
突然「美術館行かない?」と誘われ六本木ヒルズへ。
美大卒ということで解説を期待されてたみたい。。。。
ごめんなさい。。。実は私、、、、洋画鑑賞は大嫌い。というかピカソとか意味分かんないし。
美大卒とはいえ、洋画の知識、美術史はてんでダメ。解説なんぞ無理。
さらに、綺麗なお人形の絵をみても、しゃーないでしょ。とか思ってたので、誘われて最上階に上って入場する直前までテンションは最低でした。なんで行ったかと言えば、ほんの少し「もしかしたら楽しいかも」という薄い期待があったから。
クリーブランド美術館展
とにかく、入場してみると、、、、
ドガ、モネ、ピカソ、ゴッホ、、、ルノワール、聞いたことある画家の作品がいっぱい。
招待してくれた同伴者に「え?知らないの?」とか「なんでそんなに近くで見るの?」とか数多く突っ込まれつつ、鑑賞。同伴者はほとんど無視で絵に集中する僕にガッカリだった様子。。。。
申し訳ないけど、、絵心なんて、みんなあるし、美大とか関係なし。
遠くで見ても、写真で見たことある絵ばっかりだから意味ないし。(笑)
で、てきとーな感想>>
ほんと、、最高。知識も何もいらない感じ。
あんな絵、恐ろしくて家になんか飾れない!!ってぐらいの迫力。
ま、実際は高価すぎて飾れないけど、何にしても”すごい!”。
筆のタッチだけ取っても、なんというかバランスが凄い。
統一感というか、タッチによって、何かが表現されてたり、
写実的な絵であっても、色彩バランス、背景のバランスが美しい。
もしかすると、街なみ、ファッション、光(海外の日光)、全ての美的感覚、オーラ、
そういったものが全て完璧なのかもしれない。
現代人にも書けるかもしれないが、特に日本人はこの絵を六本木ヒルズに飾っちゃうところからして、こういう絵が産まれる環境作りっていうのが苦手だと思う。
欧州あたりは、いまだにこういう絵が書ける環境があるのに。。。。
自分も小学生の頃から油絵が大好きで、今でも実家には自分の油絵がたくさんあるけど、
あの頃のオイルまみれの匂い、「何か」を一生懸命表現したくて、まるでマスターベーションのように、感情剥き出しで書きなぐった、あの頃の空気を思い出した。
今はどうだろうか?
「感情剥き出しのマスターベーションじゃないんだぞ!」と言われたらお終いだなぁ。(爆)
でも、今の日本に必要なのは、そういうモノなんじゃないかなぁ。。。。
Posted at 2006/11/02 11:29:28 | |
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絵 | 日記