
ブログをアップするのが、かなり久しぶりになってしまいました。
このことも、あのことも、ブログを書くほどでもないかと見送りを続けていると、書くきっかけをだんだんと失ってしまい、悪いスパイラルに陥ってしまいました。
もう、この機会を逃すと書くきっかけがつかめなくなるだろうと。
今回は日中の混雑を避け、短時間で勝負しようとアフター4チケットで入場しました。
朝から入ってしまうと1日中ウロウロとすることは目に見えているので・・・
展示会場が東と西に分かれているので、まずは展示フロアが小さい西展示棟から片付けることにしました。
アウディのブースからスタート。
まず、最初に目に飛び込んだのが黄色い TTS Roadster。
黒い幌のおかげで締まったイメージです。
クーペの乗車定員は4名ですが、ロードスターは2名なのですね。
お隣には同じボディーカラーのS1。
設定は6速MTのみなので、2ペダル派には厳しいクルマです。
最高出力:231ps/7,600rpm
最大トルク:37.6kgm/1,600‐3,000rpm
0-100km/h加速:5.8秒
最高速:250km/h
マニュアル好きなら、これだけの性能が備わっていれば気になるクルマでしょうね。
アウディの中で最も均整なデザインに見えるRS6 Avant。
ツーリングは好きではないのですが、このクルマは格好良く見えます。
フェイスリフト前のモデルには試乗しましたが、素晴らしい走行性能のクルマです。
最大出力:560ps/5,700-6,700rpm
最大トルク:71.3kgm/1,750-5,500rpm
0-100km/h:3.9秒
最高速:305km/h
フェイスリフトしてヘッドライトの意匠が変わっています。
アウディの中で最も人が集まっていたのは、マイナーチェンジしたR8。
V8 4.2ℓのモデルは姿を消し、V10 5.2ℓに一本化されています。
上級モデルのV10 Plusはカーボンのリアウィングが付いて、格好良く見えます。
また、ランボルギーニと共同で開発したボディとウラカンと同じエンジンを搭載しているというだけあって、素晴らしいスペックに仕上がっています。
最高出力:610ps/8,250rpm
最大トルク:57.1kg-m/6,500rpm
0-100km/h加速:3.2秒
最高速:330km/h
ニュルブルクリンク北コース:7分32秒
ルマン24時間耐久レースに出場しているR18 e-tron quattro。
前輪はモーター、後輪はディーゼルエンジンで駆動するクワトロ。
沢山の人が取り囲み、注目を集めていたNissan Concept 2020 Vision Granturismo。
R35 GT-Rを思わせる風貌は次世代スポーツカーのイメージカーなのかと思っていましたが、プレイステーションで生まれたクルマの実写版だったのですね。
前回の東京モーターショーでは目玉だったR35 GT-R Nismo。
鎧を纏ったこのモデルはR35 GT-Rよりも大きく見えます。
ニュルブルクリンク北コース:7分08秒679。
元F1ドライバー ミハエル・ クルム(伊達公子さんの夫)が運転して出したタイムとはいえ、日本のスポーツカーも世界の最高峰として通用することを証明してくれました。
その隣にはフェアレディZ Nismo。
初代フェアレディZ(S30)とは違ってちょっとずんぐりむっくりですが・・・
内装は日産のスポーツカーそのものです。
スカイラインRS(R30)の赤黒ツートンカラーの内装を思い出しました。
乗り込むときにシートを見たらやる気がでそうです。
日産のコンセプトカーIDSの周りには沢山の人が集まっています。
写真で見たときに同じような色合わせで先行するBMW i3みたいと思っていましたが、実物は思いのほか格好は良かったです。
しばらくするとダンサーによるショーが始まり、自動運転のデモンストレーションが行われました。
自動運転に頼ってしまったらクルマの運転が面白くないのではないかという単純明快な疑問が解決できません。
今回、最もときめいたクルマがコスモスポーツ。
ロータリーエンジン復活に合わせて、古のスポーツカーが出てきたようです。
先月、嬬恋村で20~30台でツーリングしているコスモスポーツを見つけたときは、スーパーカーを撮影しようと必死になっているときみたいに童心に戻っている自分に気がつきました。
リアも思い切ったデザインで好感が持てます。
写真では分かりにくいですが、リアガラスもかなり屈曲しています。
製作コストはかなりかかったのではないでしょうか。
マツダで最も注目を集めていたのがMazda RX-VISION。
コスモスポーツやRX-7のようにロータリーエンジンを搭載して歴史に残るスポーツカーになるのでしょうか。
デザインのバランスからいうとFerrari F12 Berlinettaを思わせます。
ちょっと褒めすぎかなあ。
ポルシェ911は991モデルになって「最新のポルシェは最良のポルシェ」という言葉が心に響きます。
GT3の見た目のバランスは最高です。
GT3 RSも見てみたい。
特に、リアのデザインはブラシュアップが重ねられてイイ感じ。
破綻したところがありません。
Cayman GT4は落ち着きのあるシルバーでしたが、もっと明るい色でも良いのに。
ポルシェで一番人気はターボ化した911。
黄色いCoupeとシルバーのCabrioletが飾ってありました。
「なんだ。ただ、911のニューモデルが飾ってあるだけで、尾根遺産もいないよ。」と言っていた若者とすれ違ったときに苦笑いしてしまいました。
クルクルと回ってくれる尾根遺産ならシャッターチャンスありです。
長くなったので、東展示棟は次回に持ち越します。
最後までお付き合いありがとうございます。