
山やってるなら、
一度は行きたい北アルプスの「秘境」。
以前に 雲ノ平 には行きましたが、
更に奥地にある 高天原 には行けなかった。
高天原にある温泉に行きたい♨️
…ということで今年こそは行こう❗️
となりました。
ほんとは夏休みに予定してましたが、
急に有休を3日間消化することになり、
このタイミングで行くことに。
夏休み中より空いてるしね😃
高天原(たかまがはら)は北アルプスの最奥にある秘境。
普通に歩いて2日かかります。
今回は、7月30日~8月2日の3泊4日の日程。
富山県の有峰湖にある折立登山口から入山し、
まずは太郎平小屋まで登る。
そして、薬師沢小屋まで行って1泊。
2日目は雲ノ平を経由して高天原へ。
3日目は高天原から岐阜方面に進んで三俣山荘へ。そこから再び富山方面に進路を変えて、黒部五郎小舎へ行き1泊。
4日目は黒部五郎岳に登り、そこから縦走して太郎平小屋まで戻り、
折立へ下山する。
ということで、
折立から入って折立に戻る周回ルートです😙
ヤマレコにも記録投稿しときました!
7月30日(日)

富山県の有峰林道。
登山口の折立まで行ったら、当然駐車場は満車。
臨時駐車場にパンダを置いて、

7時19分スタート。

折立からの登山道は、樹林帯を抜けると展望の良い道になります。
景色も良くて歩きやすいですけど、
真夏は暑くて大変ね💦
10時53分

太郎平小屋 着。
ここで昼メシ補給!
薬師岳を眺めながら、

カレー🍛
まだ先が長いのでしっかり食べておく!
昼メシ食べたら出発。

太郎平小屋からすぐに分岐。
この日は左手の薬師沢方向に向かいます。
最終日に右手の道に戻ってくる予定です👍️

実は、
太郎平小屋までに膝を痛めてしまっていて、
そこから薬師沢に向かう間に、
更にビキッ!と痛めてしまう…😭
痛い足を動かしながら、
果たして最終日まで歩ききれるか不安でしたねー。
13時55分

薬師沢小屋に到着!
辿り着けて良かった…😭

ここは河原に立つ山小屋で、
登山者以外にも、渓流釣り客も泊まってます。
小屋から少し上流に川を上ると、赤木沢という景観も美しい有名な釣りスポットがあるそうです。
この日、釣りをしてた人達の会話によると、
大漁だったそうです🐟️🐟️🐟️

小屋はちょっとだけ傾いてるようです😅
大量に汗をかいたので、
河原でシャツを洗いつつ、身体を拭いて、
足を休めて、

夕食は17時から。

そして、19時過ぎたら就寝…。
7月31日
朝食は5時から(写真忘れた)。
そして5時51分に出発。
2日目はいよいよ、高天原に入ります!

まずは小屋前の吊り橋を渡る。
苦手な人はめっちゃ怖いでしょうね~😙

吊り橋を渡ったらすぐに分岐。
目的の高天原に行くには、
このまま川沿いを歩くか、
雲ノ平を経由して行くか。
で、今回は雲ノ平にも寄ることに。
薬師沢から高天原に向かう川沿いの道は荒れてると情報があり、
川に落ちてる人もたくさんいるので、
どちらかと言えば安全(?)な雲ノ平経由ルートを選ぶ。
雲ノ平に行くなら、まずは急登を登ります。
1時間くらい続く急登。
ここを一度登った人は、できれば二度と登りたくないと不評の道です😅
急なだけでなく、足元の岩が苔に覆われていて、
滑る滑る…。
歩きにくい道を頑張って登って、
7時45分、

ようやく雲ノ平に入る💦
大昔、祖父岳の噴火により流れ出た溶岩によって形成された溶岩台地。
独特の景観を持つ雲ノ平は「最後の秘境」とも呼ばれ、多くの登山者を魅了する…♥️

その中央に立つ、雲ノ平山荘。

綺麗でお洒落な山小屋。
いつも予約いっぱいで泊まるのは困難です…😅
9時10分に着いて、
とりあえず小屋の前で休憩~。

素晴らしい景観です。

高山植物も見頃😙
休憩終えたら、

再び高天原へ進む~。
雲ノ平まで頑張って登ったけど、
高天原までひたすら下りる…😅
11時11分

高天原峠。
薬師沢から川沿いを歩いてくると、ここで合流します。
目的地、高天原山荘まで、あと1時間くらい?

山荘の手前に広い湿原が広がってました。
ここが、「高天原」です。
後ろに薬師岳を望むその美しい景観にしばし足を止めてましたね~📸
12時08分

高天原山荘に到着♪
北アルプスでも最奥にある山小屋の1軒です。

寝床。

お腹空いたので補給。
そして、待望の、

温泉なっしー😆😆😆
山荘から歩いて20分くらいの河原にあります。
河原~。

対岸に露天風呂もあり。
右手は女性専用。
でもここはやはり、

野湯に入る~😙
気持ちいい~♨️
山奥の大自然の中ですから、
ここで裸になるのも抵抗なんてないですね!
みんなその場で脱いで、
湯船にザブーン♨️
歓声をあげてました😆
ちなみに、女性の方も1名来られて、
一緒に混浴~♥️
露天風呂で水着を着てから野湯に来られたのでご安心を😘
山の話をしながら盛り上がりました。
野湯の湯温は熱め。
気象条件や季節によって湯温は変わるそうです。
ずっと浸かってると熱いので、
キツく🔥なったら、川に水浴びに行きました。
この冷水が気持ちいいー👍️
一気にクールダウンしたところで再び熱い湯船にザブーン♨️
これをみんなで繰り返してました😆
うん、整ったね✨😀✨

やっぱり、こういう野湯の気持ち良さを体感しちゃうと、
宿に作られた露天風呂なんかじゃ満足できないんですよね~。
他の山にも野湯はありますけど、
高天原温泉は、
熱い湯船と冷たい川が隣合ってるのが良い❗️
裸でもサッと移動できて、
熱いと冷たいを交互に体感して、整う✨
他の山の野湯だとこの環境(川)がないので、
高天原温泉の気持ち良さは断トツです👍️
こちら成分表♨️
また訪れたい温泉ですね~😙

小屋に戻ったら、とりあえずビール😋
一緒に温泉を楽しんだ皆さんと乾杯して盛り上がりました♪
ハダカの付き合い♨️をした仲なので、話も弾みますね~😙

夕食は17時から。

高天原山荘は、もう数少ないランプの小屋です。
優しくて温かいランプの灯りに照らされながら、
この日も19時過ぎたら就寝…。
翌、8月1日、
高天原山荘を6時05分に出発。
朝風呂もしたかったですけど、
この日もたくさん歩かないといけないので…😅

山荘を出て、最初の分岐。
岩苔乗越へ向かいます。

森を進む…。
この道、荒れてて歩きにくいと、温泉入ってるときに聞いてましたが、
たしかに歩きにくい…。
展望はほとんどないし、
頭に枝が何度も当たるし、
嫌な道~😅

森を抜けたらようやく展望が♪
背後に薬師岳。

ライチョウの親子連れも姿を見せてくれました。
ヒナが近くに寄ってきてくれましたよ♥️

8時55分、岩苔乗越に着いた💦
今度は三俣山荘に向かいます。
稜線を歩くか、
川沿いを歩くか、
で、足を労りたいのと時間短縮の為、
川沿いを歩く。

10時32分三俣山荘に到着!
ここでお昼休憩🍙
休憩終えたら出発。

黒部五郎小舎へ向かいます!

三俣山荘と鷲羽岳を見ながら~👋

前方に黒部五郎岳。
雲行きが怪しいのでやや急ぐ💦

小舎の直前にある急登を下りるのが大変でしたが、
13時10分、無事に到着♪

寝床

腹へった~!
ラーメン最高❗️

夕食は17時から。
翌日は山旅の最終日。
最も長い距離を歩くので、しっかり休みます。
8月2日
朝食は4時30分から。

疲れも溜まってて、
あんまり食は進まないけど、頑張って完食!

5時33分に出発!

黒部五郎岳。
スプーンですくったような、美しいカール地形をもつ山体。

ようやく来れたな~😙

カールの中を歩いて、やがて稜線への急登を登る。

登りきったら、
この後歩く稜線が一気に見渡せます♥️

山頂手前にザックを置いて、軽荷で往復します。

7時23分、黒部五郎岳😸

五郎カールを見下ろす♪

そしてこれから歩く稜線。
ここからの道がとても素晴らしいと言われてるので、
楽しみにしてました。
見てるだけでも素晴らしいねぇ~♥️

なだらかな稜線が続く。
歩きやすくて良いですね😃

この旅、最後のピークへ。
10時09分

北ノ俣岳。

山頂からは、有峰湖や富山湾を見下ろせます。

遠くに槍ヶ岳。

雲ノ平の奥に水晶岳。

前方に薬師岳。

北ノ俣岳からも、なだらかな稜線が続きます。

またライチョウ♥️

11時43分太郎平小屋に戻ってきました!
だいぶガスってきましたね☁️☁️

小屋に着いたら補給♪
ラーメン最高❗️
ニンニクが効いていてウマイ❗️

完食♪
ここから登山口までのエネルギーをしっかり補給しました❗️

で、14時16分に折立に下山~😙
初日に膝を痛めた時はどうなるかと思いましたが、
無事に戻れて良かった~👋
ずっと行きたかった高天原温泉に行けて良かったです。
日本最奥の秘湯と呼ばれるだけあって、道のりは険しかったですけど、
そのぶん、温泉に入った時は感激しましたね😃
また、高天原山荘も居心地の良い山小屋でした。
設備の整った山小屋が増えてきた中、
山小屋ってのは、こういうので良いんだよ!と改めて思っちゃいますね~😙
薬師沢小屋も素朴で良かったな~。
夏休みに歩く予定だった今回のルート。
それを終えた今、
さて、
夏休みはどうしようかと思案中…🤔
今から山小屋の予約をして、
そこからルート設定するのは難しいけど、
また楽しい山旅をしたいと思います。

夏山はまだまだ続く!
おわり
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やまー | 日記
Posted at
2023/08/06 21:55:23