種をアクセラに。
一昨日のブログにてグレードを2つに絞りました。




特に一昨日のブログでは、当初予算の関係上購入候補には全く入っていなかった22XD L Packageが、まさかのワイルドカードで最終選考に滑り込んできた為、急遽


15S PROACTIVE

22XD L Package


の2グレードにて選考を行うという、非常に混沌とした状況になってまいりました。

マツダ車に詳しい方なら良くお分かりでしょうが、この2グレードは便宜上アクセラという同一車種でありながら、全く別のキャラクターを持ったグレードになっています。
無論、それに伴い価格も随分違う為、多く場合は予算による消去法でいずれかのグレードに決まるパターンが非常に多いでしょうね。

しかし一昨日のブログで触れたとおり、今回の私の場合予算は不問となった為、より話が複雑極まりなくなってしまいました(;´Д`)

もはやここに至っては今までのような評価による単純比較では勝負になりません。
2台を直接比較してガチンコ勝負で決めるしかないでしょう。











さて、まず大前提を確認しておきましょう。


■ 所有者は私
■ 主な使用途は私の通勤及び旅行などの遠出
■ 遠出の際は嫁も運転する事がある
■ 予定使用年数は15年以上
■ 予定使用距離は20万キロ以上



マツダサイトのかんたん見積もりによる、各車両の各種オプション、諸経費込み税込価格


15S PROACTIVE ¥2,778,336

22XD L Package ¥3,518,432



差額 ¥740,096



両グレード共に2WD MTでの比較となっています。
実際にはここから値引き等が発生し、若干の値段の変動が起きるでしょうが、2グレード間の価格差が劇的に変化する事は無いと思われるのでその点は除外。
ちなみにXDをAWDにする場合、約23万円の増になりますが、ややこしいので今回は除外します。


というわけで、単純な購入価格差は74万円ということになりました。

これに対し、日々必要となる維持費、燃料代やその他諸経費がかかってくるわけですが…
例えば22XDですと燃費も良くまた燃料が軽油になりますので、想定している20万キロを15SPAと走り比べた場合、22XDの方が結構な金額分お得になります。
一方で、税金は22XDの方が高くなりますので、想定使用年数の15年分マイナスとなるわけです。

このように、様々な諸経費を差し引いた金額が、より正確な2グレード間の差額となります。
これを高いとするか、安いとするか、ここから2グレードを比較していく中で明らかにしていくのが今回のブログの趣旨となります。
最終的に算定された差額分の価値をXDに見出せるのであれば22XDで決まりですし、そうでなければ15SPで決定という、まぁ単純なようで難しい話です。
そもそもそう簡単に決められるほど安い買い物ではないので、複雑なくらいでちょうど良いでしょう。


というわけで、まず今日は金額面から比較していきたいと思います。












それでは最初に、最も簡単な諸経費から算出していきましょう。


最も明確に数字が確定している税金ですね。
22XDにしても15SPAにしても、基本的には同一車種ですので、重量税と自賠責は同額です。
差が出てくるのは自動車税。

15S PROACTIVE ¥34,500/年

22XD L Package ¥45,000/年


初年度分は購入金額に乗ってきていますのでこれらを単純に残り14年分で計算しますと…


15S PROACTIVE ¥483,000/14年

22XD L Package ¥630,000/14年


差額 ¥147,000



やはり税金面では車格が上である22XDの方が幾分か不利な結果となりましたね。
一応想定使用年数の15年で算出していますので、もう少し短い期間で乗り替えることになれば、若干差は縮まります。まぁ微々たるものですがw







次に、メンテナンス費用を算出しましょう。

一言にメンテナンス費用と言っても、簡単なオイル交換やエレメント交換から、その他点検費用、また不意の故障に対する費用といった様々な費用がありますね。
それらは乗る環境や状況によって交換スパンも異なりますし、同じ基準で比較するのは少々難しいように思います。
ですから、ここは簡単にマツダのパックdeメンテの金額で比較してみることにします。

まず15SPAと22XDはパックdeメンテのカテゴリが異なりまして…


15S PROACTIVE ミディアムクラス

22XD L Package ラージクラス


にカテゴライズされています。
単純に、購入から先5年間、ぶっ通しでパックdeメンテに加入しますと…


15S PROACTIVE ¥162,800/5年

22XD L Package ¥181,100/5年


これをおおよそ想定使用年数の15年分に換算しますと…


差額 ¥54,900



まぁ概ねこんなところでしょうか。
ちなみに上記の金額には車検の点検費用も含まれています。
当然ですが22XDの方がディーゼルな分高くつくのは当然と言えますね。

しかし、当初74万円だった価格差ですが、じわりじわりと広がってまいりましたね(;´Д`)







さて、次いでタイヤの費用いってみましょう。

アクセラという同一車種ですが、これら2グレードは純正タイヤのサイズが異なります。
これにさらにスタッドレスが加わるわけですが、私が購入した場合のタイヤサイズの予定は…


15S PROACTIVE ノーマル17インチ スタッドレス16インチ

22XD L Package ノーマル18インチ スタッドレス17インチ


となります。
金額に関してですが、単純に価格.comで同一タイヤでの価格を比較してみました。
結果、ノーマルタイヤ及びスタッドレスタイヤを全て交換した際の差額は…


差額 ¥15,000


これをノーマルタイヤ3万キロ、スタッドレス2万キロ程度で交換すると仮定。
想定走行距離20万キロの間に3度交換する計算(初回分は購入価格に反映)になりますから…


差額 ¥45,000


となります。
タイヤに関してはもっと圧倒的に差額が広がるものと思っていましたが…
16インチのスタッドレスと17インチのスタッドレスの価格差がほとんど無かったため、結果として大きく差が開く事がありませんでした。
購入する銘柄やタイミングによっては多少の開きは出るかもしれませんが、まぁそれでも10万以上違うということは恐らく無いでしょう。







さて最後になりましたが、最も金額差が縮まるであろう燃費いきましょう。

言わずもがな、ここまで全て15SPAの経済性の高さを強調する結果となっています。
それも当然と言えば当然で、そもそも車の常識として最上級グレードが、他のグレードと比較して経済性に優れているなどということは基本ありえない話です。
従来であればここに燃費が加わる事で、更に差が広がっていく計算になるはずでした。


しかし22XDの強みは燃費にこそあります。


今までの常識から考えれば、最上級のスペシャルグレードは燃費が悪くて当たり前。
燃費を削って得られる動力性能に対して、どの程度経済性を妥協できるかが最上級グレードを手にする人間の大きな悩みだったはずです。
しかし22XDに至っては、圧倒的なパワートレーンを搭載していながら、他のグレードよりも燃費が良いという現実。15XDには若干及びませんが、その差は0.2km/Lと、まさしく僅差。
しかも15SPAと比較した場合、燃料が軽油とレギュラーで更に価格差が広がる計算になります。

22XDという車は、車格ゆえに余分にかかってしまう費用を

動力性を犠牲にすることなく、燃費でカバーしていく

という今までにないタイプの車と言えるでしょう。





さて具体的な計算に入りましょうかね。

まず2グレード間の燃費性能を比較してみます。
誰もが知ってのとおり、カタログスペック通りの燃費が出ることは基本的にありえないという前提で算出しますので、カタログ燃費に対して80%を実燃費として計算します。(〔〕内はカタログ燃費)


15S PROACTIVE 15.36km/L 〔19.2km/L〕

22XD L Package 17.12km/L 〔21.4km/L〕


という結果になります。
それぞれの想定実燃費で、想定走行距離である20万キロ走った場合の使用燃料は…


15S PROACTIVE 13,021 L

22XD L Package 11,682 L


これを現在の長野県の平均燃料価格、レギュラー124円 軽油97円 で計算しますと…


15S PROACTIVE ¥1,614,604

22XD L Package ¥1,133,154


差額 ¥481,450

















(;Д)゚゚<エェェェ!?



おおぉ、スゲェなwwww

20万キロ走ればおよそ50万円近く、差が縮まってしまうという恐ろしい計算になりました。

20万キロという距離が一般的に考えて現実的な距離かという問題はありますが…
私の場合は一応そこに目標を設定していますので、それだけ走れば50万近く元が取れるというのは数値上は明らかになりました。

果たして実際そこまでの距離はノントラブルで走れるか否かと言った具体的な問題は、また後日別のブログにて検証する事としましょう。
今回は金額のみの問題ですので、あくまでも数値上のシミュレーションです。







さて、ここまでの差額をを全て集計してみますと…









差額 ¥505,546



基本的には22XDは最上級車種で車格としても上ですから、税金や必要経費などに関しては原則的に高くつく事になるということですね。
一方で、燃料代を加味すると22XDの経済性が15SPAを上回り、トータルでは双方の差額を当初より縮めるという結果になったわけです。
ちょっと分かりづらい数字になってしまいましたが…

要するに購入時にはおよそ74万円あった22XDと15SPAとの差額が

およそ50万円まで縮まったという計算です。


おや不思議ww
何かお買い得な感じになってきましたよ(;゚∀゚)
まぁ若干金銭感覚がおかしくなっている点は否定しませんがねww

ここまでは机上の計算ですが、22XDがその経済性を遺憾なく発揮すればその差額は縮める事が可能ということが分かりました。
しかし燃費という項目は他の項目より不確定要素が大きいので、額面どおりに行くとは限りません。
まぁそれを言い出したらキリがないんですけどね(´=ω=`;)


とりあえず今後は、今回算出した差額50万円を基準として、2グレードを比較していくことになります。

2グレードの長所短所を単純に比較し、22XDが50万円分の追い金を払うだけの価値観があると判断すれば22XDに決まることになるでしょう。
一方で15SPAの価値観が高ければ、必然的に50万円分の価値を感じることができないでしょうから、自ずと15SPAに決まることになります。



しかしこれ…本当に決めるの難しいですよ。
ここまできちゃうと逆にどれほど悩んだ結果で、どっちを選んだとしても


何らかの形で後悔しそうです(;´Д`)


Posted at 2016/12/19 19:47:34 | コメント(5) | トラックバック(0) | アクセラ | クルマ

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