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bassfoo1の"5Floor" [フォルクスワーゲン ゴルフ (ハッチバック)]

整備手帳

作業日:2023年4月29日

エアコン修理

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

上級

作業時間 12時間以内
1
ゴルフはエアコンが効かなくなる!
これは定番のようです。
自分のゴルフも、もう何年も前からエアコンの効きが悪い!
しかも設定温度はLo!!常に最低温度に設定!それなのになんか風が冷たくない・・・
とりあえずだましだまし乗ってましたが最近の夏はとても暑く、去年あたりはさすがに日中はもう限界!てところでした。マニホールドゲージでガスの圧力測定したところ、低圧が基準値より低く、高圧が基準値より低い状態。
これはコンプレッサーの圧縮が弱いということらしい・・・致命的状態じゃん!
因みに吹き出し口の風は最低温度に設定しても14°cが限界!
しかも高速で走ってやっとそのくらい・・・停止するとまたぬるく・・・完全にダメ!
2
低圧側が5.6bar(0.6Mpas)
気温により圧力も変化しますが、どうみても高すぎ!!
3
そして高圧側が5bar(0.5Mpas)
こちらは低い!
本当は10~15barくらいじゃないとダメらしい・・・
とにかくコンプレッサーダメ!
と判断!
もう直すしかない!
4
エアコンガスをガソリンスタンドで抜いてもらいに行ってきます。
エアコンガスは大気開放禁止!
5
バラシ開始!
6
どんどんバラシ!
フロントには冷却器が3枚とりつけられています。
一番先頭がエアコンガス(液化した)を冷やす為のコンデンサー、2枚目は
インタークーラー、3枚目がラジエター
といった具合に3枚重ねて取り付けられています。

7
今回交換するパーツはまずコンプレッサー、エキスパンションバルブ、ドライヤーレシーバー、こんなにバラさないといけないのはレシーバーを交換する為!
レシーバーは一番前に取り付けられているコンデンサの横に取り付けられている為!
写真撮り忘れました。
フロントは原型をとどめていません。
8
取り外したパーツも山積み!
9
エキスパンションバルブはバルクヘッドのところについています。
これは室内のエバポレーターのところについている為!
液化したエアコンガスをエバポレーターに霧状にして噴射する為のノズルですね!
10
こんな感じのパーツ!
これに取り付けられているエアコンパイプはトルクス45番のボルトで締め付けられています。
エキスパンションバルブ自体は六角ボルト(4mmかな?うろ覚えです。)でエバポレーターに取り付けられています。
11
コンプレッサーが外れました。
手前に写っているのはオルタネーター、
その下がコンプレッサーが取り付けられている場所。
コンプレッサーはやっぱりフロントのコアサポートを外さないと取り出せないかもしれません。
12
これが取り外したコンプレッサー!
そこそこおおきい!
そしてこいつがエアコンが効かない原因!
実は自分のゴルフはもう20万キロの走ってます。
初年度登録から17年かな?
さすがにこわれても仕方ないでしょう。17年間お疲れ様でした。
13
エアコンの主要パーツ3点を交換!
その他パーツ、フロント周りも全部もとに戻して・・・
いやぁもとに戻すのは大変!
フロント周りはほんとに収まるのか!?
と思いまいしたが、なんとかもどしまた。
構造もわりました。
そしてエアコン経路の真空引きです。
マニホールドゲージを接続して、真空引きポンプを接続!
ガラガラとポンプを回し空気を抜いていきます。
14
低圧側・・・針が0より下を指示しています。
真空状態です。
15
高圧側も真空!
経路を真空にする理由はガスを入れる為と、空気が混入すると空気中の水分が凍結してしまい、経路をふさいでしまう!特にエキスパンションバルブ!
最悪はコンプレッサーが壊れてしまいますね・・・
なのでしっかり空気を抜きます。
10~20分くらいで真空状態になったのでコンプレッサーを止めて、マニホールドゲージのバルブを閉めてさらに10~30分様子を見ます。
マニホールドゲージの針が0に戻っていってしまうようなら、経路にもれがあるということです。
ガスを入れても漏れてしまいエアコンは正しく動作しません。
写真はありませんが、この後エアコンガスを充填していきます。
ガスを入れるところの写真がありませんが、経路に空気が入らないように注意してガス入れていきます。
ゴルフはR134a(冷媒ガス)が525g入れるようにと決まっています。自分は200gのガスを2本と、最後の1本は測りではかりながら、525gになるように充填しました。
16
最初は高圧側から充填開始!
高圧側から入れる理由は圧力スイッチが高圧側にある為、ガスが入ってないとスイッチがONにならずにコンプレッサーが動作しないからです。
ガスが入らなくなったら、エンジンをかけて今度は低圧側から充填していきます。
おー!ガスの圧力もいい感じ!
低圧側1.8bar(0.18Mpas)
高圧側9.5Bar(0.95Mpas)
高圧はもう少し高くてもいいような気もしますが・・・気温によっても変化します。修理した日は20℃そこそこ・・・
でも修理前より低圧側が随分と下がりました。
とにかく低圧側が低く、高圧側が高く!のバランスになりました。

そして肝心な吹き出し口の風の温度!どうでしょう?
おー!!
最低温度は2.6°cにもなりましたが
5℃で落ち着きました。
直ったみたい!!
寒い!!
これなら夏も大丈夫でしょう!!
この車でこんなに冷えたのは初めてですね!
不安も沢山ありましたが
直ってよかった!

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